ETCカードの紛失/盗難時の対処法！不正利用補償の注意点と再発行手続きまとめ

ポイント還元率が高くおすすめのETCカードも年々充実しており、有料道路や高速道路にとってますます必要不可欠な存在となっています。

この記事ではETCカードの紛失/盗難時の対処方法と再発行手続きについてまとめました。

ETCカードの紛失/盗難時の対処方法

ETCカードの紛失/盗難時の対応は概ね以下の流れで手続きを行います。

紛失時の対応

利用しているETCカードがクレジットカードの追加カードなら、クレジットカードの紛失盗難窓口に連絡します。

ほとんどのクレジットカード会社でフリーダイヤルを設けている上、24時間・年中無休体制で受け付けてしておりますので安心してください。

審査なしで作れるクレジット機能なしのETCパーソナルカードを紛失した場合はETCパーソナルカード事務局に連絡してください。

営業時間が短いため注意が必要です。

電話番号	044-870-7333
受付時間	平日9時～17時

ETCカードの紛失/盗難による利用停止処置はあとからカードが見つかっても解除できません。

もしあとから見つかったとしてもETCカードにはハサミで切断して破棄し、新たにETCカードの再発行を行ってください。

ETCカードの利用停止手続きを済ませたら、次にETCマイレージサービスの利用停止手続きも行います。

紛失時の対応

再発行したETCカードを受け取った後に、登録会員番号の変更の手続きを行うとマイレージポイントの引き継ぎが可能です。

ETCマイレージサービスの利用停止を解除するには「利用停止解除依頼書」を印刷し、必要事項を記入した上でETCマイレージサービス事務局まで郵送しなければなりません。
ください。

紛失/盗難によって不正利用の被害にあったとしても、クレジットカード会社発行のETCカードであれば別なケースを除き、紛失・盗難の届け出日の60日前から損害を補償されますので安心してください。

ただし補償を受けるには所定の手続きと例外について理解しておく必要があります。

不正利用の補償を受けるにはETCカードの紛失/盗難に関する警察への届け出が必須です。

届け出なしに補償されることはりませんので注意してください。

警察への届け出以外にも下記のような書類の提出も必要になります。（状況や各カード会社によって微妙に異なります。）

必要な書類（参考）

紛失・盗難の届け出日の60日前から全ての不正利用被害が対象になるわけではなく、以下のケースに該当する場合は補償されません。

具体的な内容は会員規約に書かれておりますが、主な具体例をピックアップしましたので参考にしてください。

補償対象外	具体例
会員の故意または重大な過失に起因	カード裏面のサイン未記入、テーブルに財布を置いたまま席を離れる（不十分なカード管理）、ETC車載器に挿しっぱなし etc.
会員の故意または重大な過失	カード裏面にサイン未記入、テーブルに財布を置いたまま席を離れる（不十分なカード管理）、ETC車載器に挿しっぱなし etc.
暗証番号の入力を伴った場合	ATMの暗証番号入力が必須のキャッシング/海外キャッシング（故意または過失がないと認められれば補償）
著しい秩序の混乱中に生じた紛失・盗難	戦争・地震・その他自然災害によって紛失/盗難された際の不正利用