「横浜DeNAベイスターズの試合を観に行きたい!」
そう思っていても、今年は新型コロナウイルスの影響でなかなか行動に移せなかった人も多いはず。
そこで今回は「しっかり対策していけば横浜DeNAベイスターズの試合を観に行っても大丈夫かな…?」と考えている人のために、横浜DeNAベイスターズのホームゲームのコロナ対策事情についてインタビューしてきました!
目次
横浜DeNAベイスターズにインタビューしてきました!
今回は横浜DeNAベイスターズの広報担当者様にインタビューのご協力いただきました!
はじめに、横浜DeNAベイスターズのホームゲームはどんな雰囲気ですか?
2017年から3年がかりで進めた改修・増築工事が完了し、2020年から横浜スタジアムは新しく生まれ変わりました。
ライト側スタンド、バックネット裏上部に個室観覧席・屋上のボックス席が2019年に、レフト側スタンドが2020年に完成し、約5000人の収容人数増となりました。
また、2017年より運用を開始した「Yデッキ」と呼んでいる人工地盤エリアを拡張し、スタジアム外周を1周できるようになり、回遊性が高まりました。
現在は、新型コロナウイルス感染症の影響により、観客数上限を設けて試合を開催していますが、連日多くのファンの方などにご来場いただいています。
どのような観客の方が多いですか?
幅広い年齢層の方にご来場頂いておりますが、一番多いのは20代後半から40代の男性です。
横浜DeNAベイスターズのコロナ対策事情は!?
新型コロナウイルス流行後の2020年シーズンホームゲーム開催への影響はありましたか?
当初は2020年シーズンの公式戦開幕を3月20日に予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で約3カ月遅れとなる6月19日に、史上初の無観客開幕試合となりました。
新型コロナウイルス流行以前と以後で特に変化があったことは何ですか?
観客数上限による入場制限、マスク着用などお客様に観戦いただく際のスタイルが大きく変わりました。
観客の応援方法にも変化がありましたか?
下記のように、大声を出さないなど応援の一部規制があります。
- スタージェットやジェット風船等の使用
- フラッグ応援
- スタージェットの持ち込み
- 観客同士のハイタッチ、肩組み等の接触行為
- 大声での応援、立ち上がっての応援
- 大声での球団歌や応援歌等の歌唱
- トランペット・ホイッスル等の鳴り物応援
また、新たな観戦体験を提供するため、オンラインツールを活用した応援イベントも開催しています。
不定期で開催している「オンラインハマスタ」というイベントでは、ゲストや球団OBを招き、ここでしか聞けない解説が聞くことができたり、イベント参加者限定の様々な企画を行っています。
人気企画は、球場のメインビジョンとご自宅をつなぎ、グラウンドの選手たちにエールを届ける投影企画です。
この企画では、ご自宅で観戦されているオンラインハマスタ参加者の中からご希望の方をランダムでメインビジョンに投影しています。
画像のように向かって左半分が球場内で観戦している方、右半分がオンラインハマスタ参加者の方々です。
また、お客様が声を出せない分「応援ボード」の素材を球団からお客様に提供して、選手たちにボードを活用して応援メッセージを届けていただいています。
選手のファンサービスにも変化がありましたか?
例えば、昨シーズンまでは試合後に観戦席にボールを投げ込むなどのファンサービスやイニング間にグラウンドでお客様参加型のイベントを開催していました。
しかし、2020年シーズンは、お客様および選手を含む球団・関係者の健康と安全を守るため、自粛させていただいております。
観客向けのコロナ対策
横浜DeNAベイスターズはホームゲーム開催にあたってどのようなコロナ対策をしていますか?
