派遣の面接で聞かれる質問とは？よくある質問や気をつけるポイントを解説！

アルバイトよりも高い時給で働きたい人、自分のスキルを活かしたい人にとって派遣で働くことはとても有効です。
派遣会社に登録を終え、派遣先を紹介されたら面接を受けます。
初めて派遣として働く人にとっては、どんな質問なのか、こちらから質問して良いのか、事前準備はどうするのかとても不安になります。
そこで、派遣先の面接を受ける人のためにどんな質問をされて、そのための対処はどうするのか紹介します。
これから面接を受ける予定の人は参考にしてください。

派遣の面接で聞かれる質問事項とは？
派遣の面接でよく聞かれる質問例とは？
派遣の面接で質問してはいけないこととは？
派遣の面接の質問で気を付けることとは？
派遣の面接で聞かれる質問についてのまとめ
最後にそもそも派遣とは？

派遣の面接で聞かれる質問事項とは？

派遣の面接といえど、必ず聞かれる質問はある程度決まっています。
就職面接で定番の志望動機、この会社におけるキャリアアッププランなど対策を立てやすいものから、以前で働いた派遣先をどうして辞めたのかなどの応えるのに注意が必要なものまであります。
それぞれの対処法を紹介します。

志望動機

志望動機は必ず聞かれる質問の一つです。
どうしてこの会社を選んだのか自分の考えをしっかり面接官に伝えましょう。
けして、派遣会社に紹介されたから、何となく興味があったからなど消極的な答えは避けて、どうしてもここで働きたいという熱意を伝えなければなりません。

キャリアアッププラン

希望先の企業でどんな仕事をして、いずれどうなっていきたいのか聞かれる場合があります。
正社員に登用する制度があれば、正社員を目指していると伝え、自分のスキルを磨きたい人はその旨を伝えましょう。
ここで企業はあなたの職場での働き方を想像しています。
目的意識を持っている人と持っていない人ではその働きぶりが違うので、希望の会社で何を目標にして働きたいのか伝えましょう。

退職理由

派遣を長く続けている人は、2社目、3社目という人がいると思います。
面接官は、退職理由を聞いてその人がすぐに辞めないか判断します。
前職の退職理由が、上司と合わなくて辞めてしまったや残業が多くて大変だから辞めてしまったなどだとしても、それをそのまま伝えてしまってはマイナスの評価になってしまいます。
嘘をつく必要はありませんが、新しい事に挑戦してみたかった、希望の派遣先に興味があったからという前向きな答えを用意しておきましょう。

派遣の面接でよく聞かれる質問例とは？

それでは、ここで派遣の面接でよく聞かれる質問例をいくつか挙げますので、派遣の面接が不安にならないように参考にしてみてください。

「まず自己紹介をお願いします。」
「職務経歴を教えてください。」
「前職の退職理由を教えてください。」
「当社を志望した理由を教えてください。」
「長所・短所を教えてください。」
「仕事をするうえで大切にしていることは何ですか？」
「当社以外で受けている企業はありますか？」
「何か質問ありますか？」

派遣の面接で質問してはいけないこととは？

面接の最後には、こちらから質問を受け付ける企業もあります。
新しい職場で働く上で不安なことを聞いておきたい気持は分かりますが、どんな質問をしても良いというわけではないようです。
そこで、質問をするときに注意が必要な項目を紹介します。

お給料についての質問

お給料は働く上で一番気になることです。
私の時給はいくらですか？と聞いてみたいですが、この質問は避けた方が良いでしょう。
時給は派遣会社と派遣先で決まっているのでお給料の額は、派遣会社と交渉しましょう。
面接官としては、面接の場で答えるような事ではないですし、あなたの印象を悪くしてしまいます。
また、昇進や昇格についても同様です。

