「現在は海外に住んでいるけど日本のクレジットカードが必要なの。」
海外勤務や国際結婚などで海外在住している方で日本のクレジットカードを作りたい方は少なくないと思います。
ですが、
・そもそも海外在住者はクレジットカードを作れるのか
・審査や更新手続きなど不明点が多い
・受け取りはどうするの?
など、疑問点や不明点が多いと思います。
そこで、この記事では海外在住者でも作れるクレジットカードと審査や更新などの各種手続きについても調べてみました。
目次
海外在住でもクレジットカードを作る方法
海外在住でもクレジットカードを作るには、次の条件が揃っていることが前提になります。
- 日本で受け取ってくれる家族がいる(日本の住所がある)
- 日本の本人確認書類がある(免許証やパスポート)
- 日本の銀行口座がある
- 海外でも連絡を受け取れる電話番号
- 簡易書留で発送してくれるカード会社を選ぶ
クレジットカードは申し込み手続き内容によって、本人確認サービス(ヤマト運輸)、受取人確認サポート(佐川急便)、本人限定受取郵便(日本郵便)のいずれかで発送されますので、受取時に本人と本人確認書類の提出が必要になるケースがあります。
ですが、引き落とし口座設定をオンラインで手続きできるカード会社であれば、簡易書留の発送で本人以外でも受け取れるようになりますので、海外在住者でも作ることが可能です。
まずは、海外在住でも作れるクレジットカードを紹介しますので、その後に詳細について説明したいと思います。
海外在住者でも作れるおすすめのクレジットカード
海外在住でも簡易書留で送ってくれるクレジットカードを紹介します。
楽天カード
- 申し込み時の引き落とし口座のオンライン設定で簡易書留で発行
- 本人確認や在籍確認はあまりない
楽天カードの5,000ポイント新規入会&利用キャンペーンが開催中!2024年8月もお得に決済
2024年8月も楽天カードの5,000ポイント新規入会&利用キャンペーンが開催されています。
入会特典① | 新規入会で もれなく2,000ポイント |
---|---|
入会特典② | 1円以上の利用で もれなく3,000ポイント |
カード概要
年会費 | 永年無料 |
---|---|
申込資格 | 18歳以上 |
発行時間 | 最短3営業日 |
国際ブランド | VISA,JCB,マスターカード,アメックス |
付帯機能 | 楽天Edy,海外旅行保険 |
- 楽天ポイントが貯まりやすい!
- 年会費は永年無料!
- 5と0のつく日は楽天市場でポイント4倍還元!
- 楽天ペイや楽天ポイントとの連携でさらにお得に!
審査について
楽天カードの審査基準と審査落ち原因・理由・落ちた後の注意点について【2024年11月版】エポスカード
- 申し込み時の引き落とし口座のオンライン設定で簡易書留で発行
- 本人確認や在籍確認はあまりない
- 帰国時にマルイにあるエポスカードセンターで即日発行の受け取りでも可能
- レストラン、居酒屋、カフェ、美容院、カラオケでの割引や遊園地、水族館など全国10,000店舗以上の優待特典
- 全国のマルイ店舗で受け取れる即日発行サービス
- 最高2,000万円補償の海外旅行傷害保険が自動付帯
- 初回キャッシング利用は30日間金利0円で利用可能
- 「マルコとマルオの7日間」は10%オフでショッピング
JCBカード
- 申し込み時の引き落とし口座のオンライン設定で簡易書留で発行
- 本人確認の電話連絡あり
- WEB入会&18歳〜39歳限定のJCBカード
- Amazonやセブンイレブン等の優待店舗が充実
- スターバックスカードのオンラインチャージはポイント10倍
- ETCカードの発行手数料&年会費無料
- 最高2,000万円補償の海外旅行傷害保険が利用付帯
- 女性におすすめのJCB CARD W plus Lも用意
三井住友カード
- 簡易書留で発行
- 本人確認の電話連絡あり
- マクドナルド、セブンイレブン、ファミマ、ローソンはポイント5倍
