おすすめのQRコード決済やおすすめのクレジットカードと並び、注目を浴びているプリペイドカードの「Kyash(キャッシュ)」。
この記事ではKyash(キャッシュ)の概要と種類、お得な使い方についてまとめました。
目次
2020年4月7日(火)Apple payに対応!
2020年4月7日(火)よりKyashがApple Payに対応したことで、AndroidユーザーだけでなくiPhoneユーザーもクイックペイが使えるお店でスマホ決済できるようになりました。
Kyash(キャッシュ)とは
KyashとはVISAブランドのバーチャルプリペイドカード、リアルカード、iOSおよびAndroid向けの送金・決済アプリを総称したサービス名です。
スマホ画面に表示されたバーチャルカードがあれば、インターネットショッピングやオンラインサービスの利用、SuicaやPayPayなどの電子マネー・QRコード決済のチャージにも活用することができます。
VISAカード
Kyashは国際ブランドの世界シェアNo.1のVISAプリペイドカードです。
国内だけでなく、海外でも使えるお店やサービスが多いのが特徴です。
3種類のKyashを比較
Kyashには「Kyash Card」「Kyash Card Lite」「Kyash Card Virtual」の3種類が存在します。
それぞれの特徴をまずは一覧表で比較しましょう。
Kyash Card | Kyash Card Lite (現リアルカード) | Kyash Card Virtual | |
---|---|---|---|
発行手数料 | 900円 | 300円 | 無料 |
本人確認書類 | 必要 | 不要 | 不要 |
ICチップ(4桁暗証番号) | ○ | – | – |
Visaタッチ決済 | ○ | – | – |
国内利用 | ○ | ○ | オンライン決済のみ |
海外利用 | ○ | オンライン決済のみ | オンライン決済のみ |
1回あたりの決済上限 | 30万円 | 5万円 | 3万円 ※本人認証なし:5千円 |
月あたりの決済上限 | 100万円 | 12万円 | 12万円 ※本人認証なし:2万円 |
ポイント還元率 | 1.0% | 1.0% 2020年5月1日(金)より0.5% | 0.5% |
Kyash Cardの特徴
「Kyash Card」は決済体験として非常に優れた利便性を手に入れた反面、発行手数料の900円、申し込み時の本人確認書類の提出が2種類必要なことです。
- 海外利用ができる
- 選べる券面デザイン
- Visaタッチ決済対応でスマートな決済体験
- 1回あたりの決済上限、月当たりの決済上限が最も高い設定
Kyash Card Liteは2020年5月1日(金)に改悪へ
国内利用中心であれば「Kyash Card Lite」でも十分役立ちますが、発行手数料の300円に加え、2020年5月1日(金)からポイント還元率が半分の0.5%になってしまうのでネックです。
- 本人確認書類が不要
- 還元率が「Kyash Card」と同率の1.0%※2020年5月1日(金)から0.5%
- 「Kyash Card」より発行手数料が600円も安い
Kyash Card Virtualの特徴
とりあえずオンラインショッピングだけでも良いから無料で作りたい方におすすめなのが「Kyash Card Virtual」です。
Kyash Card Liteを作るなら生涯利用額が60,000円を超えるかどうかで判断すると良いでしょう。
- 本人確認書類が不要
- 1回の決済上限が3万円(本人認証なしだと5,000円)で使いすぎ予防になる
- プラスチックカードの発行がなく管理が楽
Kyashのお得な使い方
Kyashは単体よりもクレジットカードやスマホ決済と組み合わせることでお得に使うことができます。
Kyashをよりお得に使うための活用方法をまとめましたので参考にしてください。
還元率の高いクレジットカードを組み合わせる
Kyashに登録するVISA/マスターカードは還元率の高さで選んだクレジットカードにしましょう。
キャッシュレス消費者還元の対象店舗で使う
Kyashはキャッシュレス消費者還元事業に登録された決済サービスなので対象店舗で利用すると5.0%(フランチャイズチェーンは2.0%)が適用されます。
Kyashの通常還元率や紐付けたクレジットカードの還元も合わせると最大7.0%を超えることも容易です。
Kyash | 1.0%(券種によって0.5%) |
---|---|
クレジットカード | 1.0%〜 |
キャッシュレス還元対象店舗 | 5.0%(フランチャイズチェーンは2.0%) |
合計還元率 | 最大7.0%〜 |
Google Payを利用する
Google Payにおすすめのクレジットカードでも紹介しておりますが、KyashはQUICPay加盟店でGoogle Pay決済が使えます。
2020年4月2日(木)よりGoogle Pay支払いもポイント付与対象になりますしたので、ますます便利に活用できるようになりました。
Kyashポイントについて
100円につき最大1ポイント付与される「Kyashポイント」の使いみちや注意点についてまとめました。
付与上限や還元対象外の取引などもありますので事前に確認しましょう。
使いみち
Kyashポイントは「1ポイント=1円」でKyash残高にチャージして使うことができます。
有効期限
Kyashポイントの有効期限は最終購入日から180日です。
月間付与上限
Kyashポイントは月間12万円の決済利用分までを対象に付与されます。
12万円を超える利用分についてはKyashポイントは付与されません。
ポイント還元の対象外取引一覧
以下に該当する取引にKyashを利用してもポイント付与はありません。
- 売上未確定のままのお取引
