インテリア業界に転職したい第二新卒が知っておくべきこと

第二新卒でインテリア業界への転職を成功に必要な基礎知識から、第二新卒としての具体的な志望動機の例文までを紹介します。
インテリア業界への転職の際に第二新卒が知るべきこと、インテリア業界に転職するおすすめの時期についても触れています。
「第二新卒」や「インテリア業界」という条件での転職活動のポイントを押さえて、効率的に内定をゲットしましょう！

インテリア業界に転職したい第二新卒のための基礎知識

インテリア業界に転職したいと考える第二新卒の人のための基礎知識を紹介します。
社会経験の浅い若手の第二新卒は、インテリア業界という仕事を見る視野もそんなに広くはない可能性があります。
インテリア業界も給与などの好条件やイメージに引っぱられる転職だと成功はしにくいかもしれません。
意外にポジティブな要素もあるので、楽しみに読み進めてみてください。

インテリア業界の幅広い種類

インテリア業界と一言でいっても、その種類は幅広く存在しています。
希望するインテリア業界の企業を含めて、インテリア業界の種類をいくつ挙げられますか？
ベッドやカーテン、コップや照明器具、インテリア雑貨など室内の装飾や照明などの専門店や家具全てを扱うインテリアショップがあります。
お店のスタイルもホームセンターや、百貨店などの中に入り、雑貨や洋服などと一緒に販売している企業など非常に幅が広いと言えます。
第二新卒で転職する人は、ひとつひとつを確認していくと転職先の射程範囲を広げることにもつながるでしょう。

種類ごとの職種はさらに幅が広がる

幅広く存在しているインテリア業界の種類ですが、そのひとつひとつの中にもあらゆる職種が存在します。
転職サイトなどでは、職種を条件にして検索すると、複数の種類がヒットすることも多いです。
住宅や店舗などに家具の配置やどんな家具を制作したらいいかなどの企画・設計をするインテリアデザイナーや顧客に合わせて家具のチョイスをしてくれるインテリアコーディネーター、キッチンコーディネーター、家具を販売する販売員や海外から仕入れるバイヤーなど数多く存在しています。
第二新卒でインテリア業界に転職する際には、職種の特徴も理解しておきましょう。

家具主体から住空間の総合提案へ

リビングから寝室に至るまで、生活を快適にして住空間を彩る家具業界ですが、「少子化」と「新設住宅着工戸数の減少」により、家具業界は縮小傾向にあると言えます。
そんな中ですが、「お、ねだん以上」で消費者の心をぐっと掴んだニトリがあらゆる業界の全上場企業の中でも、記録的な連続増益達成率を誇る会社として人気となっています。

近年では、安さだけでなくデザインで人気のスウェーデンの海外企業である「イケア」、家具、インテリア雑貨はもとより、キッチン用品、加工食品、文具に至るまでありとあらゆる製品を展開で独自の商品コンセプトで固定ファンがいる「良品計画」など、業界全体の動向としては、「家具」主体ではなく、インテリア雑貨、さらにアパレルも含む「住空間の総合提案」がキーポイントといえるでしょう。
第二新卒で転職する人は、このような業界動向の流れも掴んでおくといいでしょう。

大手でも第二新卒の採用枠がある

最近では、大手インテリア業でも、第二新卒の転職者を受け入れる求人が増えているようです。
20代で転職する人が増え、企業の若手層の確保が難しくなっていることが背景にあります。
第二新卒の転職者の場合、社会人経験があることや、順応力があること、自発的に動いていけることなどがインテリア業界の企業のメリットとなるのです。

第二新卒でインテリア業界に転職するために必要なこと

第二新卒でインテリア業界に転職するためには、どんなことが必要になるでしょう。
上記で紹介したように、インテリア業界といってもさまざまな業界の種類や職種が存在しています。これらを踏まえながら、第二新卒者のメリットをうまく生かして成功転職につなげましょう。

企業で求められる適性を知る

第二新卒での転職では、企業が求めている適性を調べてみましょう。
しかしながら企業、職種、求人内容ごとに求められるものは異なってくるはずです。
第二新卒でインテリア業界に転職したい！と漠然と考えている人は、職種ごとの確認をしてみると、自分にフィットする職種の幅が広がるかもしれません。

活かせる経験やスキル、強みをアピール

インテリア業界職を募集される企業にとって第二新卒の転職者を採用する最大のメリットは社会経験があることです。
前職がインテリア業界であったらなおさらですが、そうでなくサービスや販売職であったとしても、人と触れ合う経験値があり、それまでの仕事での経験やスキルから自分の強みを分析し、面接できちんと伝えることは有効と言えます。
第二新卒者は転職活動に入る前に、これらの点をしっかり自己分析し、準備しておくようにしておきましょう。

第二新卒でインテリア業界を狙う転職活動のポイント

インテリア業界への転職を目指す第二新卒者の転職活動のポイントを紹介していきます。
適切な転職活動のステップを踏むことで、リスクを最小限にしていくことが大切です。
転職活動でのポイントを押さえて、第二新卒の武器を活かし自分にピッタリの転職先を見つけましょう。

