年会費無料のJCB一般カードで分割払いの利用を検討している方も多いと思います。
そこで、この記事ではJCB一般カードの分割払いの詳細についてまとめました。
分割払いがお得なクレジットカードの入会も含めて、JCB一般カードの分割払いを利用するかどうか決めましょう。
目次
JCB一般カードの分割払いとは
JCB一般カードの分割払いを理解するには「指定可能な支払回数」「100円あたりの手数料金額」「2回払い」の3つは最低限覚えておくのが良いでしょう。
支払回数
JCB一般カードの分割払いで指定できる支払回数は「2回/3回/5回/6回/10回/12回/15回/18回/20回/24回」のいずれかになります。
用意された支払回数以外を選択することはできません。
100円あたりの手数料金額
分割払いの手数料率(実質年率)は支払回数によって異なり、「100円あたりの手数料金額」で計算します。
支払回数 | 分割手数料(実質年率) | 100円当たりの分割手数料 |
---|---|---|
3回 | 15.00% | 2.51円 |
5回 | 15.00% | 3.78円 |
6回 | 15.00% | 4.42円 |
10回 | 15.00% | 7.00円 |
12回 | 15.00% | 8.31円 |
15回 | 15.00% | 10.29円 |
18回 | 15.00% | 12.29円 |
20回 | 15.00% | 13.64円 |
24回 | 15.00% | 16.37円 |
※分割手数料はカードランクや会員ごとに異なります。
2回払いは手数料無料
分割払いの手数料がかかるのは3回以上の場合で、2回払いは手数料無料になります。
利用枠
分割払いの利用枠はJCB一般カードの限度額内で決まります。
ショッピング枠と同等もしくはそれよりも若干低めの金額になります。
あとから分割払いに変更できる
JCB一般カードにはショッピング1回払い・2回払い・ボーナス一括払いを3回以上の分割払いに変更できる「あとから分割」を用意しています。
当初は大丈夫だと思っていた一括払いでも、返済が厳しそうなときに活用しましょう。
JCB一般カードの分割払いシミュレーション
10万円の冷蔵庫をJCB一般カードで10回払いで購入する場合、100円あたりの分割手数料は7.00円になりますので合計7,000円の手数料がかかります。
支払元金と手数料の合計金額を10ヶ月で割った額が、1ヶ月あたりの支払金額となります。
7,000円=100,000円×(7.00円/100円)
(支払総額)
107,000円=100,000円+7,000円
(1ヶ月の支払金額)
10,700円=107,000円÷10回
分割払いの手数料を安くする方法
JCB一般カードの分割払い手数料を安くするには繰り上げ返済を活用する方法があります。
ただし分割払いは一部残金の繰り上げ返済はできないので、原則一括返済の手続きが必要になります。
ポイントやキャンペーンを活用する
JCB一般カードの還元率は0.5%(1,000円につき1ポイント、1ポイント5円相当)なので、分割払いの支払総額を実質0.5%お得にすることができます。
さらにJCB一般カードのあとから分割ならお得なキャンペーンも定期的に開催しておりますので活用しましょう。
支払回数は変更できない
JCB一般カードの分割払いは一度決めた支払回数を後から変更することができません。
支払回数を減らすことで手数料を減らそうと考えていた方は、現状「まとめて一括返済する方法」か「分割回数が終わるまで支払い続ける」かのどちらかしかありませんので覚えておきましょう。
あとリボに変更できる
ただし、2回払いだけはあとからリボ払いに変更することが可能です。(他に1回払い・ボーナス一括払いを含む)
分割払いの支払いが難しい時の対処法
どうしても分割払いの返済が厳しい月もあると思いますので、そんな方にはJCB一般カードのキャッシングで一時立て替えする方法もあります。
JCB一般カードの滞納は遅延損害金が発生するだけでなく、クレヒスへの悪影響もありますので絶対に避けなければいけません。
金利0円期間のカード活用も
JCB一般カードのキャッシング金利が嫌な方は、30日間金利0円で利用できる年会費無料のACマスターカードとエポスカードの活用も検討しましょう。
比較項目 | ACマスターカード | エポスカード |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
キャッシング手数料 | 3.0%〜18.0% | 18.0% |
受取店舗 | 約600店舗 | 約30店舗 |
詳細ページ |
JCB一般カードの分割払いができない時
JCB一般カードの分割払いは「分割払いができないお店」もしくは「カード利用状況に問題がある」ことで使えないことがあります。
詳しくは「JCB一般カードの分割払いができない原因と解決策」でまとめましたので参考にしてください。
リボ払いで代用も
分割払いが使えないお店ではJCB一般カードのリボ払いを代用する方法もあります。
リボ払いなら支払回数を自分で調整できる上に、一部繰り上げ返済にも対応しており分割払いよりも柔軟な返済方法がメリットです。
支払い方法 | 手数料(実質年率) |
---|---|
分割払い | 7.92~18.00% |
リボ払い | 8.04~18.00% |
JCB一般カードの分割払いに関する質問Q&A
最後に、JCB一般カードの分割払いに関してよくある質問をまとめてみたいと思います。
この記事で解決できなかった疑問や質問のある方は、記事下のコメント欄に投稿していただければ順に回答させていただきます。
残りの支払回数はどこで確認するの?
JCB一般カードは会員ページにログイン、もしくはJCB一般カードの問い合わせ窓口に連絡することで、分割残高やこれまでの返済実績を確認することができます。
分割払いの反映はいつ?
JCB一般カードの分割払いで購入した利用金額は、初回請求時に限り分割回数の表示はなく全額が表示されます。
JCB一般カードは10日引き落としなので前月20〜25日前後に分割払いの回数とお支払い金額が反映されます。
また分割払いの返済分は3営業日から7営業日でJCB一般カードに反映されますので利用可能枠に空きができます。
一括払いに戻したい
JCB一般カードの分割払いは一度支払回数を指定すると解除することができません。
一括払いに戻すことはできませんが、一括返済の手続きをすることは可能です。
ショッピングローンの金利と見比べて活用しよう
家電量販店には独自のショッピングローンが用意されていたりしますので、JCB一般カードの分割払いの手数料とどちらがお得な見比べてから支払い方法を決めるのが良いでしょう。
ショッピングローンが用意されていないお店だったり、どうしても欲しいプレミア商品を手に入れたいときはJCB一般カードの分割払いが活躍すること間違いありません。
JCB一般カードの滞納だけはないように、計画的にJCB一般カードの分割払いを活用してください。
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