STORES決済(旧Coiney)はコイニー株式会社が運営するキャッシュレス決済サービスです。
昨今、クレジットカードやコード決済などのキャッシュレス決済が急激に普及している中で、STORES決済(旧Coiney)は今後、普及が加速することが予想されます。
そこで、STORES決済(旧Coiney)とはどんなサービスなのか?を解説するとともに、STORES決済(旧Coiney)の手数料について、わかりやすく解説します。
目次
STORES決済(旧Coiney)とはどんなサービス?
Coiney(コイニー)は中国人観光客にも対応できるWeChat Payを導入できる決済事業者です。 他にも主要国際ブランド、交通系電子マネー導入できますので、キャッシュレス決済の導入を検討している方はCoineyも検討しましょう。初期導入費 | 無料 | 月額固定費 | 無料 |
---|---|---|---|
決済システム利用料 | 3.24%〜3.74% | 入金手数料 | 10万円未満:200円 10万円以上:無料 |
締め日 | 月6回 | 入金タイミング | 月6回払い |
加盟店手数料3.24%の対応ブランド | VISA、マスターカード、アメックス、セゾンカード、交通系電子マネー、WeChatPay | ||
加盟店手数料3.74%の対応ブランド | JCB、ダイナース、DISCOVER | ||
対象外の決済ブランド | Apple Pay、Google Pay、iD、QUICPay、WAON、nanaco、楽天Edy |
まだまだ一般知名度は低いSTORES決済(旧Coiney)ですが、今後はSTORES決済(旧Coiney)を導入する企業が増えることが予想されますね。
STORES決済(旧Coiney)の導入キャンペーン
STORES決済(旧Coiney)では、現在、決済端末代が0円で決済手数料も実質2.16%になるキャンペーンを実施しています。
これは、STORES決済(旧Coiney)申込みの際に、キャッシュレス・消費者還元事業の登録申込みをすることでカードリーダーが0円で導入できるキャンペーンです。
合わせて、決済手数料も2019年10月〜2020年6月末まで決済手数料が実質2.16%となります。
STORES決済(旧Coiney)の導入を検討している事業者の方には、かなりお得なキャンペーンですので期間中の申込をオススメします。
参考キャッシュレス消費者還元事業(ポイント還元事業)とは?2020年6月30日(火)までタダノリキャンペーン
キャッシュレス・消費者還元事業の対象外の方でもカードリーダーが0円になるタダノリキャンペーンを実施しています。
新規でのSTORES決済(旧Coiney)申込み、かつ、2020年5月31日までに審査を通過すれば、1台19,800円(税別)のカードリーダーが0円で借りられます。
STORES決済(旧Coiney)の手数料は?
STORES決済(旧Coiney)を導入すると様々なメリットを受けられますが、気になるのはコスト面という方が多いかもしれません。
STORES決済(旧Coiney)の手数料はクレジットカードの国際ブランドによって異なりますが、3.24%〜3.74%となります。
ただし、キャッシュレス・消費者還元事業に登録すれば、2019年10月から手数料が実質2.16%になりますので、試験的にQRコード決済を導入してみたい方にはおすすめですね。
初期導入費用はキャンペーンを使えば0円
STORES決済(旧Coiney)の初期導入費用は、導入キャンペーンを利用することで0円となります。
また、キャッシュレス・消費者還元事業の対象外でも、期間限定でカードリーダーが実質0円になるキャンペーンを実施中ですので、お得に導入準備が可能です。
月額固定費も0円
STORES決済(旧Coiney)は月額固定費もかかりません。
キャッシュレス決済サービスでは、専用端末を導入するために、月額固定費がかかるサービスもありますので、地味に嬉しいポイントです。
決済手数料は決済方式によって異なる
STORES決済(旧Coiney)はクレジットカードのブランドによって決済手数料が異なります。
手数料 | 対象サービス |
---|---|
3.24% | VISA、Mastercard、アメックス、セゾン、 Suicaなどの交通系電子マネー、WeChatPay |
3.74% | JCB、ダイナース、ディスカバー |
ただし、キャッシュレス・消費者還元事業に登録すれば、決済手数料2.16%になりますので、手数料が高すぎるということはないかと思います。
クレジットカードの決済手数料は非課税
STORES決済(旧Coiney)は、クレジットカードの決済手数料が非課税となります。
ただし、電子マネーやQRコード決済などは課税対象となるので、注意が必要です。
参考 クレジット手数料国税庁決済手段 | 課税/非課税 |
---|---|
Coineyターミナル | 非課税 |
Coineyペイジ | 非課税 |
Coineyスキャン | 非課税 |
電子マネー(交通系IC) | 課税 |
課税と非課税の違い
決済手数料に課税されるか非課税かによって売上が変わってくるかと思います。
例えば、クレジットカード決済された売上が100万だったとすると、
売上1,000,000円×決済手数料2.16%=21,600円が決済手数料として引かれることになります。
次に、電子マネー決済された売上金が100万だったとすると、電子マネー決済は課税対象となりますので、
売上1,000,000円×決済手数料2.16%×消費税10%=23,760円が決済手数料として引かれることになります。
加盟店にとっては、クレジットカード決済によってかなり売上を守ることができますね。
STORES決済(旧Coiney)の入金はいつ?
