書類選考に応募したのに、なかなか連絡が来ないと不安が募りますよね。
書類選考の連絡がない場合にはどのような理由が考えられるのでしょうか。
中途採用で結果を待つ場合のポイントについてまとめました。
不採用と諦める前に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
連絡がないのはなぜ?書類選考結果が遅れている原因はコレ!
採用においては「不採用の場合に連絡が遅れがち」と言われることがありますよね。
確かにそういった例もありますが、連絡がない段階では、まだ不採用と決まったわけではありません。
書類選考の結果が遅れている場合に考えられる原因には、以下のようなものがあります。
中途採用を担当する社員が少ない
中途採用の場合、採用人数にもよりますが、新卒採用に比べ少人数で管理・運営しているという企業がほとんどです。
そのため、どうしてもスタッフひとりの業務量が多く、何かと時間がかかるということが多いのだとか。
中途採用という時点で、まずは少し気長な視点を持つといいかもしれませんね。
繁忙期である
選考結果の連絡がない場合には、企業側が繁忙期で慌ただしいという理由も考えられます。
中途採用の担当者が「採用のみ」を担っているとは限らず、入退職をあわせて担当しているような場合は、退職者が多い時期には忙しくなりがちに。
こうした他の業務や社内の繁忙期にあわせて、選考が遅れるということもあるようです。
応募者が集まるのを待っている
中途採用では、応募者がすぐにたくさん集まるというわけではありません。
応募書類が月曜に3通、水曜日に1通……というように、ぽつりぽつりと会社に届くということもあります。
そのため、企業ではある程度の人数が集まるのを待って選考を開始するということがあるのです。
応募者を比較し、よりよい人を採用したいという企業側の思惑が、選考結果が出るまでの日数を左右することに。
このように、応募者全体の動きが選考のスピードに影響することもあります。
応募者が想定よりも多かった
一方で、応募者が想定よりも多く集まりすぎたということもあります。
中途採用は、ひとつの求人に応募者が集中することも珍しくはなく、人事の想定を大きく上回ることもあります。
そうなると、もともとは1週間と予定していた書類選考期間ではさばききれず、結果として連絡が遅れるということも。
これもまた「連絡がない」ことの原因なのです。
先に選考を受けている応募者が優先されている
欠員補充の場合など、中途採用では先に応募した方や早く入社してくれる方が優先される傾向にあります。
選考中もしかりで、先に選考をしている方の行方を見てから、次の応募者を面接選考に呼ぶかどうかを判断するケースも。
こういった場合、あなた自身はまだ不採用と決まったわけではありませんので、望みアリ。
嬉しい連絡が舞い込むかもしれません。
上司や現場社員と面接の日程調整中
中途採用の場合、選考状況にあわせて面接の日程を組むということも多いもの。
面接は人事だけでなく、現場の社員や役員などが登場することもありますよね。
そのため、面接官の所属部署によって、社内での日程調整に時間がかかることも。
つまり、書類選考としては合格しているものの次の選考の案内ができないために、連絡が滞っているということもあるのです。
書類選考期間の目安は?「連絡がない」の判断時期
そもそも、書類選考の結果連絡が来るまでにはどの程度の期間をみておけばよいのでしょうか?
