「職務経歴書」をつくる際、ハローワークを活用できることをご存知でしょうか?
ハローワークでは、職務経歴書の書き方を教えたり、職務経歴書の添削(手直し)をすることもおこなっています。
ここでは、職務経歴書をつくるときに利用したい、ハローワークの活用法などを紹介します。
目次
そもそも職務経歴書とは?職務経歴書の意味と重要性について
職務経歴書とは、簡単に言ってしまえば自身の経歴をまとめたものですが、以前の職務内容や実績が想像しやすく応募した企業が求める人材なのか?
そのような人材に会ってみたいと思ってもらうためのアプローチとなります。
そのような意味では転職活動においてとても大切なものとなります。
以前職務経歴書についての記事も書いていますので、そちらも参考にしてみてください。
参考:
より質の高い職務経歴書を作成したいなら専門性の高い転職エージェントがおすすめ
職務経歴書や履歴書の添削はハローワークだけではなく転職エージェントでも行なっています。
ハローワークより転職エージェントでの作成がおすすめな理由は2つ。
1つは、アドバイザーが希望の業種に精通しているので、内部の事情にも詳しいことが多いです。
2つめは、職務経歴書を簡単に自動作成してくれるツールなどが豊富です。
そのためそもそもの書き方が分からないという人にもすぐに職務経歴書を作成することができます。
ハローワークと同様、おすすめの転職エージェントを紹介しているのでまずはご一読ください。
ハローワークを活用して職務経歴書を作成するとは?
ハローワークは、厚生労働省の就職支援サービスです。
国が税金で運営していて基本的に無料なので、利用しない手はありません。
転職活動をしている方は、一度は足を運んだことがあるのではないでしょうか?
求人紹介だけがハローワークの役割ではなく、履歴書・職務経歴書の作成の手伝いもしてくれます。
応募するのは自分自身なので、細かい内容は自分で決めることとなりますが、効果的な書き方の「アドバイス」は受けられるので相談してみましょう。
職務経歴書の正しい書き方はハローワークへ
職務経歴書の書き方の解説はネット上でも多くありますが、信頼性としてはハローワークのサイトを参考にするのがベストです。
「ハローワーク 職務経歴書」などのキーワードで検索すれば、わかりやすい職務経歴書の書き方がサイト上で紹介されています。
また、サイト上だけではなくパンフレットも配布しているようなので、それを確認しながら作成しても良いでしょう。
また、厚生労働省ではジョブ・カードを推奨しています。
これは自身の職務の経歴を棚卸しをして職業能力を証明するようなものです。
実際に取り組んでみると見えていなかった自身の強みを再認識出来ます。応募書類の記述にも役立つためオススメします。
参考:ジョブ・カードとは
無料で履歴書・職務経歴書の添削が受けられる
ハローワークに登録すると、転職者一人ひとりにハローワーク担当者がついてバックアップしてくれます。
ハローワークの担当者は、数え切れないほどの転職・就職を斡旋しているので経験豊富です。
履歴書・職務経歴書の内容でわからないことがあったり、さらに良くするためにはどうすればいいか迷ったときは迷わず相談しましょう。
ハローワークの職務経歴書のテンプレートとは?
ハローワークにも職務経歴書のテンプレートがありますが、転職エージェントや転職・求人サイトで提供されているものと比べると正直物足りなさを感じます。
また、全てのハローワークで提供してなく、地域によってもサービスの違いがあります。
ハローワークは仕事に就くための各種のサポートしてくれますので、書き上げた職務経歴書を相談員の方に添削してもらったり、応募書類の書き方セミナーがあれば参加するなど積極的に活用することが良いと思います。
このようなサポートは転職エージェントでも提供していますが、人材を企業に紹介して成り立っていることを考えると、ハローワークは自分のペースで相談して活用できることにメリとがあります。
ハローワークで職務経歴書を添削してもらうべき3つの理由とは?