STORES決済(旧Coiney)の入金は、手動入金と自動入金の2種類があります。
手動入金の場合
手動入金の場合は、振込依頼の手続きを行ってから1-2営業日で登録口座に入金されます。
ただし、土日祝日の場合は明けの2営業日以内となります。
自動入金の場合
自動入金の場合は、締め日が月6回となり、締め日から10日前後で登録した口座から引き出し可能となります。
ただし、売上金が10万円未満の場合は、振込手数料が200円かかりますので注意が必要です。
締め回数 | 月6回 |
---|---|
締め日 | 1〜5日の売上 当月15日より引き出し可 6〜10日の売上 当月20日より引き出し可 11〜15日の売上 当月25日より引き出し可 16〜20日の売上 当月末日より引き出し可 21〜25日の売上 翌月5日より引き出し可 26〜末日の売上 翌月10日より引き出し可 |
振込元 | コイニー株式会社 |
振込手数料 | 10万円未満:200円 10万円以上:無料 |
STORES決済(旧Coiney)以外の手数料は?
STORES決済(旧Coiney)の手数料がわかったところで、STORES決済(旧Coiney)の競合サービスは手数料がどれくらいなのか、気になりますね。
主なキャッシュレス決済サービスの手数料は下記で確認できます。
サービス名 | クレジットカード決済手数料 | 電子マネー決済手数料 | QRコード決済決済手数料 |
square (スクエア) | JCB:3.95% JCB以外:3.25% | × | × |
Airペイ (エアペイ) | VISA,Mastercard,アメックス:3.24% JCB,ダイナース,ディスカバー:3.74% | Suicaなど交通系:3.24% Apple Pay,iD,QUICPay:3.74% | 3.24% |
STORES決済 (旧Coiney) | VISA,Mastercard,アメックス:3.24% JCB,ダイナース,ディスカバー:3.74% | 3.24% | 3.24% |
Times Pay (タイムズペイ) | VISA,Mastercard,:3.24% JCB,アメックス,ダイナース,ディスカバー:3.74% | 3.24% | × |
楽天ペイ | VISA,Mastercard,アメックス:3.24% JCB,ダイナース,ディスカバー:3.74% | Suicaなど交通系,楽天Edy,nanaco:3.24% Apple Pay,iD,QUICPay:3.74% | 3.24% |
Cloud Pay(クラウドペイ) | × | × | 3.24% |
おてがるペイ | VISA,Mastercard,:3.24% JCB,アメックス,ダイナース,ディスカバー:3.74% | 3.74% | × |
STORES決済(旧Coiney)以外のサービスを導入するには?
