au PAYカードは法人でも作れる？
個人事業主から法人成りを検討していたり、これから起業を考えている方は個人決済と別に事業決済用のクレジットカードを持ちたいですよね。
ですが、
・au PAYカードは法人名義でも作れるのか？
・作れるとしたら審査基準は必要な書類は？
・おすすめのビジネスカードは？
など不明点もあると思います。
そこで、この記事ではは経営者が事業用としてau PAYカードを使えるかどうかについてまとめました。
目次
au PAYカードは法人名義で作れない
au PAYカードは個人向けのクレジットカードであるため、法人名義では作ることができません。
法人名義で作りたいならセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードやオリコのEX Gold for Bizなどの法人専用カードを作らなければいけません。
 |  | |
|---|---|---|
| 初年度年会費 | 22,000円（税込） | 無料 |
| 次年度年会費 | 22,000円（税込） 前年200万円以上の利用で半額 | 2,200円（税込） |
| 国際ブランド | アメックス | マスターカード,VISA |
| 発行時間 | 最短3営業日 | 通常2週間 |
| 限度額 | 30万〜2,000万円 | 10万〜300万円 |
| JALマイル還元率 | 1.125％ | 0.15％ |
| 追加カード | 年会費3,300円（税込）（最大4枚） | 年会費無料（最大3枚） |
| 法人登記簿・決算書 | 不要 | 不要 |
| コンシェルジュサービス | あり | なし |
| freee優待 | あり | あり |
個人事業主なら作れる
法人名義ではau PAYカードを作れませんが、個人名義でau PAYカードを作れますので個人事業主やフリーランスにおすすめです。
- au料金（スマホやauでんきなど）の支払いは1,000円（税抜）ごとに10ポイント＆200円（税込）ごとに2ポイント貯まり高還元
- au WALLETポイントアップ加盟店なら200円ごとに3ポイント以上貯まる
- 最高2,000万円補償の海外旅行傷害保険が利用付帯
- 年間100万円までカード利用で購入した品物を補償するお買物あんしん保険（国内外対象）
- au WALLETアプリが便利！au Payとの相性も抜群
法人名義で作れないau PAYカード
au PAYカードには法人専用のビジネスカードというものがありません。
そのため個人名義で作れるau PAYカードが必要なければ、他社の法人カードを検討するしかありません。
| カード名 | – |
|---|---|
| 初年度年会費 | – |
| 次年度年会費 | – |
| 国際ブランド | – |
| 発行時間 | – |
| 限度額 | – |
| 追加カード | – |
| 法人登記簿・決算書 | – |
法人カードの審査基準
au PAYカードの審査基準は法人だからといって厳しくなるのかと言われれば、実際はそうではありません。
最近は決算書や登記簿謄本不要で作れるビジネスカードも増えたため、以前よりも作りやすい環境だと言えます。
限度額について
ちなみに、個人向けのau PAYカードだと限度額は最大100万円が上限となります。
事業用決済としてクレジットカード使うなら、上限が1,000万円を超えることもある専用のビジネスカードは1枚用意したほうが良いでしょう。
事業内容によって限度額が足りるか分からない方は、個人用/事業用関わらずクレジットカードを複数枚作るのをおすすめします。
| 限度額 | 10万円〜100万円 |
|---|
法人名義の法人カードを使う6つのメリット
法人名義の法人カードを使うメリットは、ポイントの分だけお得になるのに加え、キャッシュフローの健全化や経理の簡略化に一役買ってくれることです。
他にも便利なメリットがありますので6つにまとめました。
- ポイントが付く
- 支払いを遅らせる
- 税金の支払いに役立つ
- 経理上の仕訳が楽になる
- クラウド会計ソフトと相性が良い
ポイントが付く
法人カードで支払えばポイントが付与されますので、ポイント還元率の分だけ支出を抑えることができます。
貯まったポイントでマイルに交換したり必要な備品購入に充てることもできますので、浮いた支出分は自身の収入や活動費などに有効活用すると良いでしょう。
| ポイント付与条件 | 100円＝1ポイント |
|---|---|
| ポイント還元率 | 1.0％〜 |
| ポイント優待 | 特約店でポイント倍など |
支払いを遅らせる
また、法人カードで支払うことによって支払いを遅らせることができるのも大きなメリットです。
クレジットカードによっては毎月末日締めの翌月27日引き落としと支出を60日弱遅らせることもできます。
末締め翌末払いの取引先が多いと思いますので、その入出金サイクルと合わせることはキャッシュフローを考える上でも重要になります。
| 締め日 | 毎月末日 |
|---|---|
| 引き落とし日 | 翌月27日 |
