「サミットで買い物しようかな!」
そう思っていても、今年は新型コロナウイルスの影響でなかなか行動に移せなかった人も多いはず。
そこで今回は「しっかり対策すればにサミットを利用しても大丈夫かな…?」と考えている人のために、「サミット」のコロナ対策事情についてインタビューしてきました!
サミットにインタビューしてきました!
今回はサミットの加藤さんと石川さんにインタビューのご協力いただきました!
サミットのコロナ対策事情は!?
コロナによる影響はありましたか?
最近は、新型コロナウイルスに対する慣れというか、世の中の人々の心に免疫のようなものがついてきているように思いますが、緊急事態宣言時の3月~5月は、お客様、社員を含め、見えないもの、わからないものに対する不安感が非常に強い時期でした。
ですので、そういった不安感を極力取り除けるように対策を実施してきました。
例えば、お客様と社員の不安を取り除くために、レジ係はゴム製の手袋をつけて業務を行なうようにしました。
感染対策という面では、手袋着用ではなく、お客様ごとに毎回アルコール消毒する方が適していると考えますが、手袋をして業務をした方がお客様も社員もより安心感を持ってもらえるということで手袋を導入しました。
また、レジ係は最もお客様と接する機会が多いため、業務時に使えるしっかりとしたマスクを会社から支給をしました。
それ以外にも、緊急事態宣言時はマスクや消毒用アルコールを手に入れるのも大変な時期でしたので、社員支援策として業務外で使用するマスクや消毒用アルコールも社員に配布しました。
コロナ以前と以後で特に変化があったことは何ですか?
まず、売上面では緊急事態宣言時の4月・5月や第二波があった7月・8月に特に住宅立地の店舗の売上が上がりました。
逆に、オフィス街や駅前の店舗は、あまり変化がありませんでした。
緊急事態宣言時は、今後の先行きが不透明でしたので、ご自宅の近くで買い溜めされるお客様が多かったからだと思います。
また、学校の休校や在宅勤務をされる方の増加も売上の変化に大きな影響を与えました。
実際に、夕方頃になると精肉コーナーのお肉が全くなくなったということもありました。
ですが、お客様の数という面では明らかに減っています。
これは、感染防止のためお客様の買い物の回数が減っていることや極力少人数でご来店いただくようポスターを掲示していることなどが影響していると思います。
結果として、コロナ以前と比べるとお客様ひとり当たりの購入単価が増加している傾向にあります。
今後、新しい対策を講じる予定はありますか?
基本的な対策は今後も変わらないと思います。
ですが、今年の年末をどう乗り切っていくかは、社内で検討しなければいけない点です。
例年ですと年末年始はお客様が一気に増えますので、どうやって密を避けつつ利用いただくか、極力平準化・分散化できるような仕組みを検討中です。
コロナ流行後にキャッシュレス利用者が増えた印象はありますか?
当社では、過去よりお客様の利便性向上のためキャッシュレス決済を導入しています。
直近では、2019年9月にスマホ決済を導入しました。(クレジットカード決済は1997年、Suicaなどの電子マネーは2013年から導入済み)
コロナ対策としてキャッシュレス決済を導入したのではありませんが、お客様の意識の変化もあり、実態として、スマホ決済などのキャッシュレス利用者は毎月増加しています。
お客様向けのコロナ対策
どのようなコロナ対策をしていますか?
