ペイフレックスとは？活用術と手数料、解除方法まとめ

海外でも国内でもお得に活用できるアメックスカードを使い過ぎてしまった時に役に立つのが「ペイフレックス」。

そこで、この記事ではペイフレックスの詳細についてまとめました。

リボ払いがお得なクレジットカードの入会も含めて、ペイフレックスを利用するかどうか決めましょう。

ペイフレックスとは

ペイフレックスとは、アメックスカードで使える「自動リボ」「あとリボ」サービスです。

ペイフレックス あとリボ

ペイフレックス あとリボは、一括払いで購入した商品を後日マイページ上でリボ払いに変更できるサービスです。

各カード会社で展開されている「あとリボ」と同様のサービスとなります。

ペイフレックス（自動リボ）

ペイフレックス（自動リボ）は、事前に設定した金額以上分のカード利用がすべてリボ払いとなるサービスです。

「楽Pay（三菱UFJニコス ）」「マイ・ペイすリボ（三井住友カード）」「スマリボ（JCBカード）」などの自動リボサービスとは少し概要が異なります。

他の自動リボサービスとの違い

他のクレジットカードの自動リボサービスは、毎月の支払金額を設定するのに対し、ペイフレックス（自動リボ）はリボ払いにするカード利用金額を設定します。

例えば、ペイフレックス（自動リボ）の設定金額を1万円で設定した場合、1回で9,999円以下のカード決済分は通常の一括払いで支払い、1回で1万円以上のカード利用分がリボ払いになります。

設定金額は下記の11種類から選択できます。

ペイフレックスの手数料

ペイフレックスでは「あとリボ」「自動リボ」問わず、手数料は14.9%（実質年率）で設定されます。

実質年率とは1日ごとに利息が発生するため、14.9%のクレジットカードは1日あたり「約0.0408％」がリボ残高に対してかかります。

毎月の支払金額

ペイフレックスで毎月支払う金額は、リボ残高に応じて最低金額が決まります。

ペイフレックスの支払いシミュレーション

2万円の商品を購入し、ペイフレックスでリボ払いにする場合をシミュレーションしてみると、総支払回数は7回で手数料合計は738円になります。（利用日や月の日数などで前後します。）

ペイフレックスは繰り上げ・一括返済で手数料を安くできる

ペイフレックスを活用することで毎月の支払い管理がしやすくなるメリットを損なうことなく、かつ金利手数料を低く抑えるには繰り上げ返済がおすすめです。

リボ払い手数料は1日当たりで発生しますので、完済日が縮まれば縮まるほど手数料合計も安く済みます。

一括返済で無用な繰越を避けよう

ペイフレックスの懸念点は、設定金額（毎月の支払金額）以上にクレジットカードを使ってしまった月は元金が減らないため、返済が進まなくなってしまいます。

そうならないためにも、こまめに繰り上げ返済を駆使し、ボーナスなどの大きな収入があった際に一括返済を利用してリボ残高を繰り越さないように工夫しましょう。

設定金額の変更も重要

ペイフレックスの設定金額はいつでも変更可能です。設定金額を1万円にしていたけど、リボ払いが増え過ぎてきてしまっている場合は、設定金額を上げて一括支払の利用分を増やすことも検討してみましょう。

ペイフレックスの解除方法

ペイフレックスの解除はアメックスのオンライン・サービスよりいつでも可能です。下記の手順で手続きを行いましょう。

• 手順1
  オンライン・サービスにログイン
• 手順2
  「カードご利用履歴」を選択
• 手順3
  「各種変更を申し込む」を選択
• 手順4
  「登録を解除する」から手続き

ペイフレックスを上手に活用しよう

リボ払いは手数料がかかるので「もったいない」「危ない/怖い」という反面、1日単位で手数料や支払い回数を調整したり、お得な特典を適用させられるメリットもあります。

理解の浅いままに使うことはおすすめしませんが、アメックスカード利用に慣れてきた方でさらにお得に使いこなしてみたい方はリボ払いも活用してみましょう。