職務経歴書における職務要約とは?その重要性とは?どんな点に注意して書けば良い?この記事では、これから職務履歴書を書くという人に向けて、職務要約の書き方について詳しく解説します。
職務要約とは、職務経歴書の要です。
目次
そもそも職務経歴書とは?職務経歴書の意味と重要性について
職務経歴書とは、簡単に言ってしまえば自身の経歴をまとめたものですが、以前の職務内容や実績が想像しやすく応募した企業が求める人材なのか?そのような人材に会ってみたいと思ってもらうためのアプローチとなります。そのような意味では転職活動においてとても大切なものとなります。
職務経歴書の職務要約の意味と書く方法
自分自身がどのような職業経験があるのか、簡潔かつ魅力的に伝えることが出来ますか?
「職務要約」ではそれを行う必要があります。職務要約とは、自分自身の職業経験を要約したものであるからです。人事が最もチェックするところです。
職務要約がいい加減に書かれていたり、人事が魅力に感じなければ面接に進むことは厳しいでしょう。
応募がたくさんあると、採用担当者は、すべての職務経歴書に目を通すのも一苦労です。そのため、人事は、最初の30~40秒、最初に職務要約を斜め読みします。
斜め読みされたときに、その会社で求めるスキルや経験を持っている人材だと思われる工夫をする必要があります。そこで興味を持ってもらえなければ、それ以降その職務経歴書が読まれることはないでしょう。
具体的な方法について詳しくは後ほど書きます。
職務経歴書の職務要約で企業に見てもらえる書くべき内容とは?
職務要約は、具体的に何を記載したら良いのでしょうか。
応募してきた人の職業経験と人物像が、具体的にわかるような職務要約にするために、いくつかのポイントを2つの転職パターンで紹介します。
転職経験が無い場合の書き方とは?
転職経験が無く、はじめて転職する場合の職務要約は、次の内容を中心にまとめましょう。
- 最終学歴
- 新卒で入社した会社名
- 経験した職種や担当業務
- 仕事を通じての成果や成功事例、身に付いたスキルなど
はじめての就職で、失敗や反省もあったかもしれませんが、職務要約には成果や成功事例を記載してください。
職業経験が短い場合は、職業経験を補完するために、自分自身の強みについて触れるとよいでしょう。
転職経験がある場合の書き方とは?
転職経験がある場合の職務要約は、次の内容を中心にまとめてください。
- 最終学歴
- 新卒で入社した会社名、転職した会社名
- 経験した職種や担当業務(複数の職種を経験している場合は、応募する職種に近い職種を中心に記載)
- 仕事を通じての成果や成功事例など
複数の職業経験の中から、もっとも応募する業種や職種に近くて、もっともアピールしたい職業経験をピックアップして記載しましょう。
職務経歴書に魅力的な職務要約を書く方法
職務要約は、ただ職務経験をまとめれば良い、というものではありません。
たくさんの職務経歴書の中から採用担当者の目に留まる職務要約にするためには、職務要約に魅力が無いと見てもらえない確率の方が高いです。
職務要約の魅力=応募者自身の魅力と捉え、応募者自身の職務経験をより魅力的なものにすることのできる職務要約のコツについて、紹介します。
職務要約はスマートに3~4行でまとめる
長々と綴られた職務要約は、読みにくいだけではなく、まとまりのない凡庸な印象になってしまいます。
逆に短すぎると、投げやりな印象を持たせてしまうことも。
職務要約は3~4行でまとめた方が良いでしょう。
要点を適度かつ簡潔にまとめて説明する能力は、ビジネスにも必要ですよね。
スマートな職務要約で、自分自身の「要約力」「説明力」をアピールしましょう。
職務要約は転職先が求める人物像にフィットした内容にする
職務要約は、転職先の企業が求めている人物像にフィットしているかどうかがカギになります。
そのために、転職先の企業が求めている人物像をあらかじめ研究し見極めておきましょう。
たとえば、小売業に応募する場合は、販売や営業などの経験を重点的に。
サービス業に応募する場合は、接客経験などを中心にまとめます。
複数の職業経験があったとしても、転職先の企業が求めている人物像にフィットした職業経験をクローズアップして記載しましょう。
職務要約は数字を伴うことで信憑性と説得力がUP!
職務要約に信憑性と説得力を持たせるために、数字は非常に効果的。
たとえば、営業であれば担当していたクライアントの数や成約率など、マネジメント経験であれば管理していたスタッフの人数や人材育成による定着率などが効果的です。
職務経歴書の職務要約の例文を紹介!興味を持ってもらう書き方
以上のように、魅力ある職務要約をまとめるためには、いくつかのポイントがあります。けれど、ポイントがわかっても、職務要約をまとめるのはなかなか難しいものです。このポイントを押さえた職務要約の例文を2つの転職パターンで紹介します。
転職経験が無い人の職務要約の例文とは?
- ○○大学を卒業、△△株式会社に入社。
- ○△支店の営業職として配属。
- ○○地区の約50社の顧客を担当。
- 持ち前の粘り強さとコミュニケーション力で、顧客との信頼関係を築き、2年目には新規顧客10社積み上げに成功。
- 前年比120%の売上を達成し、新人ながら支店の売上にも貢献することが出来ました。
- ○年の営業経験により、陶器や金物などの家庭雑貨の商品知識も身につきました。
転職経験がある人の職務要約の例文とは?
- 株式会社○○にて、人材コーディネーター兼営業として5年間従事。
- 80社のクライアントと200名の派遣スタッフを担当していました。
- その後、食品関連の総務職を経て、△△株式会社へ転職。
- 主に人材紹介を担当しました。
- 月に5件のマッチング目標により、3年目には人材紹介の売上前年比20%増を達成。
- クライアントの人事面での問題抽出に力を入れた提案型の営業スタイルにより、マッチング率を上げることに成功しました。
職務要約やその他の提出書類はエージェントに頼もう
上記で職務要約の例文を簡単に出しましたが、どこか物足りなさと、ここまで書くのに多くの時間がかかるのでは?という疑問も持つ人もいるのではないでしょうか。
職務要約は冒頭でも話したように、採用に関わるとても大事な書類のうちの一つです。
けれど、魅力的な職務要約を書くのは難しさが伴います。
魅力的な職務要約書を簡単に作成したい場合は、「転職エージェント」を使いましょう。
転職エージェントは、転職者のほとんどが使っていると言っても過言ではないモノ。
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また転職エージェントの他に、自分で転職先を探し気軽に使えるタイプの転職サイトも一つは必ず登録しておくべきでしょう。
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