「餃子の餃子の王将」はみなさんご存知ですよね。国内に700店舗以上を展開する業界トップの中華料理レストランチェーンです。
ここでは、そんな「餃子の餃子の王将」を運営している株式会社王将フードサービスの株主優待がどんな内容なのか検証してみました。
目次
餃子の餃子の王将の株主優待の内容について
餃子の餃子の王将の株主優待は、3月末、9月末に株を持っていると、お食事券2,000円相当(500円券×4枚)が年2回、提示すれば食事代金が5%割引になる株主専用優待カードが3月末の権利でもらえます。
・特記事項:お食事券はお釣りが出ません。
また、優待券はラーメンパック(1食入りと2食入り)商品と交換することもできます。
株保有数 | 優待内容 |
---|---|
100〜199株 | 4枚(2,000円相当) |
200〜399株 | 6枚(3,000円相当) |
500株 | 12枚(6,000円相当) |
1,000株 | 24枚(12,000円相当) |
餃子の餃子の王将の株主優待券の買い方:一般編
餃子の餃子の王将の株主優待は、株式会社王将フードサービスの株を100株以上を購入することによりもらうことができます。
株式会社餃子の餃子の王将フードサービスは東証(東京証券取引所)に一部上場しています。上場企業の株券は市場に参加すれば誰でも自由に売買できます。口座開設が済んでいれば一般の証券会社で株を購入することができます。
口座が開ければ後はその証券会社が提供しているオンライントレードシステムや実際に店頭で担当者を通じて株式(株券)の売買ができるようになります。
餃子の王将優待の最低取得額790,000円の資金が必要となります。
※2018年10月11日時点での株価は7,900円、単元数は100株です。
7,900円×100株=790,000円
餃子の王将の株主優待券を金券ショップでの買う方法
金券ショップでは、餃子の王将の株主優待券の取り扱いもあります。
ただし、商品券などの金券は古物営業法において以下のように規定されています。
この法律において「古物」とは、一度使用された物品(鑑賞的美術品及び商品券、乗車券、郵便切手その他政令で定めるこれらに類する証票その他の物を含み、大型機械類(船舶、航空機、工作機械その他これらに類する物をいう。)で政令で定めるものを除く。以下同じ。)若しくは使用されない物品で使用のために取引されたもの又はこれらの物品に幾分の手入れをしたものをいう。
引用:e-Gove「古物営業法」より
したがって許可を得ている古物商(金券ショップも古物商です)なら取引可能ということになりますので注意してください。
餃子の王将の株主優待の権利確定月は何月?
株式会社王将フードサービスの株主優待の権利確定日は3月末日・9月末日となります。
権利付き最終日に株を保有していると株主優待をもらえる権利が確定します。※正確な情報は企業WEBをご確認下さい。
また、権利確定日の直近で株価が高騰しがちですから、購入の際は十分注意しましょう。
株式は購入したその日から株主になれるわけではなく、企業から株主としての権利を得るには権利確定日を待つ必要があります。また、株を買ってから3営業日という期間が求められます。このような権利確定日の3営業日前の日のことを「権利付き最終日」と呼びます。
餃子の王将の株主優待の優待回数は何回?
餃子の王将を運営する株式会社王将フードサービスの株主優待回数は年2回行われます。
株主優待の優待回数は上述した権利確定月の3月末日・9月末日になります。
このタイミングで保有していると、保有している株に応じて株主優待券が送られてきます。
餃子の王将の株主優待の優待券の種類は?
