JR東日本がサービス提供/運営する交通系ICカードの「Suica」はクレジットカードと組み合わせることでチャージがお得になったり、オートチャージを使えるようになったりと利便性が高まります。
しかし単に還元率の高いクレジットカードを選んでもSuicaチャージがポイント対象外になるケースもあるため注意が必要です。
そこで、この記事ではSuicaチャージがおすすめのクレジットとオートチャージできるSuica一体型のクレジットカードをまとめました。
目次
Suicaにチャージできるクレジットカードの選び方
Suicaにチャージできるクレジットカードを選ぶ際は、Suicaの種類によって次の4つに分けられます。
- Suica定期券一体型
- Suica一体型(定期券なし)
- オートチャージ
- モバイルSuica紐付け
Suica定期券一体型
Suica定期券一体型のクレジットカードはビューカードが発行するクレジットカードのみが対象となります。
いずれも年会費初年度無料で利用することができます。
Suica一体型(定期券なし)
定期券は付帯しませんがSuica一体型のクレジットカードはビューカード発行以外の提携カードも数種類ありますので、提携先の優待特典も合わせて利用できるメリットがあります。
- JALカードSuica
- イオンSuicaカード
- ビックカメラSuicaカード
- JREカード
オートチャージ
Suicaのオートチャージに対応するのは「Suica定期券一体型」「Suica一体型(定期券なし)」いずれかのクレジットカードであれば設定可能です。
- 「ビュー・スイカ」カード
- ルミネカード
- JREカード
- JALカードSuica
- イオンSuicaカード
- ビックカメラSuicaカード
モバイルSuica紐付け
モバイルSuicaならVISA/マスターカード/JCB/アメックス多くのクレジットカードを登録してチャージすることができます。
ただし、冒頭でも説明したように単に還元率の高いクレジットカードを選んでもSuicaチャージがポイント対象外になるケースがありますので、モバイルSuicaチャージでもポイントが貯まりやすいクレジットカードを紹介します。
モバイルSuicaにおすすめのクレジットカード
ポイント還元率の高いクレジットカードとして人気のある楽天カードやdカードはSuicaチャージを還元対象外にするも存在します。
この記事で紹介するのはモバイルSuicaチャージでもお得な還元を受けられるクレジットカードに絞っておりますので参考にしてください。
ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカードはSuicaのオートチャージや定期券購入で1.5%還元、ビックカメラの買い物なら最大11.5%還元になるクレジットカードです。
ビューカードの中でも珍しく年会費が実質無料になるクレジットカードで前年1回以上の利用で翌年会費も無料です。
ヤフーカード
年会費無料のヤフーカードはSuicaチャージで1.0%のTポイントが貯まります。
Tポイントカード一体型になっているので、Suica/Tポイント/クレジットカードの使い分けも可能です。
年会費 | 永年無料 |
---|---|
申込資格 | 18歳以上 |
発行時間 | 最短3営業日 |
国際ブランド | VISA,JCB,マスターカード |
付帯機能 | Tポイント,PayPayチャージ |
通常還元率 | 1.0% |
東急カード
東急カードはPASMO一体型もあり、PASMOのオートチャージもできるクレジットカードです。
Suicaチャージでも1.0%のポイントが貯まります。
年会費 | 初年度無料 |
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申込資格 | 18歳以上 |
発行時間 | 最短即日(仮カード) |
国際ブランド | VISA,マスターカード |
付帯機能 | PASMO一体型,JMB(JALマイル) |
チャージ還元率 | 1.0% |
リクルートカード
年会費無料のリクルートカードはSuicaチャージでも通常還元率1.2%が対象になります。
貯まるリクルートポイントは1ポイント=1Pontaポイントに交換することができますので、実質Pontaポイントが貯まるクレジットカードでもあります。
楽天ペイから赤いSuicaが発行開始!
楽天ペイらSuicaの発行/チャージに対応したことで、楽天カードのSuicaチャージでもポイントが貯まるようになりました。
利用できる機能① | 楽天ペイアプリ内でのSuica発行やチャージ |
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利用できる機能② | Suicaチャージがポイント付与対象に |
利用できない機能① | オートチャージ |
利用できない機能② | 定期券・グリーン券の購入 |
利用できる端末 | 「おサイフケータイ」に対応したAndroid端末 |
iPhoneユーザーもポイント貯まるキャンペーン実施中
楽天ペイアプリでSuicaを発行/チャージできるのは「おサイフケータイ」に対応したAndroid端末のみですが、サービス開始を記念してiPhoneユーザーでもモバイルSuicaのチャージで200円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まるようになります。
Suicaのチャージ方法
Suicaはクレジットチャージ以外にもいくつかチャージ方法が用意されております。
- 駅の券売機でチャージ
- コンビニのレジでチャージ
- セブン銀行ATMでチャージ
- ポイントチャージ
駅の券売機でチャージ
駅の券売機やチャージ機は現金払いが原則ですが、定期券購入時の追加チャージはクレジットカード決済が可能です。
- 券売機にSuicaを挿入
- Suicaボタンをタッチ
- チャージ金額を選び、現金を投入
- Suicaの受け取り(領収書が必要な場合は発行)
コンビニのレジでチャージ
「NewDays」「セブン-イレブン」「デイリーヤマザキ」「ファミリーマート」「ミニストップ」「ローソン」のコンビニレジや「イオン」で「Suicaのチャージをしたい」旨を伝えれば現金払いでチャージできます。
- レジの店員に「Suicaチャージと希望金額」を伝える
- 希望のチャージ金額の現金払い
- カードリーダーにSuicaをタッチ
- Suicaの受け取り
セブン銀行ATMでチャージ
セブン−イレブンやイトーヨーカドーに設置されているセブン銀行ATMでも現金払いのチャージが可能です。
- 「電子マネーチャージ」ボタンをタッチ
- Suicaを所定の位置(+エリア)に設置
- 「チャージ」をタッチ
- チャージ金額を選択
- お金を投入
- Suicaの受け取り
ポイントチャージ
JRE POINTに紐付けたSuicaなら、券売機等で貯めたJRE POINTでチャージすることもできます。
払い戻しについて
Suicaの払い戻しは220円の手数料がかかりますが、チャージ残高が220円未満であれば手数料が無料になります。
なお、払い戻しをすれば預り金であるデポジット500円も返金されます。
クレジットカードとSuicaの独自キャンペーンに期待
交通系ICカードの相互利用もあり、Apple PayやGoogle Payの対応が進んでいるSuicaは今や日本全国規模で活用できる電子マネーです。
先進的な取り組みにも積極的なSuicaのことですから、今後クレジットカードのチャージでお得なSuica独自のキャンペーンを打ち出すことも可能性としては0ではありません。
そんな日が訪れるまでは、消費者としてお得な店舗や決済サービスを使い分けていくキャッシュレスリテラシーを高めておきましょう。
NO Suica, NO LIFE
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