職場の雰囲気についての質問

職場の雰囲気と人間関係ですが、この質問は避けておいたほうが良いでしょう。
もし本当に人間関係の悪い職場だったとしても、「人間関係はあまり良くない会社ですよ」といった答えをする企業はありません。
また、その質問をしてしまうと人間関係を気にする人なのかとマイナス印象を与えてしまう可能性があります。
質問をしても良い答えは返ってこない上に、自分の印象を下げるだけになってしまいますので、この質問は避けるべきでしょう。
どうしても気になる場合は、派遣会社の営業担当に聞いたりやネットなどの情報をもとに判断しましょう。

また、残業や休憩時間に関する質問も注意が必要です。
残業はどのくらいか、休憩時間は何分間かなどとストレートに聞いてしまってはあまり印象が良くありません。
「御社の繁忙期、また月のなかで忙しい時期はいつごろになりますでしょうか？前職では○○時間残業をしていました。」というように遠回しの質問をしてみましょう。

墓穴を掘らないことが大切

初めての面接では緊張のあまり上記のような質問をしてしまいがちです。
初対面でマイナスのイメージを与えるより、墓穴を掘らないことを気をつけて質問しましょう。
やはり無難なのが自分のスキルや能力をアピールして、仕事内容について質問ではないでしょうか。
いきなりお給料や待遇などの質問より、熱意をアピールできますし、やる気をみてくれるかもしれません。
面接の基本は仕事についての質問を中心にすれば失敗は避けられるでしょう。

派遣の面接の質問で気を付けることとは？

面接を受ける際に気を付けなければならないことを紹介します。
まず、大切なことは面接は自分を売り込む場だということを意識しましょう。
自分がこれまでの経験してきた仕事を通じて身につけた能力やスキルを積極的にアピールしましょう。

得意なスキルをアピール

自分のスキルや能力をアピールする際に大切なのは、そのスキルや能力を派遣先でどの様に活かしていくか具体的に説明することです。
派遣先の仕事がある程度分かっている場合は、スキルや能力がどの分野で活かせるかある程度把握できますが、ネットなどの情報で分からない場合は、面接を通じて知るしかありません。
しかし、求人の段階で求めるスキルや業務内容はある程度わかるので、それにあわせて対策を行いましょう。

派遣される会社に合わせた能力

今までに身につけた能力やスキルがいかせない派遣先は避けた方が良いでしょう。
せっかくだから今までに経験してきた仕事以外の事に挑戦してみようと考える人がいますが、派遣先にしてみれば即戦力を求めている場合が多いようです。
派遣先で教育を受けて、一から育ててもらおうとしても、なかなか上手くいかないでしょう。
新しい分野に挑戦するより、得意な分野に絞って派遣先を選ぶべきでしょう。

こんな時どうする？予想外の質問への対処法

派遣の面接では、予想外の質問をされる場合があります。
例えば、なぜ派遣の働き方を選んだのですか？という質問は、答えにくいものであり、あなたの自身の考え方を聞いています。
紹介された仕事と照らし合わせて、派遣では職種を選べるから、派遣であれば興味のある御社のような業界を希望できるからと答えれば、同時にアピールも出来るので受けもいい答えかもしれません。

また、あなたの短所はどこですか？という質問も答えづらいでしょう。
長所はすぐに答えられますが、短所は自分のマイナス面を言ってしまうものだからです。
ここで大切なのは、プラスにもマイナスにも捉えられる答えを用意しておくことです。
例えば慎重すぎるところが短所と答えたとすると、ミスが許されない職場で歓迎されるかもしれません。

この様に、事前に準備をしていない質問に対応するために自分の仕事に対する考え方や自己分析を日頃からしておきましょう。

派遣の面接で聞かれる質問についてのまとめ

いかがでしたか？
派遣の面接で聞かれる質問とその対策法を紹介しました。
派遣に限らず就職の面接では、企業の研究と自己分析、自己ピーアールを事前にしっかり準備していることが大切です。
ベースになること決めて、あとは企業に合わせて変えていけば色々な企業に対応することができることでしょう。
また、派遣会社の人に模擬面接をしてもらうなど面接力を磨いていけば、派遣の面接の合格率が上がるはずです。