「皆さんは毎日の通勤や通学でどのような交通系ICカードを使っていますか?」
現在いろいろな鉄道会社からたくさんの種類の交通系ICカードが発行されていますが、PASMOはSuicaと並んで利用者が多いカードの一つです。
PASMOはタッチするだけで電車に乗れることはもちろん、PASMOにお金をチャージしておけばPASMO加盟店でお買い物ができるとても便利な交通系ICカードです。
そんなPASMOでポイントを貯めることができることをご存じですか?
今回はPASMOのポイントについて解説していきます。
よりお得にPASMOを使いたい人、交通系ICカードてポイントを貯めたい人は参考にしてください。
目次
PASMOのポイントを知る前にPASMOの基本を知っておこう
PASMOのポイントを知る前にPASMOの基本を知っておきましょう。
PASMOとは、株式会社パスモが発行する公共交通機関共通乗車カード・電子マネーのことです。PASMO、鉄道やバスのきっぷとして利用できるほか、電子マネー加盟店では電子マネーとしてお買い物の支払いにも利用できるとても便利なカード。
同じような交通系ICカードにSuicaがありますが、PASMOは主に私鉄で使えるカードでPASMOを導入している鉄道会社は、鉄道27事業者・バス77事業者(2018年10月1日現在)です。
PASMOの種類もSuicaと同様に無記名PASMOや記名PASMOなど豊富で、私鉄を利用しているなら是非持っておきたいカードといえるでしょう。
PASMOのポイントとは?
そもそもPASMOのポイントとはどこようなものなのでしょうか?
実はPASMO自体にポイント制度はありません。
Suicaのようにポイントサイトに登録してポイントを貯めたり、ビューカードでチャージすればポイントがついたりするものではありません。
PASMOのポイントとは、PASMOと提携しているクレジットカードを使うことでクレジットカード会社独自のポイントをためることを指しています。
よって、ここからはPASMOと提携してポイントを貯めることができる鉄道会社を紹介しています。
PASMOのポイントが貯まる鉄道会社一覧
- (東京メトロ)Tokyo Metro To Me CARD
- (横浜交通)横浜交通hama-eco card
- (小田急電鉄)小田急OPクレジットカード
- (京王電鉄)京王パスポートカード
- (京急電鉄)京急プレミアポイント
- (京成電鉄)京成カード
- (西武鉄道)SEIBU PRINCE CLUBカード
- (相模鉄道)相鉄カード
- (東京急行電鉄)東急ポイントカードTOP&
- (東武鉄道)東武カード
PASMOのポイントが貯まる東京メトロ
東京メトロでは、入会費・年会費無料でメトロポイントクラブに入会してPASMOを使えばメトロポイントを貯めることができます。
貯まったポイントは、10ポイント=10円単位でPASMOにチャージすることができます。登録の方法も駅に設置してある券売機や多機能券売機から簡単に行うことができます。
デイリーポイントやホリデーポイント、Tokyo Metro To Me CARDでチャージすることでメトロポイントを獲得できます。
参考 メトロポイントについて東京メトロPASMOのポイントが貯まる東急電鉄
東急電鉄でPASMOを使ってポイントをためる方法は、「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」に登録し、電車やバスへの乗車で東急ポイントを貯めることができます。
また、クレジットカードの東急カードで定期券の購入やオートチャージすることでもポイントを獲得でき、登録も簡単です。
東急電鉄は東急百貨店や東急ハンズなどお店で東急カードを使えばお得にポイントを貯めることができるのが特徴です。
PASMOのポイントが貯まる都営
都営地下鉄でPASMOを使ってポイントを貯めるにはポイントカードToKoPoに登録する必要があります。
ToKoPoとは都営地下鉄が発行しているポイントサービスのことで、PASMOを使って、都営各線、都バス、舎人ライナー、都電荒川線に乗るとポイントが加算されます。
貯まったポイントは都営地下鉄に設置してあるチャージ機で10ポイント単位でPASMOにチャージできます。
基本的に一回の乗車で1ポイントですが、休日や早起きキャンペーンなどポイントが貯まりやすいサービスが充実しています。
参考 ToKoPoについて東京都交通局PASMOのポイントが貯まる小田急
小田急が発行しているOPクレジットカードを電車やお店で使うとポイントを貯めることができます。
箱根にいくのに便利なロマンスカーの特急券でもポイントが付くので、普段小田急を使っている人は是非持っておきたいカード。
この他にも、OPクレジットカードで定期券の購入は200円で1ポイント、オートチャージを設定したPASMOを使うと最大で7パーセントのポイントが加算されるので大変お得です。
小田急ロマンスカーをよく利用する人はロマンスカー@クラブに入会するとさらにポイントが貯めやすくなっています。
PASMOのポイントを貯めるのは東京メトロがおすすめ
PASMOで鉄道会社のポイントを貯めるのは東京メトロがおすすめです。
2018年3月24日から開始したメトポ(メトロポイントクラブ)では、PASMOを使うことで様々なボーナスポイントがもらえます。
乗車日ごとに加算する「通常ポイント(デイリー/ホリデーポイント)」と、1カ月の乗車回数に応じたボーナスポイントが設けられており、メトポ10ポイントはPASMO10円としてチャージすることができます。
また、東京メトロでは、通勤時間滞の混雑緩和を目的として、オフピーク通勤をしてくれた人に対してポイントをもらえるサービスを実施しています。
簡単な登録だけですいている電車で通勤してみましょう。
PASMOのポイントを賢くためるには?
PASMOのポイントを賢く貯めるための方法をまとめてみました。
- 自分が通勤で使っている鉄道のクレジットカードを申し込む。
- 鉄道各社のPASMOを使って貯めることができる方法を知っておく。
- クレジットカードで定期券の購入ややオートチャージを利用する。
PASMOは通勤や通学などで毎日使うものであるため、お買い物をしてポイントをためることができるクレジットカードとは違い、生活の一部として使っていればポイントが自然と貯まっていきます。
ポイントを上手に貯めたい人はもちろんのこと、ポイントを賢く貯めたいと思っている人にも始めやすいのではないでしょうか?
PASMOとSuicaではどちらがお得なのか?
PASMOと並んで交通系ICカードの代表であるSuicaはどちらがお得なのでしょうか?
これは一概には言えませんが、SuicaはJRをよく使う人向け、PASMOは私鉄をよく使う人にメリットがあるカードです。
普段私鉄しか使わない人がSuicaでポイントを貯めようとすると失敗してしまいます。上記で述べたように交通系ICカードは生活に密着したモノであるため自分の普段の生活スタイルに合わせて選んでみましょう。
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