ここまで、STORES決済(旧Coiney)の手数料に関して解説してきましたが、他のサービスが気になる方もいるでしょう。
そこで、STORES決済(旧Coiney)の競合を一覧に纏めましたので、下記を参考に導入するサービスを選びましょう。
square (スクエア) | Airペイ (エアペイ) | STORES決済 (旧Coiney) | Times Pay (タイムズペイ) | 楽天ペイ | |
---|---|---|---|---|---|
運営会社 | Square | (株)リクルートライフスタイル | コイニー (株) | パーク24(株) | 楽天ペイメント(株) |
初期費用 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 |
月額固定費 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
入金サイクル | 翌日(三井住友、みずほ銀行) 週1回(三井住友、みずほ以外) | メガバンク:月6回 その他の金融機関:月3回 | 月6回 | 1日から15日:当月末日 16日から当月末日:翌月15日 | 翌日(楽天銀行) 翌営業日(楽天銀行以外) |
振込手数料 | 無料 | 無料 | 売上合計10万円未満:200円 売上合計10万円以上:無料 | 無料 | 無料(楽天銀行) 210円(楽天銀行以外) |
申込み方法 | HPより申込み | HPより申込み | HPより申込み | HPより申込み | HPより申込み |
利用開始までの日数 | 最短翌日 | 1週間〜1ヶ月 | 1週間前後 | 1ヶ月程度 | 1週間前後 |
対応端末 | iOS,Android | iOSのみ | iOS,Android | 専用端末 | iOS,Android |
レシート発行 | × | × | × | プリンター提供 | × |
分割払い | × | × | 2回払い リボ払い ※coineyターミナルでVISA,Mastercardのみ | 分割払い リボ払い | × |
Airペイ(エアペイ)の手数料は?
STORES決済(旧Coiney)の競合にあたる、Airペイ(エアペイ)も初期費用と月額固定費は0円です。
Airペイ(エアペイ)はリクルートグループが運営する決済サービスで、クレジットカード 電子マネー・QRコード決済・ポイントなど多少な決済サービスをまとめて導入できるメリットがります。 今ならiPadとカードリーダーが無料になるキャッシュレス0円キャンペーンを実施しておりますので、キャッシュレス決済の導入を検討している事業者の方はこの機会に契約するのがおすすめです。初期導入費 | 無料 | 月額固定費 | 無料 |
---|---|---|---|
決済システム利用料 | 3.24%〜3.74% | 入金手数料 | 無料 |
締め日 | メガバンク:月6回、その他の金融機関:月3回 | 入金タイミング | メガバンク:月6回払い、その他の金融機関:月3回払い |
加盟店手数料3.24%の対応ブランド | VISA、マスターカード、アメックス、d払い、PayPay、au PAY、LINE Pay、AliPay、WeChart Pay、交通系電子マネー | ||
加盟店手数料3.74%の対応ブランド | JCB、ダイナース、DISCOVER、Apple Pay、iD、QUICPay | ||
対象外の決済ブランド | Google Pay、WAON、nanaco、楽天Edy |
Square(スクエア)の手数料は?
Airペイ(エアペイ)同様、STORES決済(旧Coiney)の競合にあたるSquare(スクエア)も初期費用と月額固定費は0円です。
ただし、決済手数料は3.25〜3.95%かかりますが、消費者還元事業者の登録で手数料は実質2.16%となります。
参考Square(スクエア)使用時の手数料は?!Square(スクエア)導入店舗の手数料について詳しく解説PayPayの手数料は?
PayPayも初期費用と月額固定費は0円です。
さらに、決済手数料も2021年9月30日まで無料なので導入コストはかかりません。
参考PayPay加盟店の手数料は無料!加盟店の手数料や入金サイクルを解説!事業者におすすめのクレジットカード
STORES決済(旧Coiney)を導入してキャッシュレス化を進めている方は、一緒にクレジットカードの見直しも検討してみてるといいかもしれません。
事業者におすすめのクレジットカードをいくつか紹介していきます。
参考法人カード・ビジネスカードのおすすめと特徴まとめセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはセゾンカードが発行するの個人、法人どちらでも作ることができるプラチナカードです。
「プラチナ」「ビジネス」という名称が付いていながら、インビテーション不要で誰でも申し込むことができるのが特徴の1つです。
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STORES決済(旧Coiney)の手数料まとめ
日本政府は2019年10月の消費税増税に合わせて、キャッシュレス決済に最大5%分を還元する優遇策を開始しました。
STORES決済(旧Coiney)のようなキャッシュレス決済サービスがその主役になることが期待されています。
STORES決済(旧Coiney)使用に関しては、店舗側の手数料が安くなるキャンペーンがあり、容易にSTORES決済(旧Coiney)を導入・利用する環境ができていると言えます。
皆さんも、将来を見越して「食べず嫌い」にならずに、店舗の方はSTORES決済(旧Coiney)導入の検討をしてみませんか?
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