会社を辞めたいと思っても、具体的にいつ辞めるのかがわからず、ズルズルと居続けてしまうことがありますよね。
しかし、その「ズルズル」は危険。
適切な時期を逃してしまうとメンタルの不調になってしまったり、転職市場での価値が下がってしまうこともありますよ。
頭で考え過ぎても転職時期を見極めるのが難しいですから、自分と周囲が発するサインに目を向けてみましょう。
ここでは、自身の心と体、周囲の状況から見る会社の辞めどきを紹介します。
目次
会社を辞めるべき心と体からのサイン
会社を辞める理由はキャリアアップのため、やりたい仕事があるなど積極的な理由のほか、辞めざるを得ない状態からの消極的な理由があります。
消極的理由は必ずしも悪いことばかりではなく、限界を超える前に脱出できた証。
心や体がが発するサインを見逃すことなく、自分と人生を守りましょう。
ここでは、会社を辞めるべき心と体からのサインを紹介します。
仕事に行きたくない状態が継続する
仕事は楽しいことばかりではありませんから、「今日は会社行きたくないな。」と思うことは誰にでもありますよね。
ときどき思う程度であれば気分転換をするなどちょっとした工夫で乗り切れますが、その状態が継続する場合は危険信号です。
毎朝、毎晩、週末でさえも仕事の嫌なことを思い出していませんか?
何週間も続いてしまう前に有休を取得して休むことが大切です。
何ヶ月も辛い状態が続いているようでは完全にストップサイン。
もう辞めてもいいと自分を許してあげることと、休職や転職などの具体的な行動を考えましょう。
休日にぐったり動けなくなる
仕事がある日はがむしゃらに体も頭も動かしているのに、休日になると糸が切れたかのように動けなくなることがないでしょうか?
何もやる気が起きず、ベッドに背中が張り付いたように起きあがれなくなる、それはかなり無理をしている状態です。
勤務日にはない頭痛が休日にだけ発生するのも、緊張感から解放されたことによる血管の収縮が原因の場合があります。
勤務日と休日の体の状態の違いがあまりにかけ離れている場合は、体が悲鳴をあげている、メンタルの不調がでてきている可能性もありますよ。
休日にリフレッシュすらできないほど追い込まれている自分を、そろそろいたわってあげましょう。
原因不明の体調不良
お酒の飲み過ぎ、デスクワークで肩や腰が痛いなど、原因がわかる体調不良であれば対処する方法があります。
ちょっとした不調であれば社会人にもなれば多くの人が抱えているものです。
しかし、発熱、頭痛、めまい、など、日常生活に支障がでるほどの体調不良があるのに、原因がわからない場合は危険です。
病院で受診したのに特に異常はなく、「まぁ様子を見ましょう。」と先生に言われてしまっても何だかすっきりしませんよね。
医師の指示に従いしかるべき行動をする必要はありますが、原因がわからない体調不良の場合はストレスが起因していることもあります。
受診を続けると同時に自ら体を休ませるよう働きかけましょう。
「あれもこれもやらなきゃ。」と思うかもしれませんが、本当に自分が身を削ってまでやらなくてはならないのか冷静に考えてみてくださいね。
もうずっと笑ってない
「笑う」には本当にすごい効能があります。
笑うと気分がすっきりする、前向きな気持ちになれるなどの何らかの気持ちの変化を、誰もが感じたことがあるはずでしょう。
仕事で嫌なことがあっても、笑うことによって心が癒されリラックスできますよね。
反対に、最近しばらく笑っていないという場合は、我慢で気持ちを抑えつけ、傷ついた心がそのままになっている可能性もあります。
最近いつ笑いましたか?
思い出せない人は、「笑っていない」という事実と向き合ってみてもいいのかも。
自分自身の状況を見つめ、「このまま一生笑顔のない人生を過ごしたくない!」と一念発起して転職に踏み切った人もいますよ。
会社の愚痴や不満で心が充満している
自分の言動を客観視することは、常に意識している人でないと難しいことです。
1日の終わりに「今日は何をしてどんなことを思ったか」を振り返ってみましょう。
冷静に振り返ってみると、気づいたら会社の愚痴しか言っていない、会社への不満で心が充満している、ということがあります。
日記をつけてみてもわかります。
あとでまとめて読んでみると、毎日愚痴のようなことが書かれていて自分のことながら驚くこともあるでしょう。
しかし、それが今の自分自身の心の状態。
何かしらアクションを起こさなければその状態を変えることは難しいでしょう。
行動したけど変わらない!転職時期の見極めサイン
心や体からのサインのほかに、転職のタイミングを示す出来事があります。
何かしらの行動を起こしたのに変化がなかったという事実、自分以外の人が示しているサインを見極めましょう。
ここでは、「そろそろ転職のタイミング」という時期を解説します。
異動願いを出したが何年も受け入れられない
人間関係や仕事内容に不満がある場合、会社を辞める前に異動願いを出すのはいい方法です。
異動はいわば同じ企業内で転職するようなもの。
転職のリスクなく新しい環境で働けるので、異動が可能な会社に勤めているならまず考えたいですね。
ただし、異動の裁量権は企業側にあるため、必ずしも希望通りにいかないのが難しいところ。
異動願いを提出するという行動は起こしたのですから、何年も受理されないようならそろそろ別の行動をする時期にきているかもしれません。
努力ではどうにもならないほど人間関係が悪化
人間関係に悩みがある場合、まずは自分自身を冷静に振り返ってみる作業が必要です。
自分の行動に問題はなかったか、素直になれば関係性がよくなることはないのかなど。
勇気がいることですが、いつも相手を責めてばかりいないかは考えてみてもいいでしょう。
人間関係を理由にして辞めるのは、自分が関係修復のための努力をしたあとです。
しかし、自分が変わっても他人が変わらないことはよくあること。
努力ではどうにもならないほど人間関係が悪化したのであれば、それは受け止めるしかありません。
やるべきことをやったのなら、自分を思い切り褒めて、次のステージに進んでもいいはずですよ。
成果をずっと出しているのに一切評価されない
正当な評価をしてくれる会社と、いくら成果を出しても評価してくれない会社。残念ながら世の中にはどちらの会社も存在します。
世の中に溢れるほど会社があるのですから、正当な評価をしてくれる会社を選ぶ権利は自分自身にあるのです。
仕事で頑張って成果を出し続けている、それでも一切評価されない場合は、選択権を発動していいでしょう。
家族にもう辞めてほしいと懇願された
家族に今の会社を辞めてほしいと懇願されたときも転職タイミングの一つです。
「懇願する」とはよほどのこと。
家族から見て心や体が危ない状態にある、家族との時間が全くなくて家庭崩壊の危機にあるなど、一番近くで見ている人が思っているということです。
自分の仕事は自分で決める、確かにその通りですが、自分のことだけは冷静に見れないことがありますよね。
ほんの少しでいいので、家族の立場に立ってみてください。
家族のためにがむしゃらに働くのは素晴らしいことですが、守りたいと思っている家族を苦しめていないのかは考えてみるべきです。
会社を辞めるサインを見逃さないことが重要
会社を辞めるべきか我慢して残るべきか、頭で考え過ぎてよくわからなくなってしまうことがあります。
そのときは、心や体からのサイン、転職時期を示す出来事に目を向けてみましょう。
起きた事実に目を向けることで、適切なタイミングを見逃さないことができます。
自分と周囲の状況を冷静に見つめ、会社を辞めるべきサインを見極めましょう。
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契約形態 | 退職代行費用 |
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