餃子の王将の株主優待の優待券の種類は、お食事券と割引カード(3月末のみ)がもらえます。
保有している株数に応じて4,000円〜24,000円分のお買い物券と、5%割引になる株主専用優待カード1枚がもらえます。
餃子の王将の株主優待の優待利回り
利回りとは投資金額に対してどのくらいお得なのか、株主優待(収益)の割合を示す指標となります。
餃子の王将の株主優待の利回りですが、餃子の王将銘柄で100株購入(790,000円の投資)で株主優待2,000円(年2回)の商品券をもらったとすると、
4,000円 / 790,000円×100= 優待利回りは 0.54%
また、配当金は120円、株価 790,000円(2018円10月11日)で予想配当利回りは1.52%となります。
餃子の王将を運営するの株式会社王将フードサービスの概要
餃子の餃子の王将は、京都府京都市山科区に本社を置く餃子の王将フードサービスが京阪神地区を中心に全国展開する、餃子を売りにした中華料理チェーンの名称。通称は「餃子の王将」、「餃子の餃子の王将」、「京都餃子の王将」である。
大阪府を中心に、全国各地に「大阪餃子の王将」という餃子を売りにした中華料理店が存在するが、これはイートアンドが展開する別のチェーン店である。餃子の王将フードサービスの創業者の一族が独立して始めたものだが、その後のチェーン展開で競合し、問題となった。この「大阪餃子の王将」との区別のために、看板に「京都」と明記してある店舗も存在する。
参考:ウキペディアより
代表者 / 代表取締役社長 渡邊 直人
創業 / 1967年(昭和42年)12月24日
設立 / 1974年(昭和49年)7月3日
資本金 / 81億66百万円(2018年3月31日現在)
売上高 / 781億17百万円(2018年3月31日現在)
従業員 / 2,203名(2018年3月31日現在)
店舗数 / 直営店:509店舗(うち海外2店舗) FC店:227店舗
合計736店舗(2018年3月31日現在)
事業内容 / 中華料理レストランチェーン
事業所本社 / 京都府京都市山科区西野山射庭ノ上町294番地の1本社地図はこちら
TEL:075-592-1411(代表)
東京事務所 / 東京都千代田区神田須田町2丁目11番地 協友ビル3階地図はこちら
TEL:03-5298-7511
餃子の王将を運営する株式会社王将フードサービスの証券コード
餃子の王将を運営する株式会社王将の証券コードは「9936」になります。
証券コードとは銘柄コードとも言い、上場企業に割り当てられる4ケタの数字のことを言います。
会社四季報などにも企業名の隣りに証券コードが記載されています。
インターネットを利用して銘柄データを検索するときに、この「証券コード」または「銘柄名」を入力すると企業情報をみることができます。
餃子の王将の株主優待券をメルカリやヤフオクで売ってもいいの?
餃子の王将の株主優待券は、ヤフオクなどでも出品されているのを見かけます。
株主優待券が配当として行われるということは「有価証券」とみなす考え方もあります。上場企業の株式などの有価証券は証券市場で売買されるという大原則から個人間の取引を規制する動きもあります。
有価証券の意義
第60条 法に規定する「有価証券」とは、財産的価値ある権利を表彰する証券であって、その権利の移転、行使が証券をもってなされることを要するものをいい、金融商品取引法(昭和23年法律第25号)に定める有価証券に限らない。(平13課消3-47、平19課消3-47改正)
(例)
株券、国債証券、地方債証券、社債券、出資証券、投資信託の受益証券、貸付信託の受益証券、特定目的信託の受益証券、受益証券発行信託の受益証券、約束手形、為替手形、小切手、貨物引換証、船荷証券、倉庫証券、商品券、プリペイドカード、社債利札等
引用:国税庁ホームページより
現在ではヤフオク!やメルカリなどでは個人間の株主優待取引を規約で制限している流れなので個人間取引は手を出さないほうが無難だと思います。
餃子の王将の株主優待についてのまとめ
株式会社王将フードサービスの株主優待は保有数に応じたお食事券が年2回、5%の割引カードがもらえるのが特徴です。
配当予想は120円、100株で配当金は12,000円+年間4,000円分優待券=合計16,000円、年間約2.2%の利益となります。株価は7,200円~8,000円の間で推移してます。
餃子の王将好きなら優待券のメリットを考えると、株主優待を考えた投資も良いかと思います。
市場 | 東証一部 |
---|---|
証券コード | 9936 |
権利確定日 | 3月末, 9月末 |
優待の種類 | 優待食事券、割引カード(3月末のみ) |
単元株 | 100株 |
優待利回り | 0.51% |
配当利回り | 1.52% |
株価 | 7,900円(2018年12月14日現在) |
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