企業によって差があるのですが、まずは一般的な例から紹介します。
一般に、1~2週間程度要する
書類選考の期間は、一般には1~2週間程度ということが多いようです。
中には、書類の到着から早ければ3日で結果を出すというケースもあるのだとか。
連絡が早いことを期待してしまう気持ちも分かりますが、一般的には2週間程度と言われていますので、まずは2週間を目途に待ってみましょう。
誰が書類選考を行うのかでもスピードが変わる
「書類選考の結果が3日で出た!」というようにスピーディな場合には、人事部の担当者ベースで書類選考の合否を出している可能性があります。
一方で、担当部長など役付の社員が判断するような場合には、上司に書類を提出し、合否を待ち、さらに上に申告し…というようにプロセスが増えるため、どうしても時間がかかりがちです。
こうした社内の選考方法によっても、書類選考期間は変わってきます。
選考期間は企業によって差が大きいのが実情
書類選考の期間は企業によって大きく異なりますが、採用を頻繁に行う企業とそうでない企業でもスピードは変わってきます。
また、会社の「方針」として、合否の連絡までに一定期間あけるということもあるのだとか。
一般には2週間程度と言われてはいますが、結論を急ぎすぎないのも、書類選考を受ける上でのポイントかもしれませんね。
連絡がない場合はどうすべき?書類選考結果を待つ際のポイント
書類選考の連絡がない場合、応募者はどうすればよいのでしょうか。
結果を待つうえでできることや待つ際のポイントをまとめました。
求人情報を見直す
選考結果の連絡がないと感じた場合には、まず求人情報を見直しておきましょう。
求人情報は企業や職種に関する情報だけでなく、選考についても記載があります。
選考期間や選考スタート日に関する記載がないかどうか、もう一度求人情報を確認するのが1つ目のポイントです。
中には「書類選考に通過した方のみにご連絡を差し上げます」というように、不合格の場合はあらかじめ連絡しないと明記されているというケースも。
もう一度隅から隅まで見直してみましょう。
応募書類の提出時期は必ず管理を
「書類到着後、2週間以内に連絡をいたします」と記載があったとしても、いつ提出したかが分からなければ待ちようがありませんよね。
応募書類を送付する際は、いつ投函したのか必ず管理をするようにしておきましょう。
スケジュール帳などにまとめてマーキングしておくと確認もしやすいのでおすすめです。
問い合わせはしてもよい?
できれば気長に待ちたいところですが、直接問い合わせたいというケースもあるかもしれませんね。
あまりおすすめできる方法ではありませんが、「どうしても……」ということであれば、まだ選考中であるということを考慮し、できる限り丁寧に尋ねるのがポイントです。
また、合否の確認ではなく「選考状況のお伺い」として連絡するのがベター。
たとえば、「貴社の営業職に応募しております(氏名)と申します。
本日は、書類選考の状況についてお伺いしたく、ご連絡致しました。」というような文面がよいでしょう。
同時進行で複数の会社に応募してみよう
書類選考結果の連絡がないと、どうしても転職活動そのものに足止めをくらったように思えてしまいますよね。
応募書類を送付してから選考結果が出るまでには、それなりに時間がかかります。
そのため、予めその選考期間を考慮した上で転職活動を進めておくのがおすすめです。
条件に合う企業は複数マークしておき、実際に応募する場合には同時進行で応募しましょう。
タイミングを逃すと、「いいな」と思っている企業が採用を打ち切ったりすることもありますし、気になる企業にまとめて応募しておくことで、タイムロスを防ぐことができますよ。
連絡がなくて選考結果が不安… そんな時は同時並行で転職活動を進めよう
書類選考の結果が来なくて不安な思いも持ちながら1社の結果を待つのではなく、転職活動は同時進行で複数社並行して面接を入れるのが主流です。
もし、第一志望で内定をもらえたら、その時点で他の企業に断りの連絡を入れれば済む話です。
選考中の辞退はそう珍しいものではありません。
面接結果を待つ間も、積極的に転職活動を継続しましょう。
そこでおすすめなのが、面接のフィードバックやより良い求人を教えてくれる転職エージェントです。
完全無料で利用することができ、応募企業に合った面接対策をしてくれるので、今回の面接が不安だった人はぜひ利用してみましょう。
ここではおすすめの転職エージェントを3つご紹介します。
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初めての転職におすすめの「doda」
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「連絡がない=不採用」と決めつけないで
書類選考の連絡がない場合には、企業側にも様々な原因が考えられます。
「連絡がないから不採用だ」と諦める前に、求人情報を見返すなど、納得できるまで連絡がない原因を探ってみてくださいね。
そうすることで、もしご縁がなかった場合でも、気持ちにけりをつけて次の企業にうつることができますよ。
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