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物流業界への志望動機を考える上で登録しておきたい転職エージェント
志望動機を自分だけで考えていると「本当にこれでいいのだろうか…」と不安になってくるものです。
そこでここでは志望動機の書き方をサイト内で紹介していたり、実際にアドバイスをしてくれるようなおすすめの転職エージェントを紹介していきます。
全てのエージェントで登録は無料ですのでまずは実際に登録してみることをおすすめします!
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物流・運送業界ってどんな業界?
物流・運送業界を大まかに説明すると、生産物が生産者から消費者にわたるまでの一連の流れに関わる業種のことを言います。
わかりやすい例をあげると、日本郵政や日本通運、クロネコヤマトなどがあります。
業務としては、生産物の保管、加工、包装、そして配送など多岐にわたります。
輸送手段としては、トラック、鉄道、飛行機、船などさまざまにありますが、国内物流においては、トラック運送が実に6割以上を占めています。
また、amazonや楽天市場など、近年のインターネット通販市場の急成長に伴い、宅配便をはじめとした物流・運送へのニーズはさらに高まっています。
物流・運送業界での主な職種
物流・運送業といったら配達ドライバーを連想する人が多いのではないでしょうか。
しかし物流・運送業界にはさまざまな職種が存在します。
ここでは主な職種をご紹介します。
配送ドライバー
物流・運送業界の根幹を支えているのが、荷物の配送ドライバーです。
車の種類も軽トラックから4tトラックまでさまざまで、必要な免許もそれぞれ違います。
運転技術はもちろんですが、集荷や届け先では顧客と直接やりとりをするため、丁寧な言葉使いやマナーなどのコミュニケーション能力も重視されます。
一方で、長時間労働や低い給与基準といった厳しい労働環境のために、人材不足が嘆かれています。
倉庫内作業
配送センターや倉庫で、入荷した製品の仕分けや検品など、製品の出荷準備を行う業務です。
製品のピッキングや仕分け、在庫管理など業務は多岐にわたります。
貨物の積み下ろしなど、業務によってはフォークリフトやクレーンの運転免許が必要な場合もありますが、製品の包装、ラベル貼り、棚卸しなど、多くはアルバイトなどでも経験できます。
営業職
この業界における営業職では、新規開拓というよりもルート営業が主になります。
荷主企業を回り、サービスの満足度はどのくらいか、課題点はどのようなことかなどのヒアリングを行い、より効率的でローコストな物流サービスを提案します。
また、クレームに対しての謝罪も営業職の仕事内容になります。
物流・運送業界で働くメリット・デメリット
需要があるので転職が簡単にできそうなイメージのある物流・運送業界ですが、メリットやデメリットももちろん存在します。
実際に転職に踏み切る前にメリットデメリットを確認し、本当に転職するのが自分にとっていいのか見極めましょう。
ここではメリット・デメリットをご紹介します。
運送業界における人材不足の深刻化
物流・運送における要であるトラックドライバーの、長時間労働や低賃金などの労働環境が問題視されています。
厳しい労働条件のために若い人材が集まりにくく、中高年層が多数を占めている現状もあります。さらに、オンライン通販におけるスピード配送や全国一律送料無料といった配送サービスが、ドライバーの労働環境の悪化にさらに拍車をかけてしまっている状態です。
しかし、ネット通販の今後の成長や、数年後に迫るオリンピック需要に備え、国交省や各企業で給与水準や勤務体制の見直しが進められています。
業界の成長に伴い、求人数は大量にある
慢性的な人材不足に加えネット通販市場の成長のおかげで、業界全体における求人数は増加しています。
この業界への転職を考えている人には、さまざまな選択肢が開かれていると言えます。
特別な資格や業界経験が無くても採用されやすい傾向にあるので、自分の得意分野や経験が活かせる職種に出会えるかもしれません。
物流・運送業界に転職ってどうなの?
