この記事ではメンタリストDaiGoさんの著書『知識を操る超読書術』についてご紹介していきます。
特記事項
基本的にはすべて読んだ本を中心にピックアップしています。また概要のまとめは主観も交じっていますのでご了承くださいませ。目次
『知識を操る超読書術』メンタリストDaiGo
書籍 | Amazon / 楽天ブックス |
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YouTubeのチャンネル登録者数226万人(2022年9月現在)の超有名人・インフルエンサーであるメンタリストDaiGoさん。そのDaiGoさんの読書術に関するノウハウが詰まった一冊です。
読書の質を高める3つの準備
①メンタルマップ | ・なぜこの本を読もうと思ったか? ・この本から何を得たいか? ・読んだあとどうなりたいか? |
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②キュリオシティ ギャップ | 知ってる知識と知らない 知識の差を意識しておく。 左ページに知ってること 右ページに興味のある見出しを書く。 |
③セルフテスト | 10のチェック項目とその対策 |
まず読む前にこれをおこないます。
理解力と記憶力を高める5つの読み方
①予測読み | プレディクティング(Predictng) 書籍をスキミングし予測を記録する。 (タイトル、著者、目次、帯など) 読み終わった後に 本の内容と比較する。 ※興味のある見出しから読むことは◎ |
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②視覚化読み | ビジュアライジング (Visualiziing) 読んだ本の内容を頭で想像し 映像(ビジュアル)に膨らませる。 「前提、解説、結論」をひとまとめ した論理構造でまとめる。 |
③つなげ読み | コネクティング(Connecting) ・Text-to-Text ・Text-to-Self ・Text-to-World 本を読みながら 知識・体験・世の中の出来事を 思い浮かべ結びつける。 ※特に覚えたい、理解したい部分で使う |
④要するに読み | サマライジング (Summarizing) 1.章ごとにざっくり要約してしまう 2.優先順位をつけて 絞り込み頭に刻む。 |
⑤しつもん読み | 著者にツッコミをいれつつ対話する 仕掛けていく読み方 内容の理解度を高めるため 最も役立つテクニック |
知識を自在に操る3つのアウトプット
著名な理論物理学者アルベルト・アインシュタインは
「6歳の子どもに説明ができなければ、理解したとは言えない」
という言葉を残しています。これは読書にも当てはまると著者はいいます。
そのポイントは2つ
- 本から得た知識を定着させ、自分や周囲の人のために役立てること
- 読んでいて「これはいいな」と思った方法を実践し、習慣化すること
を上げています。その2つのポイントを実現するためのテクニックが紹介されています。
①テクニカルタームで 聞き手の心をつかむ | 最初にテクニカルターム (いわゆる専門用語)を短めに 投げかける |
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②SPICEで 説得力を上げる | 人をその気にさせる 説得の公式 |
③思想書と科学書の ダブル読み | ・思想は古典を繰り返し ・科学は最新の本や論文 |
SPICEとは
SPICEとは
- Simplify(単純化)
- Perceived(私的利益感)
- Incongruity(意外性)
- Confidence(自信)
- Empathy(共感)
の5つの要素です。
【感想】図や事例も豊富
各手法の説明に図や事例・データなども補足されていて納得感があります。
またまさに僕自身がDaiGoさんのテクニカルタームに引き込まれ次々と読み進められます。
コラムもおもしろい
コラムでは睡眠や運動など直接読書とは関係ないテーマも読書の効果向上につなげて書かれてます。
こちらも一冊読みやすくするDaiGoさんの工夫であり優しさであると感じます。
書籍内で引用・紹介されている本も読みたくなる
書籍内では『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』や『ヒルガードの心理学 第16版』なども紹介されておりあらためて読みたくなりました。
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