Uペイ(UPay)は株式会社USENが運営するキャッシュレス決済サービスです。
昨今、クレジットカードやコード決済などのキャッシュレス決済が急激に普及している中で、USENが運営するUペイ(UPay)は今後、普及が加速することが予想されます。
そこで、Uペイ(UPay)とはどんなサービスなのか?を解説するとともに、Uペイ(UPay)の手数料について、わかりやすく解説します。
目次
Uペイ(UPay)とはどんなサービス?
Uペイ(UPay)は、株式会社USENが運営するキャッシュレス決済サービスです。
Uペイ(UPay)は、スマホやタブレットに専用アプリをインストールし、専用端末と連携させることで、キャッシュレス決済の効率化を図ります。
また、最近何かと話題のPayPayやd払いなどのQRコード決済サービスにも対応済みです。
まだまだ一般知名度は低いUペイ(UPay)ですが、今後はUペイ(UPay)を導入する企業が増えることが予想されますね。
Uペイ(UPay)の導入キャンペーン
Uペイ(UPay)では、現在、導入キャンペーンは実施していません。
ただし、Uペイ(UPay)は、専用端末やプリンターが0円でレンタルできますので、導入費用はかかりません。
合わせて、Uペイ(UPay)の申込み時にキャッシュレス・消費者還元事業に登録すると、決済手数料も2019年10月〜2020年6月末まで決済手数料が実質2.16%となります。
ただし、この事業への登録には対象制限がありますので注意が必要です。
小売業 | 資本金(または出資総額)5000万円以下 従業員 50人以下 |
旅館業 | 資本金(または出資総額)5000万円以下 従業員 500人以下 |
卸売業 | 資本金(または出資総額)1億円以下 従業員 100人以下 |
ソフトウェア・情報処理 | 資本金(または出資総額)3億円以下 従業員 300人以下 |
その他のサービス業 | 資本金(または出資総額)5000万円以下 従業員 100人以下 |
その他の業種 | 資本金(または出資総額)3億円以下 従業員 300人以下 |
Uペイ(UPay)の手数料は?
Uペイ(UPay)を導入すると様々なメリットを受けられますが、気になるのはコスト面という方が多いかもしれません。
Uペイ(UPay)の手数料はクレジットカードの国際ブランドによって異なりますが、3.24%〜3.74%となります。
ただし、キャッシュレス・消費者還元事業に登録すれば、2019年10月から手数料が実質2.16%になりますので、試験的にQRコード決済を導入してみたい方にはおすすめですね。
初期導入費用はキャンペーンを使えば0円
Uペイ(UPay)の初期導入費用は、専用端末とプリンターのレンタルを含め0円です。
月額固定費も0円
Uペイ(UPay)は月額固定費もかかりません。
キャッシュレス決済サービスでは、専用端末を導入するために、月額固定費がかかるサービスもありますので、地味に嬉しいポイントです。
決済手数料は決済方式によって異なる
Uペイ(UPay)は決済方式やクレジットカードのブランドによって決済手数料が異なります。
ただし、キャッシュレス・消費者還元事業に登録すれば、決済手数料2.16%になりますので、手数料が高すぎるということはないかと思います。
Uペイ(UPay)の入金はいつ?
Uペイ(UPay)の入金は、クレジットカード決済とその他決済方式の場合で異なります。
クレジットカード決済の入金
Uペイ(UPay)の入金は、クレジットカード決済の場合だと月2回となります。
対象期間 | 入金日 |
---|---|
1日〜15日の売上金 | 月末 |
16日〜月末の売上金 | 翌月15日 |
電子マネー・QRコード決済
電子マネーとQRコード決済の場合は、月1回の入金で、月末が締め日となります。
1日〜末日までの売上が翌月末に入金されます。
Uペイ(UPay)以外の手数料は?