下記にまとめておりますが、検温、手指消毒、分散入場・時間差入場、規制退場、座席間隔を空けた座席販売、一部ボックス席などにおいては同居家族のみ購入可能としています。
また、飲食店舗においては手袋を着用した商品提供、ビニールカーテン、トレーでの金銭受け渡し、待機列でのソーシャルディスタンス確保、適宜消毒作業などを行っています。
- 検温
- 手指消毒
- 分散入場・時間差入場、規制退場
- 座席間隔を空けた座席販売
- 一部ボックス席などにおいては同居家族のみ購入可能
- 飲食店舗での手袋を着用した商品提供
- 店舗など対面接客の場所にはビニールカーテンを設置
- トレーでの金銭受け渡し
- ソーシャルディスタンスを確保した待機列案内
- 適宜消毒作業
今後、コロナ対策をさらに充実させる予定はありますか?
現状具体的な施策はありませんが、環境に応じて、迅速な対応を行います。
球団スタッフが取り組んでいるコロナ対策
球団スタッフの方が取り組んでいるコロナ対策はどのようなものがありますか?
リモートワーク(外部との接触機会の低減努力)、時差出勤、マスク着用必須、オフィスなど室内人数のコントロール、オフィスなど室内の喚起徹底・消毒作業、手指消毒などを行っております。
また、NPBが定める「新型コロナウイルス感染予防ガイドライン」に定めている内容に沿った対策はもちろんですが、DeNA独自で定めるガイドラインで感染予防とともに感染拡大防止に努めております。
技術実証を実施予定!【2020年10月31日〜11月1日】
横浜DeNAベイスターズは、2020年10月30日(金)〜11月1日(日)のホームゲーム開催において、今後の大規模イベント開催ガイドライン策定に向けた技術実証を行います。
今回は、技術実証に関しても質問してきました!
技術実証の試合は、2020年シーズンの通常試合と何が違うのですか?
神奈川県、株式会社横浜DeNAベイスターズ、株式会社横浜スタジアム、日本電気株式会社、LINE株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、横浜市(協力)は、10月30日(金)~11月1日(日)横浜スタジアムにおいて開催されるプロ野球公式戦(横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース)を対象に、十分な感染症対策を講じた上で、観客数の上限を緩和し、80%を一つの目安にして試合を開催し、コロナ対策に関する技術実証に取組んで参ります。
また、本取組は、今後の大規模イベント開催ガイドライン策定に向けた技術実証の一環として、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室と協議した上で、専門家で構成される新型コロナウイルス感染症対策分科会に報告し了解を得て、実施するものです。
今回の技術実証で検証することを教えてください
下記の検証を予定しています。
- 球場内着席時における感染リスクの検証
- 試合前後、球場周辺での人流発生における感染リスクの検証
- 感染者発生時の感染拡大を防止する包括的対策の構築
技術実証を実施することになった経緯を教えてください
2002年6月上旬、開幕前のご挨拶に我々が伺った際、神奈川県黒岩知事より横浜DeNAベイスターズに満員でのプロ野球興行を実施することが今後のさまざまなイベントに繋がるのではないか、というお声がけをいただきました。
これをうけまして、2020年9月上旬、神奈川県、横浜DeNAベイスターズ、横浜スタジアム、DeNA、LINEの5者で内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室、経済産業省に提案を行いました。
この試合に来場する観客はどういった対策が必要になりますか?
現状の対策を徹底・守っていただければ、感染リスクは少ないと専門家の先生方からも助言いただいています。
現在ご案内している内容を継続してご協力くださいますよう、お願いいたします。
コロナ対策をして横浜DeNAベイスターズのホームゲームに行こう!
ここまで、横浜DeNAベイスターズのコロナ対策について紹介してきましたが、このインタビュー記事を読んでいる方が実際に横浜DeNAベイスターズのホームゲームに行く際は、ご自身もしっかりとコロナ対策をしていきましょう。
- 外出時のマスク着用
- 咳エチケットを心がける
- 手指消毒用アルコールで消毒する
- 店などで他の人と十分な距離をとる
また、横浜DeNAベイスターズのホームゲーム観戦の際には、下記のQRコード読み取りに協力するようにしましょう。
- 感染防止対策取組書
- LINEコロナお知らせシステム
横浜DeNAベイスターズの詳細
運営会社 | 株式会社横浜DeNAベイスターズ |
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公式URL | https://www.baystars.co.jp/ |
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