- 対象店舗一覧からポイント2倍で両手できる適用店舗を3つ選べる
- ETCカード年会費は実質無料(初年度無料、年1回以上の利用で翌年無料)
- 最短翌営業日のスピード発行
- 2枚持ち(デュアル発行)が可能
- ICチップと選べる顔写真付きカード発行で不正利用をWブロック
- 最高2,000万円補償の海外旅行保険が利用付帯!+250円の年会費で国内旅行保険の追加付帯と海外旅行保険をグレードアップ可能
JALカード
- 「JALカード入会申込書」で可能※オンライン入会は不可
- JALカードSuicaは不可
- 「お名前」「生年月日」「現住所」「公的機関の発行印」の記載がある本人確認書類の提出が必須
年会費 | 永年無料 |
---|---|
申込資格 | 18歳以上 |
発行時間 | 通常2週間 |
国際ブランド | VISA,JCB,マスターカード,アメックス |
付帯機能 | 提携カードによってSuica,東急ポイント,小田急ポイントが付帯 |
- JALユーザーなら嬉しいフライトで貯まるボーナスマイル
- 学生でも作りやすいJALカードnaviも用意
- 国際ブランドや提携カードが豊富!ステータスや提携店によって選べる券種
- 海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険も付帯(カードランクによって付帯内容が異なる)
- JALカード会員なら国内線特典航空券がディスカウントマイルよりさらに500マイルお得に交換可能
- 年会費3,000円+税のショッピングマイル・プレミアム加入でマイル還元率が1.0%に!!(100円で1マイル貯まる)
- JALマイレージモール経由でAmazonで買い物をすれば100円で2マイル貯まる!!
海外在住者でも作れるおすすめのゴールドカード
海外在住でも作れるゴールドカードも紹介しておきます。
楽天ゴールドカード
- 申し込み時の引き落とし口座のオンライン設定で簡易書留で発行
- 本人確認や在籍確認はあまりない
楽天プレミアムカード
- 申し込み時の引き落とし口座のオンライン設定で簡易書留で発行
- 本人確認や在籍確認はあまりない
SPGアメックス
- 申し込み後に受け取れない理由を電話で説明すると本人確認資料提出用封筒が送付される。返送するとセキュリティパッケージでカードが送られ、本人以外でも受け取りが可能になる。
- 本人確認や在籍確認はあまりない
- SPGおよびマリオットリワードの会員資格「ゴールドエリート」を提供
- 最高1億円補償の海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯
- 毎年の継続ごとにSPGおよびマリオットリワード参加ホテルの無料宿泊特典(一泊一室2名)をプレゼント
- SPG参加ホテルの直営レストランならびにバーの飲食代金が15%オフ
- 貯まったポイントは40を超える航空会社のマイルに交換可能&60,000ポイントのマイル移行ごとに5,000マイルのボーナスも
MUFGカードゴールド
- 申し込み時の引き落とし口座のオンライン設定で簡易書留で発行
- 本人確認や在籍確認はあまりない
JCBゴールドカード
- 申し込み時の引き落とし口座のオンライン設定で簡易書留で発行
- 本人確認の電話連絡あり
海外在住者がクレジットカードの申し込みに必要なもの
再掲になりますが、海外在住の方がクレジットカードを申し込む時は、簡易書留で発行されるカードに絞り込むとともに、次の4つを用意しなければいけません。
- 日本で受け取ってくれる家族がいる(日本の住所がある)
- 日本の本人確認書類がある(免許証やパスポート)
- 日本の銀行口座がある
- 海外でも連絡を受け取れる電話番号
日本で受け取ってくれる家族がいる(日本の住所がある)
まず1つ目は「日本国内に、郵便物が届きそれを受け取ってくれる人がいる住所があること」です。
クレジットカードを海外まで発送してくれるカード会社は、確認できる限りJALカードを除いてありません。(ANAカードは一部の海外銀行と提携カードを発行しています)