Uペイ(UPay)の手数料がわかったところで、Uペイ(UPay)の競合サービスは手数料がどれくらいなのか、気になりますね。
主なキャッシュレス決済サービスの手数料は下記で確認できます。
サービス名 | クレジットカード決済手数料 | 電子マネー決済手数料 | QRコード決済決済手数料 |
square (スクエア) | JCB:3.95% JCB以外:3.25% | × | × |
Uペイ(UPay) | VISA,Mastercard,アメックス:3.24% JCB,ダイナース,ディスカバー:3.74% | Suicaなど交通系:3.24% Apple Pay,iD,QUICPay:3.74% | 3.24% |
STORES決済 (旧Coiney) | VISA,Mastercard,アメックス:3.24% JCB,ダイナース,ディスカバー:3.74% | 3.24% | 3.24% |
Times Pay (タイムズペイ) | VISA,Mastercard,:3.24% JCB,アメックス,ダイナース,ディスカバー:3.74% | 3.24% | × |
楽天ペイ | VISA,Mastercard,アメックス:3.24% JCB,ダイナース,ディスカバー:3.74% | Suicaなど交通系,楽天Edy,nanaco:3.24% Apple Pay,iD,QUICPay:3.74% | 3.24% |
Cloud Pay(クラウドペイ) | × | × | 3.24% |
おてがるペイ | VISA,Mastercard,:3.24% JCB,アメックス,ダイナース,ディスカバー:3.74% | 3.74% | × |
Airペイ(エアペイ)の手数料は?
Uペイ(UPay)の競合にあたるAirペイも初期費用と月額固定費は0円です。
Airペイ(エアペイ)はリクルートグループが運営する決済サービスで、クレジットカード 電子マネー・QRコード決済・ポイントなど多少な決済サービスをまとめて導入できるメリットがります。 今ならiPadとカードリーダーが無料になるキャッシュレス0円キャンペーンを実施しておりますので、キャッシュレス決済の導入を検討している事業者の方はこの機会に契約するのがおすすめです。初期導入費 | 無料 | 月額固定費 | 無料 |
---|---|---|---|
決済システム利用料 | 3.24%〜3.74% | 入金手数料 | 無料 |
締め日 | メガバンク:月6回、その他の金融機関:月3回 | 入金タイミング | メガバンク:月6回払い、その他の金融機関:月3回払い |
加盟店手数料3.24%の対応ブランド | VISA、マスターカード、アメックス、d払い、PayPay、au PAY、LINE Pay、AliPay、WeChart Pay、交通系電子マネー | ||
加盟店手数料3.74%の対応ブランド | JCB、ダイナース、DISCOVER、Apple Pay、iD、QUICPay | ||
対象外の決済ブランド | Google Pay、WAON、nanaco、楽天Edy |
Square(スクエア)の手数料は?
Square(スクエア)はアメリカのSquare(スクエア)社が開発したサービスで、日本では三井住友カードが全面バックアップしている決済サービスです。
Twitterの創業者ジャック・ドーシーが開発したサービスですので、知名度と話題性はかなり高いと言えます。
クレジットカードの主要国際ブランドの決済が可能ですので、キャッシュレス決済の導入を検討している事業者の方はこの機会に契約するのがおすすめです。
初期導入費 | 無料 | 月額固定費 | 無料 |
---|---|---|---|
決済システム利用料 | 3.25%〜3.95% | 入金手数料 | 無料 |
締め日 | 三井住友、みずほ銀行:毎日 それ以外の金融機関:毎週水曜日 | 入金タイミング | 三井住友、みずほ銀行:翌日 それ以外の金融機関:週1回 |
加盟店手数料3.25%の対応ブランド | VISA、マスターカード、アメックス、ダイナース、DISCOVER | ||
加盟店手数料3.95%の対応ブランド | JCB | ||
対象外の決済ブランド | Suica、Apple Pay、Google Pay、iD、QUICPay、WAON、nanaco、楽天Edy |
PayPayの手数料は?
メルペイ同様、Uペイ(UPay)の競合といわれるPayPayも初期費用と月額固定費は0円です。
初期導入費 | 無料 | 月額固定費 | 無料 |
---|---|---|---|
決済システム利用料 | 無料(※1) | 入金手数料 | 無料(※2) |
締め日 | 当月末締め | 入金タイミング | ジャパンネット銀行:翌日 その他金融機関:最短翌々営業日 |
※2.ジャパンネット銀行のみ対象。
Uペイ(UPay)の手数料まとめ
日本政府は2019年10月の消費税増税時に、キャッシュレス決済に最大5%分を還元する優遇策を検討しており、Uペイ(UPay)のようなキャッシュレス決済サービスがその主役になることが期待されています。
Uペイ(UPay)使用に関しては、店舗側の手数料が安くなるキャンペーンがあり、容易にUペイ(UPay)を導入・利用する環境ができていると言えます。
皆さんも、将来を見越して「食べず嫌い」にならずに、店舗の方はUペイ(UPay)導入の検討をしてみませんか?
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