「みなさんは普段どのようなICカードを使っていますか?」
今ではキャッシュレスが進み、様々なICカードが発行されています。
そんなICカードのなかでも交通系ICカードのSuicaを使っている人も多いのではないでしょうか?
交通系ICカードは駅の改札にタッチするだけで電車に乗ることはもちろんのこと、チャージすることで加盟店でお買い物にも使えるのは便利なカードです。
そこで今回は、Suicaと同じ交通系ICカードのなかで人気があるPiTaPaを比較してみました。
SuicaとPiTaPaは何が違うのか知りたい人、上手な使い方を知りたい人は参考にしてください。
目次
SuicaとPiTaPaの基本情報
SuicaとPiTaPaは何が違うのでしょうか?
まずは基本的なことを見てみましょう。
Suicaとは?
Suicaは、鉄道、バス、お買い物などで利用できるJR東日本のICカードです。
Suicaの名称は「Super Urban Intelligent CArd」に由来するもので、2001年(平成13年)からJR東日本管内のエリアで順次導入されています。
2017年(平成29年)3月末現在の発行枚数は約6,398万枚(内電子マネー対応カードは約6,181万枚)です。
パスケースに入れたまま改札にタッチするだけで電車に乗ることができ、定期券にもできる交通系の電子マネーで、Suicaにお金をチャージして使うことになります。
PiTaPaとは?
PiTaPaとは、スルッとKANSAI協議会が発行している乗車カード機能を持った非接触型ICカード(電子マネーカード)のことです。
PiTaPaは「Postpay IC for “Touch and Pay”」を略したもので、Suicaなどで採用されているプリペイド方式ではなく、のポストペイ方式を採用しているのが特徴です。
交通系ICカード全国相互利用サービスにも参加していますが、基本的な決済方式が異なるため乗車券機能以外の相互利用に対応しないなど一部の機能に制約があります。
PASMOと同様に交通系ICカード全国相互利用できますが、基本的な決済方式が異なるため乗車券機能以外の相互利用に対応しておりません。
SuicaとPiTaPaの作り方
SuicaとPiTaPaでは、作り方が違います。
それぞれ見てみましょう。
Suicaの作り方
Suicaは、大人用Suica、小児用Suica、Suica定期券、モバイルSuicaなど様々な種類がありますが、一番簡単な大人用Suicaの作り方を紹介します。
- JRの券売機、多機能券売機を探す
- タッチパネルでSuicaの購入をタッチ
- mySuica、Suicaカードを選択
- ※mySuicaは氏名、性別、生年月日、電話番号を入力
- チャージ金額を入力
※1000~10000円の間で選択 - 確認をタッチして完了
PiTaPaの作り方
PiTaPaの作り方は以下の2種類です。
- オンライン入会
- 申込用紙による入会
「オンライン入会」
- 電車代やショッピング代金を引き落とす銀行口座を用意する
- 「PiTaPaを選ぶ」から、オンライン入会できるカードを選ぶ
- 生年月日・住所・氏名・年齢・職業・銀行口座・パスワードを入力
- 最短2週間で手元に届く
「入会申込書による入会」
- 問い合わせ先にお電話するとと、入会申込書が送られてくる
- 必要事項に書いて送り返す
- 審査
- 通常約3~4週間※でPiTaPaカードを自宅に届く
Suicaはチャージして使うことが基本
Suicaはチャージして使うことが基本です。
Suicaのチャージ方法
Suicaのチャージで最も簡単な方法は駅の券売機や多機能券売機でチャージすることです。
- JRに設置してある券売機や多機能券売機、指定席券売機を探す
- タッチパネルに表示してあるチャージをタッチ
- Suicaを挿入
- 金額を指定する
- 現金を投入
(1回の操作で入金(チャージ)できる金額の単位)
・500円
・1,000円
・2,000円
・3,000円
・5,000円
・10,000円
Suicaは、最大で20000円までチャージすることこができます。
Suicaのお得な使い方
Suicaをよりお得に使いたいならクレジットカードと組み合わせることがおすすめです。
通勤や通学で毎日使うSuicaをクレジットカードと組み合わせることでJREポイントとクレジットカードのポイントを貯めてしまいましょう。
Suica機能付きクレジットカードやモバイルSuicaでおすすめのカードはビューカードです。
ビューカードはSuicaとの相性がとても良く、JREポイントが貯まりやすいことに加えて、オートチャージでも使うことができます。
Suicaが使えるクレジットカード
- ビュースイカカード
- ビックカメラSuicaカード
- ルミネカード
- JALカードSuica
- ANA VISA Suicaカード
- イオンSuicaカード
PiTaPaのお得な使い方
PiTaPaは関西圏で電車やバスを使うときにメリットがあるカードです。
Suicaのように交通系ICカードと同じように改札にタッチすることで、電車に乗ることができます。
しかし、後払いになるのは、関西の私鉄とバスだけで、JRで使う場合は事前のチャージが必要です。
また、PiTaPaをお得に使うためには、自分の生活スタイルに合ったクレジットカードを選ぶことです。
普段の通勤や通学でPiTaPaを使えばクレジットカードのポイントを貯めることができますし、オートチャージ機能を設定すれば、わざわざチャージする必要がありません。
また、PiTaPaを関西の鉄道やバスで利用すると下記のような割引サービスもあります。
2018年10月よりJR西本日本もPiTaPaポストペイサービスが開始されています。