皆さんは毎日の通勤や通学でどのような交通系ICカードを使っていますか?
現在鉄道会社各社では、様々な種類の交通系ICカードを発行しています。
交通系ICカードは駅の改札にタッチするだけで電車に乗ることはもちろんのこと、チャージすることで加盟店でお買い物にも使えるのは便利なカードです。
PASMOはSuicaと並んで利用者が多い交通系ICカードです。
そんなPASMOですが現在ではモバイルSuicaのようなサービスには対応していません。
しかし、スマホでPASMOの残高確認や利用履歴を確認することができるアプリがあります。
そこで今回はPASMOのアプリについて解説していきます。PASMOをより便利に使いたい人は参考にしてください。
目次
PASMOのアプリを知る前にPASMOの基本を知っておこう
PASMOのアプリを知る前にPASMOの基本を知っておきましょう。
PASMOとは、株式会社パスモが発行する公共交通機関共通乗車カード・電子マネーのことです。
PASMO、鉄道やバスのきっぷとして利用できるほか、電子マネー加盟店では電子マネーとしてお買い物の支払いにも利用できるとても便利なカード。
同じような交通系ICカードにSuicaがありますが、PASMOは主に私鉄で使えるカードでPASMOを導入している鉄道会社は、鉄道27事業者・バス77事業者(2018年10月1日現在)です。
PASMOの種類もSuicaと同様に無記名PASMOや記名PASMOなど豊富で、私鉄を利用しているなら是非持っておきたいカードといえるでしょう。
PASMO独自のアプリはない
iPhoneユーザーでiPhone7よりあとの機種を持っている人は、モバイルSuicaに対応しています。
モバイルSuicaとは、登録さえしておけばスマホひとつで駅の改札を通れたり、切符の購入、新幹線、特急電車の予約、チャージができる便利なサービスです。
PASMOでも同じようなサービスがあればとても便利ですが、残念ながらPASMOにはありません。
理由はいくつかありますが、PASMOでは関東を中心とした私鉄各社が加盟しているICカードであるため、それぞれの会社に合わせた規格を統一するのが難しいことが関係しているようです。
PASMOの情報が分かるアプリとは?
上記のような理由でモバイルPASMOはありませんが、どうしてもスマホでPASMOの情報を知りたいという人は、PASMOの履歴が分かるアプリがあります。
- Suica leader(スイカリーダー)
- ICカードリーダー by マネーフォワード
- パソリユーティリティー
PASMOの情報が分かるSuica leader(スイカリーダー)
Suicaリーダーとは、SuicaやPASMO以外にも電子マネーのカードの残額や利用履歴が分かるアプリです。
Suicaと名前がついていますが、PASMOの情報も読み取ることができます。
使い方はとても簡単で、まずはSuicaリーダーをダウンロードして案内にしたがってPASMOをスマホ端末にかざすだけです。
いつどこの駅で電車にのって、どこの駅で降りたのか、どのくらい運賃がかかったのか分かるので、会社の経費の精算にもとても便利です。
なお、NFCに対応したスマホでしか使うことができませんので注意しましょう。
PASMOを家計簿に反映しやすいICカードリーダー by マネーフォワード
ICカードリーダー by マネーフォワードアプリとは、Suicaリーダーと同じようにスマホ端末にかざすだけでPASMOの情報を読み取れるアプリです。
このアプリの特徴は読み取った情報を家計簿や会社の経費データに反映させることができること。
また、一台の端末の情報を複数のメンバーで共有できるので個人にも法人にもメリットがあります。
登録の方法も簡単でまずは、ICカードリーダー by マネーフォワードをダウンロードしたあと、PASMOを端末にかざしましょう。
そのあと手動送信か自動送信かを選択してデータを送るだけです。
Suicaリーダーと同じように、NFCに対応したスマホでしか使うことができません。
PASMOをパソコンでも確認したい人向けのアプリ
スマホだけでなくパソコンでも情報を確認したい人もいるでしょう。
そんな人は非接触型ICカードリーダー/ライターを購入してパソリユーティリティーをダウンロードしましょう。
非接触型ICカードリーダー/ライターとはパリソと呼ばれるFeliCaポートを利用したICカード乗車券、Edy、WAONなどのICカードを読み込むための機械です。
スティック型のリーダー/ライターも販売されていますので、パソコンに限らず、外でもスマホで使うことができます。
PASMOのアプリ以外確認方法
PASMOの情報を読み取るにはアプリが便利ですが、アプリ以外にも利用履歴や残高を確認することかできます。
一番簡単な方法はPASMOがつかえる駅に設置してある券売機や多機能券売機で確認することです。
アプリで読み取るよりも詳細な情報を確認できる上に、印字もできますので、スマホを忘れてしまったときなどに利用しましょう。
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