愛知県で誕生したコメダ珈琲店は、現在全国約790店舗を展開をしています。その人気の理由は個性的なメニューと中京式と言われるコーヒー文化。
そんなコメダ珈琲を展開している株式会社コメダホールディングス(3543)の株主優待をまとめてみました。
目次
コメダ珈琲店の株主優待の内容について
コメダ珈琲店の株主優待は、毎年2月末、8月末現在で所有株式数100株以上もっているとプリペイドカードKOMECAにチャージして使える電子マネー1,000円相当が年2回もらえます。
KOMECAは支払いの1%がポイントとして還元されるので、よく利用する方にオススメです。また、2017年からは確定月のたびに自動で1,000円がチャージされるようになりました。
ただし、初回は1,000円がチャージされたKOMECAが届きます。
株保有数 | 優待券 |
---|---|
100株 | 1,000円相当(年2回) |
コメダ珈琲店の株主優待券の買い方:一般編
コメダ珈琲店の株主優待は、運営会社である株式会社コメダホールディングスの株を100株以上を購入することによりもらうことができます。
コメダホールディングスは東証(東京証券取引所)に一部上場しています。上場企業の株券は市場に参加すれば誰でも自由に売買できます。口座開設が済んでいれば一般の証券会社で株を購入することができます。
口座が開ければ後はその証券会社が提供しているオンライントレードシステムや実際に店頭で担当者を通じて株式(株券)の売買ができるようになります。
- コメダ珈琲店の最低取得額204,600円の資金が必要となります。
※2018年10月5日時点での株価は2,046円、単元数は100株です。
2,046円×100株=204,600円
優待券の電子マネーをもらうには少しハードルが高いように思えます。
コメダ珈琲店の株主優待券を金券ショップでの買う方法
金券ショップでは、コメダ珈琲店の株主優待券の取り扱いもあります。一般的な株主となって優待を得るには少しハードル高いのでの金券ショップを利用するのが良さそうです。
ただし、商品券などの金券は古物営業法において以下のように規定されています。
この法律において「古物」とは、一度使用された物品(鑑賞的美術品及び商品券、乗車券、郵便切手その他政令で定めるこれらに類する証票その他の物を含み、大型機械類(船舶、航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。)で政令で定めるものを除く。以下同じ。)若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたものをいう。
引用:e-Gove「古物営業法」より
したがって許可を得ている古物商(金券ショップも古物商です)なら取引可能ということになりますので注意してください。
コメダ珈琲店の株主優待の権利確定月は何月?
コメダ珈琲店の株主優待の権利確定日は毎年2月末、8月末となります。
権利付き最終日に株を保有していると株主優待をもらえる権利が確定します。
※正確な情報は企業WEBをご確認下さい。
また、権利確定日の直近で株価が高騰しがちですから、購入の際は十分注意しましょう。
株式は購入したその日から株主になれるわけではなく、企業から株主としての権利を得るには権利確定日を待つ必要があります。また、株を買ってから3営業日という期間が求められます。このような権利確定日の3営業日前の日のことを「権利付き最終日」と呼びます。
コメダ珈琲店の株主優待の優待回数は何回?
コメダホールディングスの株主優待回数は年2回行われます。
株主優待の優待回数は上述した権利確定月の毎年2月末、8月末になります。
このタイミングで保有していると、保有している株に応じて株主優待券が送られてきます。
コメダ珈琲店の株主優待の優待券の種類は?
コメダ珈琲店の株主優待券の種類は「食事優待券」電子マネーの1種類になります。
1,000円の優待券が年2回もらえます。
コメダ珈琲店の株主優待の優待利回りと配当利回り
利回りとは投資金額に対してどのくらいお得なのか、株主優待(収益)の割合を示す指標となります。
コメダ珈琲店場合は、100株購入して年間1,000円相当の優待をもらうと、優待利回りは0.98%です。また株主のもう一つのメリットとして配当を受け取れます。2019年の配当予想は50.0円なので、配当利回りは2.44%です。(2019年1月25日現在)
優待利回り | 配当利回り |
---|---|
0.98% | 2.44% |
コメダ珈琲店を運営する株式会社コメダホールディングス(3543)の会社概要
コメダ珈琲店は1968年名古屋市西区にコメダ珈琲店をオープンさせ、2018年2月末現在、店舗は愛知県を中心に790店舗を展開しています。基本フランチャイズ会社に委託する形態が主流であり直営店舗は12店舗のみとなります。
2003年からは関東地方、2006年からは近畿地方でも店舗展開を始め、北海道・東北地方(青森県を除く5県)・北陸地方・中国地方・四国地方・九州地方にも進出しており、2018年8月現在、店舗網は東海地方を中心に46都道府県に展開し、2016年4月には中華人民共和国上海市に海外第1号店をオープンした。
事業内容 / 喫茶店チェーンを運営する株式会社コメダの持株会社
創業 / 1968年
設立 / 2014年
資本金 / 3億9,150万円(2018年2月末現在)
上場取引所 / 東京証券取引所 市場第一部
名古屋証券取引所 / 市場第一部
店舗数 / コメダ珈琲店 790店舗、おかげ庵 8店舗、コメダ謹製やわらかシロコッペ 7店舗(2018年2月末現在)
コメダ珈琲店を運営する株式会社コメダホールディングスの証券コード
コメダ珈琲店を運営する株式会社コメダホールディングスの証券コードは「3543」になります。
証券コードとは銘柄コードとも言い、上場企業に割り当てられる4ケタの数字のことを言います。
会社四季報などにも企業名の隣りに証券コードが記載されています。
インターネットを利用して銘柄データを検索するときに、この「証券コード」または「銘柄名」を入力すると企業情報をみることができます。
コメダ珈琲店の株主優待券をメルカリやヤフオクで売ってもいいの?
株主優待券が配当として行われるということは「有価証券」とみなす考え方もあります。上場企業の株式などの有価証券は証券市場で売買されるという大原則から個人間の取引を規制する動きもあります。
有価証券の意義
第60条 法に規定する「有価証券」とは、財産的価値ある権利を表彰する証券であって、その権利の移転、行使が証券をもってなされることを要するものをいい、金融商品取引法(昭和23年法律第25号)に定める有価証券に限らない。(平13課消3-47、平19課消3-47改正)
(例)
株券、国債証券、地方債証券、社債券、出資証券、投資信託の受益証券、貸付信託の受益証券、特定目的信託の受益証券、受益証券発行信託の受益証券、約束手形、為替手形、小切手、貨物引換証、船荷証券、倉庫証券、商品券、プリペイドカード、社債利札等
引用:国税庁ホームページより
現在ではヤフオク!やメルカリなどでは個人間の株主優待取引を規約で制限している流れなので個人間取引は手を出さないほうが無難だと思います。
コメダ珈琲店の株主優待についてのまとめ
市場 | 東証一部 |
---|---|
証券コード | 3543 |
権利確定日 | 2月末、8月末 |
優待の種類 | 優待食事券(電子マネー) 年2回 |
単元株 | 100株 |
株価 | 2,046円(2019年1月25日現在) |
コメダ珈琲店の株主優待は100株以上でプリペイドカードKOMECAにチャージして使える電子マネー1,000円相当が年2回もらえます。
株主には慣れない方は、金券ショップなどをチェックしてみるのも良いかと思います。また、株主優待券ではなくてもクーポンなどの利用でお得に活用したい方は下記の記事も参考にしてみてください!
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