ここでは、「締め日」の基本的な意味から正しい使い方まで詳しく解説していきたいと思います。「締め日」という言葉は、締め切りの期日ということで会社や銀行などで使われることが多い言葉になります。慣れ親しんだ言葉ですが、改めて使い方を確認するとともに関連語や類義語、慣用句や熟語などについても確認してみましょう。
目次
締め日の読み方
「締め日」の読み方は「しめび」となります。他に別の読み方はないのですが、「締」と「日」を分けると別の読み方も出来るようになります。「締」の場合は、「し(める)」という読み方の他にも「し(まる)」「てい」などの読み方があります。「日」の場合は、「び」という読み方以外にも「ひ」「にち」などといった読み方があります。「締め日」の読み方は、「しめび」だけになりますが他の読み方も覚えておくようにしましょう。
締め日の意味について
「締め日」の意味は、締めきりの日、期日の日ということになります。色々な使われ方がありますが、主に「給与の締め日」などと使われることが多いです。「給与の締め日」とは、給与の額を計算した期間になります。締め日が月末ということになっている場合は、月の初めから終わりまで働いた期間を一ヶ月の給与として計算するということになります。「カードの締め日」も同様に、月末が締め日であれば月の初めから終わりまで使った期間が一ヶ月分の利用額ということです。
締め日の正しい使い方
「締め日」とは、一定の期間に行った取引を計算する期日になります。あるいは、一定期間働いた分を計算する期日ということです。「給与の締め日を確認しましょう。」という使い方は正しい使い方になります。いつからいつまでの期間の給与が計算されるのか確認するという意味になります。また、「クレジットカードの締め日はカード会社によって違う。」という使い方も正しいです。クレジットカードの利用額を計算する期日は会社によって違うということです。
締め日の間違った使い方
「締め日」の間違った使い方は、一定の期間を示さない場合などです。「締め日」とは、一か月単位などで締め切られ振り込み額や支払い額が決まる日のことです。そのため、「クレジットカードの締め日は一年間あります。」という使い方は出来ません。また、「締め日は毎日あります。」というような使い方も間違いになります。「締め日」はあくまで一定期間を示す意味で使われる言葉です。特に期限がないような状態や特定の期間を示さない場合は間違いです。
締め日を使った例文
それでは、ここで「締め日」という言葉を使った例文についていくつかご紹介したいと思います。「締め日」という言葉は、主に会社の給与に関する場面やクレジットカードの利用時などに使われることが多い言葉になります。ここでは、具体的にどんな場面で「締め日」という言葉が使われることが多いのか詳しく見ていきましょう。
締め日の使い方【例文その①】
まず一つ目の例文は、新入社員同士の会話の場面になります。
「給与の締め日、いつか確認した?」
「うちの会社では月末が締め日だよ。君の会社ではいつなの?」
「うちの会社の場合は、月初めが締め日なんだ。」
「どこの会社も月末が締め日だと思っていたよ。会社によって違うんだね。」
「うん、一般的には月末が締め日になっていることが多いみたいだよね。」
この会話では、給与の締め日がいつか確認するという意味で正しく「締め日」が使われています。
締め日の使い方【例文その②】
二つ目の例文は、クレジットカード会社に電話で問い合わせをする場面になります。
「もしもし、クレジットカードの締め日と支払日を確認したいのですが。」
「お電話ありがとうございます。締め日は15日で、支払日は月末になります。ご確認宜しくお願い致します。」
「わかりました。ありがとうございます。」
「また何かございましたらいつでもご連絡ください。」
この会話では、クレジットカードの締め日と支払日を確認するということで正しい使い方になります。
締め日は英語でなんて言うの?
「締め日」は英語にすると「Closing date」になります。「クレジットカードを発行したら、使う前に締め日と支払日を事前に確認しておきましょう。」という文を英語にする場合は「If you issue a credit card, let’s check the closing date and payment date in advance before using it.」という文になります。
締め日は中国語でなんて言うの?
「締め日」は中国語で「截止日期(Jiézhǐ rìqí)」です。「クレジットカードを発行したら、使う前に締め日と支払日を事前に確認しておきましょう。」という文を中国語にすると、「如果您发行信用卡,请在使用之前提前查看截止日期和付款日期。(Rúguǒ nín fā háng xìnyòngkǎ, qǐng zài shǐyòng zhīqián tíqián chákàn jiézhǐ rìqí hé fùkuǎn rìqí.)」になります。
締め日の類義語や関連語は?
「締め日」の類義語や関連語は、何かを終えることという意味では「締括」「終結」「仕舞」「完結」「終幕」「終止」「御仕舞」などの言葉が考えられます。また、何かをやり遂げなければならない期限という意味では「期限」「期日」「提出期限」「締切日」「最終期限」などが関連語として数えられます。また、制限時間を過ぎて締め切るという意味では「タイムアウト」「タイムオーバー」「時効」なども関連語として数えることが出来るでしょう。
締め日の対義語は?
「締め日」の対義語は、特にありません。しかし、「期日を設ける」や「締め切る日を決める」という意味の反対になる言葉であれば「開ける」「緩める」などの言葉が考えられます。また、「特に設けられている期限がない」という意味では「無期限」という言葉も対義語としてふさわしいと言えるでしょう。その他には、「そもそも期限がない」「一定の期間が設けられていない」などという意味では「無期」という言葉も対義語になります。
締め日を使った熟語や慣用句、ことわざはある?
「締め日」を使ったことわざや慣用句などは、特にありません。しかし、「締」や「日」を使った熟語であればいくつか考えられます。「締」の場合は、「締結」「帯締」などの二字熟語があり「取締役」などの三字熟語があります。また、「取締役会」「結締組織」などの四字熟語があります。「日」の場合は、「永日」「一日」などの二字熟語や「一昨日」「愛敬日」などの三字熟語、「一日一夜」「一石日和」などの四字熟語があります。
締め日にまつわるサイト
「締め日」にまつわるサイトをご紹介します。
https://navinavi-creditcard.com/creditcard-shimebi-shiharaibi-1204
こちらのサイトでは、クレジットカードの締め日と支払日について詳しく書かれているので参考になります。
https://hataractive.jp/useful/3742/
こちらのサイトでは、給与の締め日と支払日について詳しく書かれています。
締め日の意味や使い方についてのまとめ
「締め日」は、「給与の締め日」や「クレジットカードの締め日」という言葉が良く使われます。「給与の締め日」とは、働いた分の期間と額を計算する期日ということで「クレジットカードの締め日」とは利用した期間の額を計算する期日になります。ここで改めて「締め日」の言葉の意味を確認し、正しく使うようにしましょう。
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