インテリア業界経験者の先輩

業界や職種に就いている先輩や知り合い方に聞いてみましょう。
毎日の仕事の流れや、インテリア業界で働くことで感じていることを聞くと参考になるはずです。
特定の職種については、その職種の役割や重要点まで聞き出せるといいですね。
また、先に入職した人からの紹介してもらえることもあります。

インテリア業界に詳しいキャリアアドバイザーに相談

インテリア業界に精通している転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのも一つの方法と言えます。
キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントであれば、さまざまな業界でのインテリア業界のことについてリアルタイムで把握していることが通例です。
インテリア業界のことだけでなく、第二新卒者が転職について考えることにも有効なアドバイスはしっかりしている場合がほとんどです。

転職エージェントを有効活用

インテリア業界に転職したい第二新卒者の人は、 転職活動では、転職エージェントに登録されることをお勧めします。
是非、 第二新卒やインテリア業界に強い転職エージェントを見つけてみてください。
2つか3つ、複数の転職エージェントに登録して、求人を比較検討できるといいですね。

第二新卒がインテリア業界に転職するのにおすすめの時期

第二新卒がインテリア業界に転職する際には、インテリア業界を取り巻く採用活動のタイミングについても知っておくと役に立ちます。
すべての企業が一致するわけではないので詳細の確認は必要ですが、目指す企業がまだ決まっていない第二新卒の人は参考にしてみてください。

3～4月の転職は求人増加及び新卒研修が受けられる

第二新卒でのインテリア業界では、未経験でも受け入れられる企業が多いこともあります。
インテリア業界が未経験の人は、3～4月の入社を目指した転職活動がおすすめです。日本では4月から区切りとしての期が変わることも多く、引越しなど住居を変える方も多くなります。
そのため求人が増えるため、選択肢が広くなると言えます。
また4月であれば、同じく未経験の新卒の社員と同時期に入社することが多く、初めてのインテリア業界の方でもしっかりした研修や教育を一緒に受けられる可能性が高いと言えます。

9月10月は転職が多い時期

一年の中でも、春の時期とともに、9月10月は最も転職市場が活発になる時期ともいわれています。
そのため第二新卒者を対象にしたインテリア業界求人案件も増えます。
6月のボーナスをもらってから転職活動に入る人や、3月決算の企業は、下半期の戦略に対して人員体制を再度整える時期でもあると言えます。
全体的に、転職活動をするライバルが増える時期になりますが、社会経験のある第二新卒の強みを活かして、インテリア業界での転職を成功する確率を高めましょう。

冬のボーナス後も転職が増えるので狙い目

通常、半年の成果として6月と12月にボーナスが支給される企業も多いようです。
そのため12月のボーナス支給をもらってから、転職する人が増える傾向があります。
第二新卒にとっても転職時期として狙い目といえるでしょう。

第二新卒がインテリア業界に転職する際の志望動機の例文

第二新卒がインテリア業界に転職する際の志望動機は、企業に合わせて行うことが第一と言えます。
ただ、第二新卒の状況によっても志望動機の内容が変わってくると思います。
インテリア業界経験者、職種未経験者、インテリア業界未経験者という状況における志望動機の例文を紹介します。

インテリア業界からインテリア業界に転職する際の志望動機

前職はアパレルショップで販売業をしていました。お客様の好みに合せて商品選びをする仕事はとても楽しくて自分に合っていると感じていま。さらに服だけでなく、その人の生活する空間までサポートする仕事をしたいと思っております。
貴店はよくいくお店の1つで、顧客の住空間がここ1つで提案できるスタイルになっているところに魅力を感じ、応募させていただきました。

異なる職種のインテリア業界に転職する際の志望動機

前職では、家具の工場に勤めておりました。貴社の△△というバーチャルシステムが、リフォームするお客様が家具をその場でイメージできるところに魅力を感じ応募させていただきました。
「インテリア」 という枠組みだけにとらわれず、家電や観葉植物なども含めて、住まいを様々にトータルプロデュースできるよう貧欲に商品の知識を吸収し、即戦力となれるよう頑張りたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

異職種からインテリア業界に転職する際の志望動機

前職ではマンションの販売をしておりました。仕事をしていく中で、インテリアの話がよく顧客と出て盛り上がることも多く、さらに興味が湧いてきました。貴社を選びましたのは、マンツーマンで接客でき、お客様とじっくりと向き合えるスタイルに魅力を感じ、応募させていただいた次第です。
インテリアコーディネーターの資格も勉強中です。前職で培った経験をいかし、顧客の気持ちに寄り添いながら仕事をして行きたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

第二新卒のインテリア業界職への転職は未経験でも成功できる！

インテリア業界で第二新卒、もしくは未経験者でもOKという求人があることをお伝えしてきました。
特に、専門にしている転職サイトや転職エージェントもあり、スムーズな転職ができる可能性が多いと言えるでしょう。
一方で、転職後に、「適性がない」「思っていた仕事と違う」となるのを避けるためにも、第二新卒者は、転職活動での情報収集はもちろんのこと、転職エージェントで行われる自己分析シートなどをしっかり活用していきましょう。