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クレジットカードの滞納とは?信用情報の影響と対策まとめ

クレジットカードの滞納とは?信用情報の影響と対策まとめ

クレジットカードの支払いが遅れてしまうとカード会社からの信用が損なわれるのはもちろん、信用情報機関に登録されることでクレヒス(クレジットヒストリー)にも悪影響を及ぼします。

この記事ではクレジットカードを滞納するリスクと解決策についてまとめました。

クレジットカードの滞納とは

クレジットカードの滞納とは引き落とし日(定められた返済期限)に支払いが行われないことを指します。

滞納すると「遅延損害金」の請求や会員資格の停止(強制解約)をできることが各クレジットカードの会員規約に記載されておりますので気をつけましょう。

1日でも滞納になります

たとえ1日でも支払いが遅れれば滞納となりますので、クレジットカードの会員規約に反することに変わりはありません。

たかが1日かもしれませんが、それによってクレジットカードが使えなくなることもあるのです。

信用に関わる問題ですので、クレジットカードの使いすぎには改めて気をつけるようにしてください。

クレジットカードの滞納したら起こること

クレジットカードを滞納してから最悪のケースに至るまでを時系列にまとめたものがこちらです。

  1. 再振替
  2. ハガキもしくは電話による支払督促
  3. 利用停止
  4. 強制解約
  5. 裁判所から通知

再振替(滞納1日〜)

再振替を行うクレジットカードならば、引き落とし日に支払いできなくても後日の振替日までに入金できていれば問題ありません。

再振替でも遅延損害金が発生するのは原則ですが、楽天カードの再振替のように遅延損害金が発生しないケースもあります。

再振替のあるカード
代表的カード①楽天カード/イオンカード/dカード/au WALLETクレジットカード
代表的カード②JCBカード/三井住友カード/MUFGカード/オリコカード
代表的カード③アメックス/ローソンPontaカード/ANAカード/JALカード

ハガキもしくは電話による支払督促(滞納1週間〜)

再振替の無いクレジットカード、もしくは再振替も間に合わなかった方にはハガキと電話で支払督促の連絡を行います。

ハガキの払込用紙をコンビニもしくは郵便局で支払うか指定の銀行口座への振込対応となります。

なお、その際に生じる支払手数料及び振込手数料は自己負担です。

利用停止(滞納1ヶ月〜)

これまでにも複数回滞納していたり、今回の滞納を踏まえた結果、クレジットカードの利用停止の処置を取られることがあります。

その後の支払いにに遅れがなく状況の改善が見られれば再びクレジットカード利用できるようになるので、利用停止期間中の返済をきっちり行いましょう。

強制解約(滞納2ヶ月〜)

滞納期間が61日間以上続いたり、利用停止期間中の改善が見られなければクレジットカードを強制解約されることになります。

強制解約後も債務は残りますので完済するまで支払いは続きます。

なお、強制解約の情報は信用情報期間「JICC」に記録されます。

裁判所から通知(滞納3ヶ月〜)

最後の段階になるとクレジットカード会社から裁判所を通じた支払督促が行われ、残債務の一括請求が求められます。

法的効力を有した支払督促となりますので、答弁書等の提出さえも行わなえければ差し押さえが執行されますので気をつけてください。

弁護士に相談

裁判所からの支払督促が届けば債務の一括返済をはじめ自身で解決できないことも多々あると思いますので、弁護士に相談すると良いでしょう。

弁護士費用はおよそ5万円程度が相場となります。

信用情報に与える影響とは

クレジットカードを滞納すると滞納金額の大小や滞納期間中の長短関係なく、カード会社の心証や信用を失うだけでなく社会的な信用を失うこともあります。

その最たる例が信用情報機関に登録される異動情報です。

ブラックリストとは

クレジットカードの滞納を61日以上(または3ヶ月以上)続けた場合、これまで断続的にでも滞納を繰り返した場合に、クレヒス(クレジットヒストリー)に登録されるのがブラックリスト(異動情報)です。

一度信用情報機関に異動情報が登録されると一定期間どのような信用取引も行えなくなるので注意が必要です。

住宅ローンにも影響

信用情報に異動情報が登録されている限りは「住宅ローン」「マイカーローン」「スマホ端末の分割払い」「脱毛ローン」「家電量販店のショッピングローン」など様々な信用取引ができなくなってしまいます。

時効は5年間

異動情報は最後の返済日(もしくは完済日)から最低でも5年間記録が残るため、その間はクレジットカードの新規契約など一切できなくなります。

異動情報の掲載条件CICJICCKSC
61日以上延滞5年1年5年
3か月以上連続延滞5年5年5年
強制解約記載なし5年5年
債務整理(任意整理・特定調停・個人再生)5年5年5年
自己破産7年5年10年
代位弁済記載なし5年5年

クレジットカードの滞納を解決する対処法

クレジットカードを滞納しないための回避策、既に滞納している方も状況改善のためにできる対処方法をまとめました。

できるだけ影響が少なく済むように早めの行動を心かげましょう。

支払い方法を変更する

次月の支払いが難しいと思ったら「クレジットカードのあとから分割払い」もしくは「クレジットカードのあとからリボ」に変更できないか確認してください。

もし変更期限に間に合えば、次月の支払金額を大幅に減らすこともできます。

相談する

クレジットカードが払えない状況であれば、事前にカード会社に相談しましょう。

状況次第では手数料のみの支払いや期限外のリボ変などに対応してくれるかもしれませんので、早めに各クレジットカード会社の問い合わせ窓口へ連絡してください。

キャッシングする

滞納が避けられない方はクレジットカードのキャッシングを活用して、一時的にクレジットカードの支払いを立て替えることも検討しましょう。

それによって次回の引き落とし日まで約1ヶ月猶予期間が生まれますので、その間に支払い方法の変更やお金を用意するなど対処してください。

金利0円のクレジットカード

Amazonカードのキャッシングを検討している方には最大30日間金利0円キャッシングを利用できるACマスターカードをおすすめします。

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締め日/支払日を変更することも考えよう

クレジットカードを滞納しがちな方は引き落とし日からクレジットカードを選び直すのもよいかもしれません。

その際に再振替があるクレジットカードを軸に比較すると滞納しにくい環境になるでしょう。

三井住友カードは引き落とし日の変更が可能

なお、三井住友カードは「10日払い(締め日15日)」と「26日払い(締め日末日)」の引き落とし日から選ぶことができます。

契約途中の変更もできますので、自身の給料日や支払いをまとめたい日に合わせると良いでしょう。

エポスカードも引き落とし日の変更が可能

年会費無料のエポスカードも「4日払い(締め日4日)」と「27日払い(締め日27日)」の引き落とし日から選ぶことができます。

三井住友カードなら最短5分のカード番号発行、エポスカードなら即日発行(店頭受取)とどちらもすぐに切り替えられるのが魅力です。

クレジットカードを滞納する前に

「クレジットカードの支払いを1日、2日遅れても大した問題じゃないでしょ?」と言う認識が少しでもあればすぐに改めてください。

キャッシュレス化も進み信用取引が増えている昨今、信用情報の重要性は年々増しています。

信用は「失うのは一瞬ですが、築く(特に築き直す)のはとても大変なことなのです。

クレジットカードを滞納しないように、日頃の管理や使い方を定期的に見直して利用しましょう。

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