発行されたクレジットカードは必ず宅配便もしくは郵便物で送られてきますので、日本国内に必ず送り先がなければいけません。
簡易書留で発送されれば本人確認不要で提出した住所で受け取ることができますので、日本国内に住んでいる家族に相談しておきましょう。
日本の本人確認書類がある(免許証やパスポート)
免許証やパスポートが本人家訓書類として有効になりますが、気をつけなければいけないのは送付先住所を証明できる本人確認書類であることです。
- 免許証
- パスポート
- 住民票の写し
- 健康保険証 など
日本の銀行口座がある
オンライン手続きできる引き落とし口座設定ですが、対象の金融機関は国内の銀行や信用金庫などが対象となります。
そのため、日本のクレジットカードを作るには原則、国内の金融機関の口座開設が必要です。
海外でも連絡を受け取れる電話番号
クレジットカードに申し込むと本人確認の電話連絡を受け取るケースがあります。
本人確認については必ずあるわけではありませんが、申し込み内容とカード会社が紹介した個人情報に差異があると本人確認が行われる可能性が高くなりますので気をつけてください。
海外在住者がクレジットカードの審査で気をつけること
海外在住者の方がクレジットカードの審査で不利にならないように、事前に気をつけたい注意点もまとめます。
海外在住でも作れるクレジットカードを絞り込み、申し込みに必要なものを用意しても、審査に影響する申し込み内容や信用情報であれば水の泡になってしまいます。
きちんと確認しておかないと、せっかく申し込んでもクレジットカードが発行できないということになりかねませんので気をつけましょう。
電話番号はなんでもOK
電話番号欄は日本からの発信に繋がれば何でも構いません。
docomoやソフトバンクなどの日本の携帯電話会社のものでなくても、SkypeなどのIP電話や海外の通信キャリアと契約した電話番号でも構いません。
本人確認の電話連絡の際に本人が受け取れる電話番号であればOKなので、入力間違いに気をつけて申し込みをしましょう。
勤務先は外資企業でもOK
勤務先欄に記入する企業は国内企業でも外資企業でも構いません。
ただし、勤務先の連絡先は国内の電話番号であることが必要なようです。
日本の支店や出張所の電話番号があれば、カード会社の在籍確認の電話連絡にも対応ができますので審査がスムーズになります。
在籍確認は必ずあるものではありませんので、国内の電話番号がなくてもあまり深く考える必要はありませんが、万全を期すなら申し込み後にカード会社のコンタクトセンターに相談しておくと良いかもしれません。
一時帰国中に店頭受け取りのクレジットカードを作る選択肢も
できるだけ確実に日本のクレジットカードを作るなら、店頭受け取りができる即日発行クレジットカードも考えると良いかもしれません。
インターネットで申し込み後に、指定の店頭で本人確認や引き落とし口座の設定も済ませ、当日中に手渡しでクレジットカードをゲットすることができます。
帰国する予定があれば、数時間をクレジットカード作成に充ててみてはいかがでしょうか?
参考即日発行できるおすすめのクレジットカードまとめ【2024年11月版】海外在住者のクレジットカードに関するよくある質問Q&A
最後に、海外在住者の方が日本のクレジットカードについて考える際によくある質問をまとめてみました。
他にも質問のある方は遠慮なくおっしゃっていただければ調べますので、コメント欄に投稿していただければ幸いです。
日本の住民票はなくてはだめ?
日本の住民票が必ずなければいけないということはありません。
ただし、クレジットカードの送付先住所を証明する本人確認書類は必ず用意しなければいけません。
送付先の住所が実家で住民票を移していない方であれば、免許証か住民票の写しが本人確認書類として有効になりますので忘れずに用意しておきましょう。
国際結婚した主婦でもクレジットカードは作れる?