アルコールスプレーの設置やレジガードなど基本的な対策を行なっております。
基本的な対策以外ですと、お客様の声から生まれた対策もあります。
例えば、「設置されたレジ袋購入カードを触りたくない」 というお客様の声を聞いて「レジ袋購入カード」をアプリで表示するという対策を行いました。
また、そもそもレジで袋の有無を確認されることを敬遠されるお客様もいるため、レジ袋が必要なお客様だけレジ袋を取れるように什器の導入も進めています。
それ以外にも、現在はポイントカードをレジ係が受け取らず、ポイントカード裏面のバーコードをスキャンする仕組みにしています。
また、コロナ対策として導入したのではありませんが、当社では全店にセルフ精算レジを導入していますので、レジ係と直接現金をやりとりすることもありません。
これらの対策は、お客様の「生の声」を大事にしているからこそ、導入できた対策だと思います。
- 換気設備の常時運転
- 店舗入口等へのアルコールスプレーの設置
- カゴ・買物カートの取っ手部分の定期的な消毒
(アルコールとペーパータオルを設置し、お客様ご自身で拭いていただく場合もあります) - 精算を待つお客様同士の間隔を確保していただくため、床に待ち位置を表示
- お客様とレジ係との間にレジガード(透明の間仕切り)を設置
- 「レジ袋購入カード」の画像をサミットアプリで配信(カードの設置も継続しています)
- レジ周り(タッチパネル・金銭投入口・釣銭払出口・クレジット決済端末機等)の消毒
- 袋詰めスペースに指先を濡らすための「アルコール入り手ぬらしボール」を設置
- イートインスペースの閉鎖 (店舗により、席の間隔を空けた飲食不可の休憩スペースや袋詰めスペースとして活用)
- キッズスペースの閉鎖
- 有人・無人試食の中止
- 総菜のコロッケ・天ぷら・焼きとり等のバラ販売商品をパック詰め販売に変更
- ホームページでの「混雑時間帯」情報の提供
(現在の混雑状況の目安としてご確認いただけるよう、各店舗ページにGoogleマップの店舗情報へのリンクボタンを設けています)
従業員向けのコロナ対策
従業員向けのコロナ対策はどのようなものがありますか?
当社は、社員の安心安全を何よりも最優先する方針ですので、安心して働ける環境づくりを徹底しています。
まず、従業員が安心して働けるよう、体調不良で休む場合は普通の欠勤扱いではなく特別有給として休んでもらう制度を作りました。
無理して働かなきゃいけないということがないように、また、安心して体調不良であることを申し出できる雰囲気作りをしています。
また、社内に「コロナ相談窓口」を設置しました。
今でこそ、PCR検査はすぐに受けられるようになってきていますが、緊急事態宣言が出た当時は、なかなかPCR検査を受けることができませんでしたよね。
そんな中、体調不良になった現場社員が感染の不安を感じているケースが多かったんです。
ですので、2020年4月末頃から総務部に直通の電話窓口を開設し、体調不良時の対応方法やPCR検査を受けられる病院を紹介できるようにしました。
また、店舗の店長・副店長から社員が体調不良の際に、どういう対応をすべきかという相談も受け付けたりしていましたので、社員の不安を取り除く制度として有効活用できていると思います。
- 全員マスク着用および手洗い・消毒の徹底
- 出社時の検温および記録
- レジ係の手袋着用および各レジへのアルコールスプレーの設置
- 品出し係のビニール製手袋の着用【希望者のみ】
- 品出し係・レジ係のフェイスシールド・アイガード・ゴーグル着用【希望者のみ】
- 朝礼・ミーティング時の従業員同士の距離確保
- 従業員休憩室の常時換気および飛沫防止用アクリルボードの設置
サミットの詳細
サービス名 | サミット |
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サービスURL | https://www.summitstore.co.jp/ |
営業時間 | 店舗によって異なります。 |
定休日 | 1月1日・2日(一部店舗を除く) |
最後に
最後に、いつもサミットを利用しているお客様、そしてインタビューを読んでくださっている読者の皆さんに一言お願いいたします。
サミットは、その時の気分によって使い分けていただくことのできるスーパーです。
「今日は何か料理作りたい!」といった時には様々な商品の中から素材をお選びいただき購入できますし、「今日はちょっと疲れちゃったな..」という時は総菜やベーカリーなどで商品をお好きなものをお選び頂けます。
また、総菜だけではなく、「焼くだけ」や「温める」だけで食べられる半調理品もご用意しております。
例えば、これからの季節に最適なレンジアップ商品や鍋セットは、店内青果部門の野菜や鮮魚・精肉部門で切った新鮮なお魚やお肉を使用しています。
また、鍋セットのために仕入れた豆腐やこだわった調味料を使っておりますので、加熱するだけで美味しく召し上がって頂けます。
ですので、その日の気分に合わせてサミットの商品を味わって頂ければと思います。
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