この記事ではACマスターカードを滞納すると発生するペナルティと対処方法についてまとめました。
目次
ACマスターカードの滞納で発生するペナルティ
ACマスターカードを滞納すると以下のようなペナルティが発生します。
- 遅延損害金
- 振込手数料
- 利用停止
- 強制解約
遅延損害金
ACマスターカードを滞納すると「遅延損害金」というペナルティが発生します。
「遅延損害金」とは支払いが遅れた日にち分だけ発生する利息となり、引き落とし予定だった金額に遅れた日数×1日あたりの利息手数料が損害金として請求されます。
ACマスターカードの遅延損害金 | |
---|---|
遅延損害金の計算方法 | 引き落とし金額 × 滞納日数 × 遅延損害金の実質年率÷365(※うるう年は366日) |
ショッピングの場合 | 14.6% |
キャッシングの場合 | 20.0% |
振込手数料
ACマスターカードの滞納分を返済するときはATM)もしくは指定口座へ振込しなければいけません。
インターネット返済とアコムATMなら振込手数料は無料ですが、提携ATMからの返済だと遅延損害金と振込手数料で二重の負担になります。
利用停止
滞納はACマスターカードの利用停止が執行される原因の1つでもあります。
状況の改善が見られれば再びACマスターカードを利用できるようになりますので、利用停止期間中の返済をきっちり行いましょう。
強制解約
以前にも複数回滞納していたり、61日(もしくは3ヶ月)以上の滞納が続いている方は、利用停止だけでなくACマスターカードの強制解約が執行されてしまいます。
強制解約は信用情報期間「JICC」に記録されるだけでなく、クレヒス(クレジットヒストリー)にブラックリスト(異動情報)も登録されてしまいます。
新型コロナウイルスの影響で支払いが困難な場合
新型コロナウイルスやそれに伴う非常事態宣言の影響でACマスターカードの支払いが困難になった方は相談窓口に連絡しましょう。
アコム総合カードローンデスク | 0120-629-215 |
---|---|
営業時間 | 9:00~18:00(平日のみ) |
裁判所から支払督促が届いたら
ACマスターカードの滞納が解消されなければ、裁判所から支払督促が送られてきます。
裁判所からの通知を無視することは「ACマスターカードの申立について異議なし」という意思表明になってしまいますので気をつけましょう。
弁護士に相談
裁判所からの支払督促が届けば債務の一括返済をはじめ自身で解決できないことも多々あると思いますので、弁護士に相談すると良いでしょう。
弁護士費用はおよそ5万円程度が相場となります。
一括返済の分割対応も
弁護士を通じて答弁書を提出してもらうことで分割払いの交渉をしてもらうことができます。
それすらも難しい方は債務整理の相談もしましょう。
1回目の滞納を回避する方法
滞納が避けられない方はACマスターカードのキャッシングを活用して、一時的にクレジットカードの支払いを立て替える方法もあります。
それによって次回の引き落とし日まで約1ヶ月猶予期間が生まれますので、その間に支払い方法の変更やお金を用意するなど対処してください。
引き落とし日は6日
ACマスターカードの返済期日は前回支払日の翌日から35日ですが、口座振替の設定をしている方はACマスターカードの引き落とし日は6日(休日の場合は翌営業日)になります。
引き落とし時間までに預け入れしておきましょう。
残高不足に注意
口座振替の方はACマスターカードの残高不足にならないように、銀行口座残高は常にチェックしておきましょう。
再振替はない
ACマスターカードは引き落とし日を過ぎての再振替は行っておりません。
支払いに遅れたらACマスターカードの問い合わせ窓口に連絡して案内に従って支払いを済ませてください。
ちなみに楽天カードの再振替は遅延損害金無料なので、延滞しがちな方は切り替えを検討してみると良いでしょう。
金利0円のキャッシングで立て替えも
ACマスターカードのキャッシングを検討している方には無利息期間がある消費者金融キャッシングがおすすめです。
最短数分から1時間で指定口座へのネットキャッシングもしてくれますので、引き落とし時間ギリギリのときにも役立ちます。
ACマスターカードの滞納を解決する方法
ACマスターカードを滞納し始めると状況が改善するまですごく大変になってしまいますので、そうならないための解決方法をいくつか紹介したいと思います。
支払い方法を変更する
次月の支払いが難しいと思ったらACマスターカードはリボ払い専用なので、毎月の返済金額をミニマムに引き下げるように設定しましょう。
カード会社に相談する
ACマスターカードが払えない状況であれば、事前にカード会社に相談しましょう。
ACマスターカードには返済日の延長、利息分だけの返済などを相談できる「アコム総合カードローンデスク」がありますので、早めにACマスターカードの問い合わせ窓口へ連絡してください。
限度額を減枠する
ACマスターカードを滞納するのは返済能力を超えたお金を使ってしまうことも原因の1つです。
そのためACマスターカードの限度額を最小限に減枠し、必要最小限の限度額に設定しておくことも考えましょう。
1ヶ月の利用金額の決めて無理のない返済計画
ACマスターカードで滞納しないためには事前に利用金額や限度額を調整し、計画的なカード運用をしていかなければいけません。
ACマスターカードとの信頼関係を崩さないためにも、滞納しないように気をつけてください。
コメントを残す