もし配偶者が外国籍の方なら、日本のクレジットカードを作るのは難しいかもしれません。
クレジットカードの審査は国内の信用情報機関の記録を参照しますので、外国籍の配偶者の年収をベースに審査をするのが難しいからです。
国内のクレジットカードを作れる外国籍の方でも「在留カード」か「特別永住者証明書(以前の外国人登録証明書)」の提出を必須にしているカード会社も多いため、外国籍の配偶者の信用でクレジットカードを作るなら海外のクレジットカードの方が作りやすいでしょう。
もしくは自身の年収を証明できるものを用意して自身の信用で作るのであれば、先述した流れで日本のクレジットカードを作ることができますので試してみてください。
海外在住なのにクレジットカードの更新時期が訪れたら?
クレジットカードの更新期限が近づいてきたら、自動更新の上、登録している住所に新たなカードが送られることになります。
更新時は簡易書留で送られますので、本人確認なしに登録住所の家族が受け取ることができます。
もしくは三井住友カードの海外生活ヘルプデスクのようなサービスに加入しておけば、更新カードや利用明細書を海外送付先住所に送ってもらえたりもします。(年会費は4,500円〜7,500円が別途かかります)
ただし、このようなサービスは稀で、基本的にクレジットカードに登録する住所は国内と限定されているケースが多いため、更新期限が近づいたら早めにカード会社のコンタクトセンターに相談するか、家族に受け取りをお願いしておく対応を済ませておきましょう。
海外在住者に適用されるクレジットカードの海外旅行障害保険の条件は?
エポスカードや楽天カードをはじめ、ゴールドカードにも海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードは数多くありますが、海外在住の方は適用条件に気をつけなければいけません。
クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険の適用条件は「日本を出国する以前に指定の代金をカード決済していること」もしくは「カードご加入日(カード発行日)の翌日以降に日本を出発される旅行」が対象となるからです。
そのため、海外在住者がクレジットカードを作った場合、付帯保険を有効にするために一度帰国する必要があるのです。
また、ご存知のかたも多いと思いますが、クレジットカードの海外旅行傷害保険の適用期間は60日〜90日が一般的です。
そのため海外在住者にはあまり役に立たない付帯保険と言えるかもしれません。
海外在住者が日本のクレジットカードを作るなら万全の準備が必要
海外在住者が日本のクレジットカードを作るとしたら、通常の申し込み手順よりも用意するものや気をつけるものが多くなりますし、受け取り人を巻き込むことにもあります。
できれば、海外赴任や海外渡航前にクレジットカードを多く作っておいたり、一時帰国の際に申し込むクレジットカードに目星をつけておくなどして対策をしておくことをおすすめします。
先日エポスカードに申し込みしたところ、審査に落ちました。
申込み内容確認の電話を受けた際、勤務先の日本本社の住所(東京)と自宅住所(地方)が離れている理由を聞かれた為、海外在住者であることを伝えたところ、カード規約に違反している為入会できないとのことでした。
実際に確認していませんが、規約中に日本在住者に限る、という項目があるようです。
日本の銀行が厳しくなりました。
海外居住者の口座維持やサービスが制限され出しました。口座維持出来る銀行でないと、クレカは海外でも使用不可となります。
クレカは保険付帯(自動と任意)を選び、計4枚で一年カバーしてます。2年前、日本で住民票をいれ、
取得しました。本人確認等々うるさかったですね。
国際マネーロンダリングやクレカ偽造など審査が厳しくなりました。海外居住者は銀行選びが重要です。クレカの引き落としが不可となります。
先日、新生銀行より口座解約通知が来ました。12年間海外に居て使用してたのに! 急激に日本非居住者への制限がかかり始めました。
海外剤移住者です。
御サイトを参考に楽天カードを申し込みましたが、落ちました。。。
おそらく勤め先が海外在住者用のフォーマットではなくどう入力しても国内住所しか入力できないためではないかと推測します。ちなみに私は自営業なのですが、日本の住所では屋号もないですし、、、そもそも海外の電話番号が入力できないし、、、という具合です。
勤め先の住所や連絡先はどうされていますか?