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クレジットカードを払えないとどうなる?信用情報への影響と対処法まとめ

クレジットカードが払えない時の対処法

楽天スーパーセールQRコード決済のキャンペーンなどクレジットカードならお得に使える機会が増えている時代だからこそ、慎重かつ計画的に使わないといつの間にか請求金額を払えない状況に追い込まれてしまうかもしれません。

この記事ではクレジットカードが払えない場合に起こること、その対処方法についてまとめました。

クレジットカードが払えないとどうなる?

クレジットカードの請求金額を支払日までに払えないと次のようなことが起こります。

  • 滞納
  • 再振替
  • 利用停止
  • 強制解約
  • 信用情報の悪化

滞納

まず1日でも支払いが遅れるとクレジットカードの滞納となりますので、遅延損害金が発生することになります。

初めての滞納や数日で返済できる場合なら大きな問題ではありませんが、複数回の滞納や長期間の滞納状態は利用停止や強制解約へと繋がります。

再振替

再振替のあるクレジットカードなら滞納後数日で自動引き落としされます。

楽天カードの再振替は遅延損害金はかかりませんが、クレジットカードによって再振替日までの延滞日数に遅延損害金が生じることもありますので事前に確認しておきましょう。

利用停止

払えない状況が続くとクレジットカードが利用停止になります。

カード会社で支払いの確認が取れれば再び利用できるようになりますが途上与信によって今すぐの復活はリスクが大きいと判断されれば、状況の改善が確認できるまでクレジットカードを使えなくなります

強制解約

利用停止後も払えない状況が61日(もしくは3ヶ月)以上続いたり、以前にも複数の延滞を繰り返している方は、クレジットカードを強制解約になってしまいます。

このような状況での強制解約は、今後同じカード会社のクレジットカードに再申し込みすることが難しくなります。

信用情報の悪化

強制解約までされると、信用情報期間「JICC」に記録されるだけでなく、クレヒス(クレジットヒストリー)ブラックリスト(異動情報)も登録されてしまいます。

異動情報が登録されると最後に返済した日から5年間は新規にクレジットカードやショッピングローン、住宅ローンなどの契約ができなくなるので気をつけてください。

クレジットカードを払えない時の対処方法

クレジットカードの支払いがどうしても難しい状況にあるなら、以下のように順を追ってできることに取り組んでみましょう。

  1. 支払い方法の変更
  2. キャッシング
  3. 分割交渉
  4. 待ってもらえるよう交渉

支払い方法を変更する

次の支払いまでに時間があればクレジットカードの支払い方法を「あとから分割払い」もしくは「あとからリボ払い」に変更することで1回の支払金額を少なくすることができます。

支払い手数料がかかってしまうデメリットはありますが仕方がありません。

キャッシング

クレジットカードのキャッシングで一時的に立て替える方法もあります。

最大30日間金利0円でキャッシングを利用できるACマスターカード即日発行したり、無利息期間のある消費者金融キャッシングの即日融資を活用する手もあります。

分割交渉をする

もし支払い方法の変更期限が過ぎていたり、キャッシングや親の協力も仰げなかったらクレジットカード各社の問い合わせ窓口に連絡して、なんとか分割もしくはリボに変更できないか交渉してみましょう。

待ってもらえるよう交渉

分割した金額さえも支払うのが難しい場合は、ダメ元で支払期限を延ばしてもらえるよう待ってもらえないか相談してみましょう。

返済に関する相談窓口を設けているACマスターカードのように、公にしていないだけで窓口で相談すると対応してくれるかもしれません。

どうしても支払えないときの相談相手

支払い方法の変更をしたり、クレジットカード会社に相談したりと解決しようと動いたのに、どうしてもお金を用意することができないこともあると思います。

もしくは今回は支払うことができても来月以降また繰り返してしまうかもしれません。

そんなときに頼ってほしい相談相手を紹介します。

親・兄弟に相談

お金の用意が難しければ真っ先に相談しやすいのが親・兄弟(親族)でしょう。

言いづらいかもしれませんが、問題が大きくなる前に正直に話したほうが結果的に最小限の迷惑で済ませられるかもしれません。

国民生活センター(消費生活センター)

高額な化粧品の購入、英会話やエステサロンなどを契約した方がいれば、どのような手続き/契約内容だったのか国民生活センター(消費生活センター)に相談するのも1つです。

専門担当者が消費生活全般に対する苦情及び問い合わせの対応をしておりますので、クーリングオフができる商品やサービスが無いかも含めて適切にアドバイスしてくれます。

弁護士

弁護士などの専門家に相談することで解決することもあります。

最たる例が「債務整理」ですが、弁護士への依頼にも相談料や依頼費用などのコストがかかることは覚えておきましょう。

まずは無料相談ができる法テラスに問い合わせてみると良いでしょう。

任意整理することも考えよう

クレジットカードを払えない状況が続くようなら最終的に債務整理を行うことになるでしょう。

債務整理にも種類がありますが、クレジットカードの債務ならば「任意整理」が効果的です。

任意整理のメリット
  • 裁判所の申し立てが不要なので周囲にバレにくい
  • 督促や一括請求をストップできる
  • 返済総額を減額できるかもしれない

自己破産は最終手段

債務整理の中で最も有名な「自己破産」は財産の大部分を放棄する代わりに債務が免除される手続きです。

そのため自己破産すると所有物(家・車含む)が全て差し押さえられますので、弁護士と家族としっかり相談してから決めるようにしてください。

支払日に間に合うクレジットカードを選ぼう

クレジットカードを払えなくなってしまう前に、支払いに遅れないクレジットカードの引き落とし日から選ぶのも大切です。

信用情報を損なう前に、クレジットカードを計画的に使えるような環境を整えておきましょう。

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