- 交通機関へのお支払い(定期券、乗車券、切符、回数券、特急券などの料金)
- 鉄道、バス、モノレール、ケーブルカーなど
- モバイルSuicaアプリでの購入、チャージ
- Google Pay経由によるモバイルSuicaアプリでの購入、チャージ
- 税金のお支払い
- ふるさと納税、税金各種
- 公共料金のお支払い
- 寄付金のお支払い
- 金券、商品券や有価証券等の現金同等物の購入
- また金券、商品券や有価証券等の現金同等物を販売しているサイトでの購入
- 郵便局でのお支払い(実店舗/オンライン)
- 造幣局の販売サイトでのお支払い
- 代金未回収が発生しているお取引
- 本人または第三者による不正利用と弊社が判断したお取引
Kyashの作り方
Kyashの作り方は非常にカンタンで、「Kyash Card Virtual」なら1分程度で作ることができます。
- 手順1KyashアプリをダウンロードまずはスマホにKyashのアプリをダウンロードします。
- 手順2Kyashアプリを起動するKyashアプリをインストールしたら、アプリを開いて「メールアドレスで始める」をタップします。
Facebookアカウントを持っていたら、それでもOKです。 - 手順3会員登録をする「氏名」「ユーザ名」「メールアドレス」「パスワード」 を入力して「完了」をタップします。
住所などの情報はリアルカード発行時に必要になりますが、バーチャルカードだけなら必要ありません。 - 手順4生年を登録するKyashは未成年は親権者の同意を必須としていますので、生年の確認を取っています。
- 手順5SMS認証をする電話番号を登録するとショートメッセージ(SMS)が届きます。
認証するとKyashが利用できるようになります。 - 手順6カードを登録するKyashアプリを開いたまた「ウォレット」タブの「チャージする – カード)(Visa / MasterCard)」をタップします。
「クレジットカード / デビットカードを追加」という項目がありますので、カードの「カード番号」「カード名義人」「有効期限」「セキュリティコード」を登録します。 - 手順7Kyashにチャージするクレジットカードを登録したら、早速カードでKyashにチャージしましょう。
バーチャルカードはオンライン決済にのみ利用できるようになります。
実店舗でも使いたい場合は、リアルカードを発行するかQRコード決済にKyashのカード番号を登録して利用しましょう。
Kyash Cardはアプリ内の専用フォームから
「Kyash Card」と「Kyash Card Lite」Kyashアプリ内にある専用フォームから申し込みします。
「Kyash Card Virtual」と異なり送り先の現住所などの登録が必要です。
本人確認書類
「Kyash Card」を作る方は2種類の本人確認書類が必要です。
1点目は必ず写真付きの本人確認書類が必須で、2点目は1点目を除くいずれかの書類を用意してください。
書類 | 1点目 | 2点目 |
---|---|---|
運転免許証 | ◯ | ◯ |
マイナンバーカード | ◯ | ◯ |
パスポート | ◯ | ◯ |
写真付き住民基本台帳カード | ◯ | ◯ |
運転経歴証明書 | ◯ | ◯ |
在留カード | ◯ | ◯ |
特別永住者証明書 | ◯ | ◯ |
各種健康保険証 | × | ◯ |
Kyashのチャージ方法
Kyashを使うには、まず残高チャージをしなければいけません。
Kyashに用意されているチャージ方法は次の4種類です。
チャージ方法 | 詳細 |
---|---|
クレジットカード | VISAもしくはマスターカードのクレジットカード |
セブン銀行ATM | 24時間手数料無料で1,000円以上から1,000円単位で入金 |
コンビニ末 | ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、サークルK、サンクス、セイコーマートのまつりメディア端末機から申込書を発券してレジで支払い |
銀行ATM(ペイジー) | 銀行ATMもしくはペイジーのオンラインバンキングから3,000円以上で払込手続き |
JCBカードは登録できない
Kyashに登録できるクレジットカードはVISAもしくはマスターカードブランドのみになりますので、JCBブランドのクレジットカードは登録することができません。
VISAやマスターカードは即日発行できるクレジットカードも多いので、Kyashにクレジットカードを登録したい方は参考にしてください。
楽天銀行は対象外
銀行ATM(ペイジー)でチャージする場合、楽天銀行が対象外になっていることに注意してください。
銀行ATMチャージはクレジットカードと異なり、最低チャージ金額が3,000円と高くなっておりますので、小出しにチャージして利用するならクレジットカードがおすすめです。
Kyashのデメリット
クレジットカードのような審査不要で作れる高還元のプリペイドカード「Kyash」ですが、2つだけデメリットを紹介したいと思います。
3Dセキュア未対応
Kyashは3Dセキュア(本人認証サービス)未対応のため、オンラインショッピングの不正利用の一抹の不安を感じます。
セキュリティを重視している方にはおすすめできません。
QRコード決済に登録できない
3Dセキュアに対応していないことから、d払い・au PAY・楽天ペイなど人気のあるQRコード決済に登録できません。
Kyashを活用してお得なキャッシュレス生活を
今のキャッシュレス生活に「Kyash」を加えることでよりお得な生活を手に入れることができます。
複数の組み合わせる楽しさも感じながら、今後のキャッシュレス生活をよりよいものにしてください。
NO KYASH, NO LIFE
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