実際に物流・運送業界に転職するのはどうなのでしょうか。
ここでは業界研究に役立つ情報をご紹介します。
業務幅の拡大によって、異業種からの転職も有利
物流ニーズの拡大に伴い、保管、包装、物流情報管理、配送など物流に関する業務を一企業が一括で請け負う3PL化が進んでいます。
それに伴い、製品の倉庫管理や荷物配送だけでなく、顧客対応や物流情報管理など、業務内容も多岐にわたりす。
経験の有無だけでなく、職種によってさまざまなスキルや能力を持った人材が求められるようになってきているので、異業種からの転職であっても積極的な採用を行う動向がみられます。
IT化・システム化の流れ
この業界では、より正確、丁寧かつスピーディな業務進行が求められています。
IT化によって、効率化とコスト削減、さらに配送ミスを減らしたりサービス品質の向上も見込めるので、結果的に顧客の満足度アップにも繋がります。
運行支援システムを導入したり、物流センターでを実用化するなど、今後も新たなシステムやツールを取り入れる動きが増えていくでしょう。
海外へのネットワーク展開が加速
近年、物流業界では、アジア市場への開拓が進んでいます。
大手企業の例をあげると、ヤマトホールディングスは、台湾、上海、シンガポールなどに宅配事業を拡大。
また、日立物流では、中国、韓国、オーストラリア、ロシアなどに子会社を設立するなど、アジアを中心とした海外展開の動きは今後も加速し、競争も激しくなっていくと見込まれています。
グローバルな仕事を希望している人には、さまざまなチャンスがあるでしょう。
物流・運送業界の志望動機をつくるポイント
志望動機はその業界に合わせたものを作成することが重要です。
そこで物流・運送業界の志望動機を作成するポイントをご紹介します。
体力
コンピュータでのデータ管理やドローンによる配送の無人化など、IT化が進んではいるものの、やはり人の手によるアナログな業務も重要となっています。
車の運転、検品作業、倉庫内での運搬作業など、この業界では基本的に体を動かす業務が多いため、運動部や引っ越しアルバイトの経験など、体力に自信がある人はアピールすべきです。
業界で必要な資格や免許を持っている
どんな業界においても言えることですが、やはりその分野で必要な免許や資格を持っていることは最大の強みになります。
トラックドライバーに必要な大型自動車免許や、倉庫内作業で必要とされるフォークリフト運転技能や危険物取扱の資格など、現場作業で必須となる免許は、即戦力として引く手あまたでしょう。
ほかにも、倉庫管理業務において活かせる倉庫管理主任者やロジスティクス関連の資格などや、国際物流において活かせる通関士、国際物流管理士など、さまざまな資格があります。
コミュニケーション能力
業務拡大によって取引先企業や顧客と直接やりとりをする機会も増えていますので、高いコミュニケーション能力が求められています。
ドライバー業務では届け先でのやりとりのなかで、「また、この会社に配送して欲しい」と思ってもらえるか、営業業務では顧客のニーズをしっかりと把握できるか、倉庫管理や事務業務ではチームで連携をとって正確かつ効率的に作業を進められるか、などの社内外問わず、周囲と積極的にコミュニケーションを取れることが大切です。
物流・運送業界の志望動機の例文
実際に志望動機を作る際になにを買いていいか分からないこともありますよね。
そこで、物流・運送業界への志望動機の例文をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
ドライバー(経験者)
前職でも配送ドライバーに5年間従事しておりました。
お客さまに「いつもありがとう」と感謝の言葉をかけていただいた経験が忘れられず、よりお客さまに満足してもらいたい、という意識を持って務めてまいりました。
ただ物を運ぶだけでなく、人から人へ新たなコミュニケーションが生まれることに魅力を感じ、志望いたしました。
倉庫管理(経験者、免許あり)
倉庫内作業のアルバイト経験が長く、とくに搬入業務に長く携わっておりましたので、フォークリフトの資格を取得しています。
リーチフォークリフト、カウンターフォークリフトの両方を運転することができます。
また、ピッキングや仕分け、梱包作業など、倉庫内での業務は一とおり経験があるので、経験が活かせると思い志望いたしました。
営業職(異業種から)
介護施設や病院に向けた家具や備品販売の営業スタッフとして5年間従事しておりました。
介護施設で働くスタッフや利用に対して積極的にヒアリングを行ってきたコミュニケーション能力と、どんな用品が必要とされているか、現在のサービスのどこが問題点なのかを把握する情報収集力には自信があります。
この業界は未経験ではありますが、人と人とを繋ぐ物流業界にかねてより関心がありましたので、自分の経験を活かしたいと考え、志望いたしました。
物流・運送業界で働く前に覚えておきたい業界用語
物流・運送業界には多くの業界用語が存在します。
そこで実際に働く前に覚えておきたい業界用語を少しだけご紹介します。
SCM(サプライチェーンマネジメント)
卸問屋から部品メーカー、小売事業者など、消費者に製品が供給されるまでの各事業者の動きをネットワークで統合し、在庫情報などを共有することで、経営の効率化と最適化を図る手法のことを言います。
3PL(サード・パーティ・ロジスティクス)
荷主とは別の企業が、製品の保管、流通加工、包装、配送まで、流通機能の業務全般を一括で担うことを言います。
製品の管理拠点を一か所に集中させることで、荷主側は生産と販売に集中することができ、業務効率化やコストダウンを図ることができます。
運行管理システム
運送車両の配車や運行管理をコンピュータが代替することによって、円滑な運行管理を図るシステムを言います。
車両の安全運転のサポートや荷物の自動追跡システムなど、とくに人材不足が嘆かれている物流業界のドライバー業務においても、システム化の流れに伴い、導入する企業が増えています。
物流の6つの機能
物流業界の仕事は、物を輸送して届けるだけではありません。
物流における仕事内容や役割は、大きく「保管」「荷役」「流通加工」「包装」「輸配送」「情報管理」の6つに分けられます。
なかでも、「情報管理」以外の5つをもって、「物流の5大機能」と呼びます。
これらの機能をより効率的に行い、コストを削減することが重要になります。
物流3法
1990年に施行された、トラック運送業における規制緩和を目的とした貨物自動車運送事業法と貨物運送取扱事業法の「物流2法」に、2003年に新たに鉄道事業法を加えた3つの法律を言います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「物流」ときくと、ドライバーや倉庫作業のイメージがありますが、業務は多岐にわたります。
体力に自信のある人はドライバー、黙々と集中して行う細かい作業が得意な人は倉庫内作業、人と接することが得意な人は営業、というように、何かしら自分の特性にあった業務に出会えるはずです。
企業や職種ごとに業務の幅や求められるスキルが異なるので、物流・運送業界の動向を研究し、転職活動に向けてしっかりと準備をしましょう。
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