税金の支払いに役立つ
自身の想定していた以上に、税金の納付金額が高くて焦る経営者の方は意外と多いです。
今はクレジットカード払いできる国税・地方税も増えてきましたので、税金の支払いでもポイントが付き、なおかつ支払いを遅らせられるのは便利だと思います。
| 主な税金 | |
|---|---|
| 住民税 | 6月末日・8月末日・10月末日・翌年1月末日 |
| 個人事業税 | 8月末日・11月末日 |
| 所得税 | 3月15日まで（その年の確定申告期限日まで） |
経理上の仕訳が楽になる
法人カードを事業用のカードとして利用していれば、私的な利用と区別することが容易になりますので経理が楽になります。
追加カードも利用すれば社員の経費処理も楽になる上に、ポイントも集約できますのでお得になります。
クラウド会計ソフトと相性が良い
現金払いでもらう領収書と違い、法人カードで支払った分は利用明細としてデータ保存されます。
その利用明細はCSVファイルやPDFファイルで保管できるのはもちろん、クラウド会計ソフト（freeeやマネーフォワードクラウドなど）と連携することで仕訳が自動化できます。
紙の領収書だと煩雑な作業だった経理時間を大幅短縮できますので、浮いた時間を事業と向き合えることに使えるので一石二鳥です。
法人カードによくある質問Q＆A
法人カードによくある質問をまとめました。
この記事で解決できなかった疑問があれば、遠慮なく記事下のコメント欄より投稿していただければ回答させていただきます。
法人名義の銀行口座以外でも引き落としに設定できる？
法人専用の法人カードに登録できる引き落とし口座は法人名義でなければいけません。
個人名義で作りたい方は、個人用のau PAYカードを申し込むと良いでしょう。
au PAYカードに法人口座を登録できる？
残念ながら、au PAYカードの引き落としに法人口座を登録設定することはできません。
どうしてもau PAYカードを事業決済用に使いたい場合は、専用の個人名義口座を別に用意すると良いでしょう。
審査に必要な書類は？
法人専用のビジネスカードであっても商業登記簿謄本や登記事項証明、決算書は不要です。
あくまでも必要な書類は本人確認に使われるものですので、免許証やマイナンバーカード、パスポートなどが用意できれば問題ありません。
なかには法人格のビジネスカードを作る場合に登記簿謄本や決算書を求めるものもありますので、必要書類の項目も気をつけて確認しておきましょう。
法人におすすめのクレジットカード
最後に一般カードのau PAYカードではなく、法人名義で作れるクレジットカードを何枚か紹介します。
ビジネス支援のサポートや付帯特典が充実しており、年会費も経費で落とせますので、事業規模によって検討することをおすすめします。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- 個人与信でも作成可能！引き落とし口座は個人/法人どちらも可
- SAISON MILE CLUB（セゾンマイルクラブ）が年会費無料でJALマイル還元率は1.125％!!
- 最短3営業日発行だから急ぎのときも助かる
- 最高1億円補償の海外旅行傷害保険や国内旅行保険が付帯
- プライオリティ・パスが年会費無料で使える（通常年会費429米ドル）
オリコ EX Gold for Biz
| 年会費 | 初年度無料 |
|---|---|
| 申込資格 | 法人代表者または個人事業主 |
| 発行時間 | 2週間程度 |
| 国際ブランド | マスターカード |
| 限度額 | 最大300万円 |
- 5回以上の利用で1,000ポイント
- 携帯電話料金もしくは電気料金の支払いで1,000ポイント
- キャッシング枠の設定で1,000ポイント
- 上記いずれか2つ以上達成で1,000ポイント
- 期間中10万円以上の利用で抽選で3,000ポイント
- 年会費初年度無料＆翌年以降も2,000円の高コスパビジネスゴールドカード
- 起業1年目の経営者も独立1年目の個人事業主も作りやすい
- ポイントが貯まりやすく、支払いや納税もお得に
- コンタクトレス決済、iD、QUICPayのトリプル搭載
- 代表者の本人確認書類だけで申し込み可能
三井住友ビジネスカード for Owners
| 年会費 | 初年度無料 |
|---|---|
| 申込資格 | 法人代表者または個人事業主 |
| 発行時間 | 通常2週間程度 |
| 国際ブランド | VISA,マスターカード |
| 限度額 | 最大500万円 |
- 最大10,000円相当のVJAギフトカードもらえる入会キャンペーン
- クラシック、ゴールド、プラチナと事業規模の応じて選べるビジネスカードランク
- セブンイレブン、マクドナルド、ファミマ、ローソンならポイント5倍
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- 本人確認書類のみで申込可能！（登記簿謄本不要）
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