メール等に、「FYI」と書いてあるのを目にしたことはありませんか?
このFYIって、英語ではFor Your Informationのことなのですが、どういう意味あいで使われているかご存知でしょうか?
こういった略語を知っている方には、当たり前のことなのですが、知らない人にとっては、意味不明で困ることもあります。今日は、この「FYI」について確認しましょう。
目次
「FYI / For Your Information」の読み方大丈夫だよね?
この「FYI」エフワイアイって何?と聞かれるので、「エフアイアイ」と読めば大丈夫だと思われます。
ただ、私は自然と「フワイ」と読みました。すごく読みやすいので。
「FYI / For Your Information」の意味とは?
「FYI」 という略語は、「 For Your Information」の英語の頭文字をとったもので、意味は「ご参考までに」ということです。
「FYI」 は、メールなど相手へのメッセージの文章でよく用いられる表現で、記載した内容は単なる情報提供で、返信や対応などは必要ないということを知らせるために用いられます。
また、IT用語辞典(http://e-words.jp/w/FYI.html)には、インターネット標準の分野では、技術標準を定めたRFC(Request For Standard)のサブシリーズで、標準の策定を目的とせず、標準に関する情報を広く一般に広めることを目的とする文書群を「FYI」としても使われることがあると記載されています。
ビジネスでの「FYI」を使うシーンと使い方
メールで使われる「FYI」の場合、例えば、仕事の時に、あなたの同僚の方は参考になるニュース記事を知っておいたほうがいいだろうと思っていますが、あなたに任せるよという意味あいで、文末に「FYI」と添えられて送られてきて使われます。
忙しい人には、件名に「FYI」●●社の件などと急ぎでなくていいという意味が分かるように、書かれている使われ方をすることもあります。
「FYI」を英語にするなら?
「FYI」 という略語は、「 For Your Information」の英語の頭文字をとったものです。
- この「お知らせ」(FYI)RFCの目的は, IETFがどのように機能するかを新しく来た人に説明することである
- The objective of this For Your Information (FYI) RFC is to explain to the newcomers how the IETF works.
ビジネス上での「FYI」でを使用するときには配慮が必要
ビジネスには、その業界での略語が当たり前に使われることも多いでしょう。特に「FYI」の意味がわかれば、あとで必要な時に読んだ相手に感謝されることも多いでしょう。
しかしながら、メールをやり取りする相手がこれらをすべて理解できるとは限らないということも知っておきましょう。
送り手は「時間があったら読んでおいてください」くらいの軽い気持ちで送ったのだろうが、この用語を知らない受信者は混乱すると思います。
「FYI」の意味を調べるのに、貴重な時間を費やしてしまうことでしょう。「FYI」を文中で初めて使う際は、相手が分かるかどうかを考えるという配慮は不可欠であると言えるでしょう。
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