職務経歴書は、書類審査に通るかどうかが決まる判断材料になるので、添削を受けておいて損はありません。
職務経歴書を添削してもらい、さらに良い内容に仕上げれば、成功する確率はぐっと高まります。
理由1 思わぬミスに気づく
職務経歴書の誤字脱字・ミスなどは採用担当者に悪いイメージを与えてしまいます。
場合によっては、ミスが決定打となって不合格となってしまうことも考えられます。
誤字脱字・ミスは書き上げた本人では気付けないケースも多く、添削を受けて初めて気がつくケースもあります。
第三者に目を通してもらうメリットは大きいでしょう。
理由2 第三者の視点で見ることが出来る
職務経歴書は本来、第三者に読んでもらうためのものです。
実際に採用担当者に提出するまでに第三者に添削してもらうことで「第三者からみるとどうなのか?」を確認しておくという意味合いがあります。
職務経歴書を添削してもらうとわかりますが、「ここを添削するの?」という場所を指摘されることも多く、それこそ書いた本人では気がつけない盲点なのです。
理由3 的確なアドバイスが受けられる
職務経歴書を添削してもらうならハローワークや転職エージェントの利用が一般的ですが、どちらも転職サポートのプロなので明確なアドバイスが受けられます。
どうすれば採用担当者に「刺さる」職務経歴書になるか?という部分は一般人にはわからない部分です。
プロはここを知り尽くしているので頼りになる存在です。
ハローワークで履歴書・職務経歴書の添削を受ける方法とは?
最初は無料で転職支援が受けられるハローワークへの相談がオススメです。
実際にハローワークで履歴書・職務経歴書の添削を受ける場合、どのような流れ・方法になるかを説明します。
職務経歴書を書いてハローワークへ
ハローワークは税金で運営されている国の施設なので、まずは自分で職務経歴書を用意してから相談に行きましょう。
実際に足を運んでみるとわかりますが、近年ハローワークは大混雑です。
「自分でできることはやります」というモチベーションを見せることで、ハローワーク担当者は忙しくても「よし、やってやるか」という気持ちになってくれるでしょう。
ハローワークで求職登録する
実際にハローワークに足を運んでから最初におこなうことは「求職登録」です。
ハローワークはだれでもサービスを受けられますが、簡単な登録が必要です。
求職登録をすると自動的に担当者が1名つくので、担当者に「職務経歴書を作成してみたのですが見てもらえますか?」と伝えれば良いでしょう。
就職支援センターでも添削を受けられる
就職支援センターでも職務経歴書の添削を受けられます。
就職支援センターはジョブカフェなどとも呼ばれ、就職を全般的に支援する都道府県の施設です。
ハローワークが職業紹介を中心にしているのに対して、就職支援センターは就職セミナー・職場体験・カウンセリング・相談など全方面からサポートする施設となっています。
職務経歴書の添削は、どちらかというとハローワークより就職支援センターが向いているかもしれませんが、就職支援センターは施設が少ないのがネックです。
就職支援センターが近くにない場合は、まずはハローワークに足を運んでみましょう。
セミナーに参加する
就職や転職のセミナーに参加して職務経歴書の添削を受けるのも一つの手です。
上述したように、就職支援センターでもセミナーを開催していますし、民間団体のセミナーもあります。
セミナーのメリットは職務経歴書の添削を受けられることだけではありません。
どのようにして転職活動を成功させるかというノウハウを聞けたり、前例からあなたの場合はどのようにすればいいかという適切なアドバイスを受けられることでしょう。
職務経歴書は自信がある人もハローワークで添削する意味とは?
職務経歴書完成後に添削を受けることは、どんな人にもオススメしたいと思います。
ハローワークなら無料で添削を受けられるので、コストをかけずに質を高められる「利用しないと損」なシステム。
ぜひ利用しましょう。
職務経歴書の質を高めるならハローワークへの相談は有力な選択肢です。
ハローワーク担当者がマンツーマンで指導してくれるので、仲良くしておけば職務経歴書を丁寧に添削してくれるでしょう。
おまけに、転職に関して有益なアドバイスを受けられる可能性があります。
職務経歴書の添削が目当てでハローワークに足を運んだのに、さらに良い転職先が見つかったなどというケースもありそうです。
もっと効果的な添削をしてもらうには転職エージェントへ
もう一つの選択肢は、職業紹介や転職支援をおこなっている「転職エージェント」。
ハローワークより求人情報の質が高く、手厚いサービスを受けられる点が最大のメリットです。
求人を出す企業側からの報酬で運営されているので基本的に無料で利用できます。
転職エージェントでは、履歴書と合わせて職務経歴書の添削サポートを行っているところが多いです。
自分の職務経歴書が応募企業に適切かどうか、どこを工夫すればいいか、など自分ではなかなか分からないことを転職のプロの立場でアドバイスしてくれます。
至れり尽くせりである転職エージェントを利用しないのはもったいないですよ!
