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転職面接は足の先までぬかりなく。「靴」に関するアドバイス

面接では身だしなみが大切。そう誰もが思うことで、前日までには、髪型から髪色、スーツ、シャツ、すべて完璧に整えたあなた。
でも、何か玄関先にあるものを忘れてはいませんか。
そう、明日履いていく靴。
たかが靴ですが。それには意外な落とし穴があることを、あなたはご存じでしょうか。

面接時、意外に目に入る足元の靴

転職の面接なのだから、身だしなみさえ、しっかりとしてれば、履いていく靴なんでどうでもいいのでは?思われがちですが、面接では足元は意外と目に入ります。
面接官はあなたの履歴書や職務経歴書を見ながら話をするため、目線が上下に動きます。
この間、無意識にあなたの足元が目に入っているのです。もし、足元に目立つものがあったりすると、他の面接官が質問を始めたとき、あなたの足元情報が面接官の知覚を働かせてしまうことがあります。

服装だけでなく、靴にも注意を払おう

つま先部分のよごれ、キズ、ほこりの付着は目立ちます。もっと目立ってしまうのは、革が剥げているものや、男性は靴紐が縦結びになっていたり、解けていたりしているもの。
女性は普段の癖なのか、靴擦れなのか、かかとを脱いでしまっていたりするシーンです。
面接の場ではマイナスポイントをもらわないのが鉄則ですが、面接官によっては、これはマイナスの対象となる場合があります。
せっかく服装は決めてきたのに、こんなことでのマイナスは痛い失点です。

男性の場合

よごれ、キズ、ほこりの付着、革剥げなどは前日までに対処しましょう。
お家に補修セットがなければ、100円ショップで手に入ります。
ただ、靴紐の縦結びや解けですが、これは練習してもらうしかありません。
問題なのは、男性の場合は、かかとの減り。
後ろから見るとこれもかなり目立ちます。
また、減りが大きいと歩き方に違和感が出ますから、変なところでマイナスをもらわないためにも、事前に修理してことをお勧めします。

気を付けたい面接時の靴選びのポイント

いっそのこと新しく買ってしまえばいいと思いがちですが、買うにしても、押さえておかなければならないことがあります。
まず「黒」の革靴が鉄則、装飾デザインは限りなく地味に。
また、紐結びが苦手なひとは、紐なしを選びたいところですが、一部の業界では、紐なし靴は、ビジネス向きではないという見方があるため、避けておくほうが無難です。

意外に目につく靴下にも注意

靴だけではありません。その下に履く靴下にも注意を払いましょう。
せっかく靴で失点を防いでいたのに、派手な靴下が目立って失点では泣くに泣けません。
つまり、色ものはNG。
子どもではないので白も、キャラものも当然NG。
紺黒が無難といえるでしょう。
さらに、色が入ったロゴや、デザインがあるものも、念のため避けておきましょう。
靴下も、かしこまった場と考えて選びましょう。

女性の場合

注意しなければならないポイントは、男性の場合と大きく変わるところはありませんが、唯一、男性にはあまりないチェックポイントとして、「足元の美しさ」という要素があります。
女性の場合は、この美しく見せるという課題への対処が鍵となるようです。

気を付けたい面接時の靴選びのポイント

女性の場合は、何が何でも「黒」パンプス、というわけでもないようですが、スーツ、カバンなどとのコーデからも、無難な「黒」がおすすめといえます。
また、ヒールの高さですが、足元の美しくという観点から、3~5センチが一般的といわれています。
また、カツカツと音を立てずに歩ける程度の高さで選びましょう。
素材もエナメルやスウェードといった、あまりビジネス向きではないものは、避けておくほうが無難です。
男性同様、おしゃれ感は封印して基本を押さえて選びましょう。

意外に目につくストッキング、ソックスにも注意

足元を美しく見せる上で重要な要素は、ストッキングの色です。
基本は自分の肌色に合うものを選び、日本人なら、通常ベージュ系になると思われます。
足元を美しく見せるなら、自信があるから素足でも、と思いがちですが、これはNG。いくら自信があるからといっても、面接ではストッキングは必須。
また、足元のスリムさ強調するための、黒はOKかといえば、これもNG。
自然に綺麗に見せてくれる色を選んで履きましょう。

事前に靴のお手入れも忘れずに!

面接日の当日になって、靴のアクシデントは避けたいですよね。
そのため、例えば面接日が決まったら、その日のうちに当日履いていく靴を決めてしまいましょう。
そしてその靴の状態を確認して、ケアが必要な場合は早急に修理に出すなど、早めの対処をしておきましょう。

面接前には最終チェック!

面接日の前日にあなたは当然、着ていく服装や、持って行くカバンとその中身などはチェックするはずです。そのチェックリストの中に、履いていく靴も入れておけば万全です。
女性の場合は、併せて、ストッキングのスペアもリストに入れておきましょう。

靴は無難が一番。事前のケアも忘れずに

今回は「靴」をテーマとして、選び方や、転職面接で注意しなければならないポイントについてご紹介してきました。
かしこまった場の面接では、「おしゃれ」へのこだわりは捨てて、無難路線で臨みましょう。
そして、当日、焦らないためにも、事前のケアもしっかりと。
たかが「靴」ではありますが、靴は一番最後に身につけるアイテムです。
落とし穴は、あちらこちらに潜んでいます。

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