松竹（9601）の株主優待の内容とは？お得な使い方〜買取情報まで解説

歌舞伎や日本固有の伝統芸能を支え続けている松竹の創業は、1896年（明治28年）です。そんな松竹の株主優待は、映画優待と演劇優待になっています。ここでは、新しい数々の名作や話題作を残してきた松竹株式会社（9601）の株主優待についてまとめました。
株主優待内容を理解して有効活用しましょう！

※2019年2月14日現在

松竹（9601）の株主優待の内容について

松竹の株主優待は、映画鑑賞に利用できる株主優待ポイントが年2回株主優待としてもらえる

・株主優待カードの発行（映画半期優待ポイント：株数に応じて付与）

・映画優待（年2回）※（）内は、1ヶ月の使用可能なポイント数

・演劇優待（年2回）

松竹（9601）の株主優待券の買い方:一般編

松竹の株主優待券の買い方を説明します。
まず、証券口座を開設して株式会社松竹（9601）の株を100株以上取得します。優待を取得する権利が認められると株主優待券をもらうことができます。

一般的には株を購入して権利確定の日に株主としての権利があれば優待をもらうことができ
ます。つまり年間でたった1日だけの株主でも株主優待を受けることができます。

「権利確定日の当日だけ株を持てば優待がもらえるのでは？」と考えるのは間違いですので注意してくださいね。

キーとなるのは「権利付き最終日」です。詳しくは次章でご説明します。

おすすめのネット証券会社

初めて株を始める方におすすめのネット証券会社には、①SBI証券　②楽天証券　③松井証券などがあります。こちらは、以下の表のように、少額の取引なら手数料が無料となります。証券会社は多くありますが、初心者の方はあまり規模が小さな証券会社は避けた方が無難でしょう。

松竹（9601）の株主優待の権利確定は何月？

松竹の株主優待の権利確定月は2月末、8月末です。

また「権利付き最終日」は、3営業日前です（土日の非営業日を挟みません）。株は2月末、8月末日から3営業日前までに購入してください。

以下のように「権利付き最終日」を過ぎてから株を売っても権利は得られます。株を売られる方は「権利落ち日」以降に株を売るようにしましょう。

株主優待の権利確定日は各企業で決まっていますので、事前に各企業のサイトや証券会社などでも発表されていますので調べておきましょう。

権利付き最終日とは？

株式は購入したその日から株主になれるわけではなく、企業から株主としての権利を得るには権利確定日を待つ必要があります。また、株を買ってから3営業日という期間が求められます。このような権利確定日の3営業日前の日のことを｢権利付き最終日｣と呼びます。

権利確定日の直近で株価が高騰しがちですから、購入の際は十分注意しましょう。

松竹（9601）の株主優待券の発送時期は？

一般的に株式優待券の送付は、権利確定から3ヶ月後くらいです。

松竹の株主優待は、5月、11月頃の発送です。

松竹（9601）の株主優待の優待回数は何回？

株式会社松竹の優待回数は、年2回となります。

松竹（9601）の株主優待券の種類は？

松竹の株主優待券の種類は、株主優待ポイントになります。

優待を実施する企業によって、様々な株主優待になっています。ご自身で活用しやすい優待をおすすめします。

松竹（9601）の株主優待の優待利回りと配当利回り

利回りとは投資金額に対してどのくらいお得なのか、株主優待（収益）の割合を示す指標となります。

松竹の場合は、優待利回りは出せません。
配当利回りは、株主のもう一つのメリットですが、2019年の年間配当金は30.00円の予定なので、配当利回りは0.27%です。※2019年2月14日現在

松竹株式会社（9601）の会社概要

松竹は、歌舞伎興行が発祥で映画事業に展開。映画興行中位。不動産賃貸が安定収益となっている。2013年に歌舞伎座新開業。

松竹株式会社の証券コード

松竹の証券コードは「9601」になります。

証券コードとは銘柄コードとも言い、上場企業に割り当てられる4ケタの数字のことを言います。

会社四季報などにも企業名の隣りに証券コードが記載されています。
インターネットを利用して銘柄データを検索するときに、この「証券コード」または「銘柄名」を入力すると企業情報をみることができます。

松竹の株主優待についてのまとめ

松竹の株主優待は、100株以上で株主優待80ポイントが年に2回もらえます。

その株主優待ポイントとは、映画優待10ポイント使用で、映画1回を無料で観ることができます。100株の場合は、80ポイントもらえますので8回無料で鑑賞ができます。

先ほど優待利回りとしては出せませんでしたが、
例えば一般として映画鑑賞をすると1,800円×8回鑑賞=14,400 円×年2回、優待利回りは 28,800÷1,113,000円＝2.58%になります。
ただし、3D映画は30ポイント使用となってしまいますが、年間で4回は無料で3D映画を楽しめますね。

保有株主数が増えると、ポイントの増加に加えてファミリーカードや演劇カードももらえます。最低取得金額は100万くらいですのでハードルは高いですけど、利回りなども数値的に見てみると映画好きな人にとってはなかなか魅力的な優待ですね。