そこでおすすめの転職エージェントを紹介します。
業界別に専任のコンサルタントが添削してくれるdoda
非公開求人数が80%以上のdoda。
会員登録をすることで多くの求人情報を見れるようになります。
そんなdodaは、転職が初めての人におすすめしたいエージェント。
リクルートエージェントと同様、情報を入力するだけで職務経歴書が自動作成されるツールの用意されています。
他にもさまざまなツールやイベントなどを多く提供しているので、転職に不安がある人は活用してみるといいでしょう。
また、職務経歴書を書くのも面倒!という人は、スカウトサービスも利用しましょう。
スカウトを受ければ書類選考なしで面接の確約がもらえるので、書類にかける一手間が楽になりますよ。
- 業界最大級の求人数を誇る転職サイト
- 若手から中堅層に圧倒的な支持
- 「非公開求人」がdodaの掲載求人数全体の8割
- 職種・業界特化のキャリアコンサルタントの徹底サポート
- 専門サポートの「プロジェクトエージェント」も配置され手厚い対応
- キャリアアップを目指す女性の転職支援のサポート強化
- 年収査定やキャリアタイプ診断、合格診断、レジュメビルダーなどのサポートツールが豊富
職務経歴書のテンプレートを無料でダウンロードできるリクナビNEXT
リクナビNEXTには直接添削してくれるキャリアコンサルタントはいませんが、無料でダウンロードできるテンプレートが用意されていたり、事例集も確認できますので、ご自身のペースで転職活動をすすめたい方に向いています。
転職エージェントと併用することで転職成功率もグッと引き上げることができますので登録は必須です。
- 転職者の約8割がリクナビNEXTを利用している
- 30分かけて自身の強みを分析する「グッドポイント診断」が便利
- 女性・第二新卒者も就職・転職支援のサポート強化
- 設備・工事の技能工から小売・外食まで幅広い職種が強み
- 求人企業や転職エージェントから直接オファーや非公開求人オファーが届く「スカウトサービス」機能が人気
アドバイザーが職務経歴書を添削してくれるリクルートエージェント
業界最大の求人数を取り扱うリクルートエージェントは、職務経歴書の添削にも力を入れています。
提供サービスの一つである「レジュメnavi」は、自分の基本情報や職務経歴を入力するだけで情報に合った書類を自動的に作成してくれるのです。
時系列でまとめるか、業務内容でまとめるか、などと迷うことの多い職務経歴書。
自動でデザインまで選んでくれるのはとてもありがたいですね。
操作も直感的で、またサンプルも表示されるので、書き方で迷うということもないでしょう。
他にも「AGENT Report」というサービスを実施。
エージェントが直接企業に出向いて得た独自情報を得ることができます。
企業の特徴から社風、業界の動向までをまとめてくれるので企業研究の手間が一気に省けますよ。
この他にも多くのサービスを用意しているので、求人を探すだけではなくツール利用の目的だけでも登録してみる価値があるエージェントと言えます。
- 転職支援実績No.1の転職エージェント
- 業界最大級の非公開求人数「16万件以上」
- 新卒や未経験から正社員への転職サポートも充実
- 中国・東南アジア・インドをはじめとした海外企業への転職案件も多い
- 「Personal Desktop」「レジュメnavi」「AGENT Report」など無料で使えるサービスが豊富
親身なサポートが人気のパソナキャリア
25,000人以上もの転職支援実績があるパソナキャリアでは、サポートの質が高いと評判です。
公式サイトからは職務経歴書のサンプルダウンロードが可能。
それをもとに作成し、アドバイザーに添削してもらえば、書類作成に時間を取られることも少なくなりますね。
他にも面接対策や退職方法のノウハウをサイト上で公開しているので、転職活動で困ったことがあれば見てみるといいかもしれません。
女性の転職を手厚く行っているエージェントのひとつなので、転職を考えている女性は気軽に相談してみましょう。
- 転職者後の年収アップ率は67.1%
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- 時間がない方も「スカウトサービス」を使って適した求人通知をもらえる
職務経歴書は転職成功の鍵とは?ぜひプロに添削してもらおう
ここまで、ハローワーク・就職支援センター・転職エージェントなどで職務経歴書の添削が受けられることを紹介しました。
職務経歴書はぜひ添削してもらうべきです。
転職を成功させたい方は、職務経歴書の添削を受けてみてはいかがでしょうか?
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