クレジットカードの審査に落ちて、なかなかクレジットカードを作れない方は少なくないと思います。
そこで、この記事では独自審査のクレジットカードと審査通過率を上げるコツについてまとめました。
目次
独自審査のクレジットカードとは
独自審査のクレジットカードとは、申込資格や申請フォームの入力内容が一般的なクレジットカードとは異なり、そのカード会社固有の審査判断により発行可否を決める基準のことを指します。
2020年現在、確認できた独自審査基準には以下のようなものがあります。
定職に就かなくてもOK
例えばACマスターカードは「安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方」を申込資格としており、アルバイトやパート収入さえあれば定職(職の安定)は審査上重要視していないことが分かります。
このようなフリーターでも作れるクレジットカードは数種類存在します。
配偶者年収で申込可能
本人収入が無い方でも配偶者年収で申し込めるクレジットカードもあります。
例えばセディナカードのキャッシングのように配偶者貸付けも認めているケースもあります。
このような専業主婦でも作れるクレジットカードも数種類存在します。
世帯年収で申込可能
自宅の家事手伝い等で本人収入も無い場合は、無職でも作れる楽天カードなら世帯年収(親の年収)でも申し込むことが可能です。
無職でも作れるクレジットカードの中でも世帯年収で申し込みできるのは楽天カードくらいでしょう。
学生は収入0で作れる
学生の場合は収入0円でもクレジットカードを作れるので、特に学生におすすめのクレジットカードから選ぶと審査通過率も上がるのでおすすめです。
ブラックリストでも作れる
過去にクレジットカードの滞納やクレジットカードを強制解約された方は原則5年〜10年はクレジットカードの新規契約できません。
ですがデポジットタイプなど「ブラックリストのクレジットカード」もありますので参考にしてください。
クレジットカードの審査に通りやすくするコツ
信用情報に問題が無い方は「支払可能見込額」を最大限に引き上げることでクレジットカードの審査に通りやすくなります。
「支払可能見込額」は「年収」-「年間請求予定額」-「法律で定められた生活維持費(同一生計人数)」で決まりますので、今すぐ増やすのが難しい年収を除いた2つに注目してみましょう。
クレジットカードの審査に落ちる理由と合わせて参考にしてください。
他社利用の債務を整理する
「年間請求予定額」とは1年間に支払い予定のある割賦(クレジット)金額(「指定信用情報機関」に登録された情報)をもとに算出されます。
既に他社のクレジットカード利用や分割払いのショッピングローンがあるなら整理・解約することで、「支払い可能見込額」が大きくなるためクレジットカードの審査も通りやすくなるでしょう。
同一生計人数を1人にする
「法律で定められた生活維持費」は「居住形態」と「同一生計人数」によって決められます。
同一生計人数が多いほど「支払可能見込額」を圧迫し審査に通りにくくなりますので、最も「法律で定められた生活維持費」が小さくなる同一生計人数を1人で申し込めるのが理想です。
居住形態 | 収入・生計を同一とする方の人数(ご本人・別居者も含む) | |||
---|---|---|---|---|
1人 | 2人 | 3人 | 4人 | |
持家かつ住宅ローン無 または 持家無かつ賃貸負担無 | 90万円 | 136万円 | 169万円 | 200万円 |
持家かつ住宅ローン有 または 持家無かつ賃貸負担有 | 116万円 | 177万円 | 209万円 | 240万円 |
キャッシング枠は希望しない
クレジットカードのキャッシング枠は貸金業法の総量規制もあるので、希望せずに申し込むほうが審査がスムーズになります。
キャッシング枠はあとから追加申請もできますので、まずは審査に通ることを重視して申し込みましょう。
独自審査のクレジットカード3選
審査に通りやすくなる条件を確認した上で、独自審査のクレジットカードとして以下3券種を紹介したいと思います。
楽天カード
楽天カードは配偶者年収だけでなく、世帯年収(親の収入)でも申し込めることから楽天カードは無職でも作れる可能性があります。
キャッチコピーは「主婦・学生OK、印鑑・免許証のコピー不要!カンタン申し込みの楽天カード」です。
エポスカード
エポスカードは本人名義以外(家族名義に限る)の銀行口座登録ができるので、学生や主婦でも作りやすいクレジットカードです。
申し込みフォームの業界トップクラスで分かりやすいので、初めてのクレジットカードにも良いでしょう。
ACマスターカード
ACマスターカードは本人に安定した収入があればパートやアルバイト収入でも作れるクレジットカードです。
正規社員でなくても申し込めるので、比較的申し込みしやすいクレジットカードの1つと言えるでしょう。
アコムは「はじめてのアコム」というように一社目のカードローン(クレジットカード)に選ばれることが多いので審査通過率が高いようです。
限度額を希望できるクレジットカードは基本的にないので、ACマスターカードの強みと言えるでしょう。
家族カードはおすすめしない
両親がクレジットカードを持っていれば「家族カード」を作ってもらうのも選択肢の1つですが、家族カードは個人の信用実績にならないため、これからもクレジットカードが作りにくい状況が続いてしまいます。
それでも問題なければ、親に家族カードがおすすめのクレジットカードを作ってもらうのも良いでしょう。
クレヒスの実績を作ろう
クレジットカードを作りやすくするにはきれいなクレヒス(クレジットヒストリー)を積み重ねることが最も重要なことです。
クレヒスを積み重ねてから、おすすめのクレジットカードや還元率の高いクレジットカードなどから理想的な1枚を探していきましょう。
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