仕事を忘れて没頭できるような趣味を持っていますか?
趣味の時間を思うように確保できないビジネスパーソンもいるようです。
趣味の時間を充実させられることは仕事にも良い影響を与えると言われます。
充実の趣味がもたらす仕事へのメリット、両立させるためのポイントについて紹介します。
目次
趣味を充実させることの仕事へのメリット
趣味があると、仕事にも良い影響を与えるようです。
趣味が仕事にどのようなメリットを運んでくるのかを見てみましょう。
ポジティブな気分が保てる
趣味があれば好きなことを思いっきり楽しむことができますよね。
日常で何らかのストレスがあったとしても、趣味によって解消することが可能です。
ストレスの原因から意識を逸らせることも緩和を大幅に助けるでしょう。
趣味を終えた後に残っているのは、楽しんだという満足感。
趣味によって心身が健康な状態でいると物事をポジティブにとらえられるようになります。
仕事でもいい状態を感じる頻度が多くなるのだそうです。
思考力が上がる
好きなことをしているときの脳の状態は良好です。
もっと上手になるために、もっと良くするためにといろいろと考えて、工夫をすることも苦にならないでしょう。
そんな思考回路を使っている人ほど、仕事のときも同じような思考が働くようになるのです。
楽しみながら、思考のトレーニングになっているということですね。
話題の引き出しが豊富になる
自分の趣味に関して詳しくなってくると、さらに深いところに好奇心が湧いてきます。
すると、人に聞いたり書籍などで調べたりして、いろいろな視点からの情報が入ってくるようになります。
一つのことに詳しくなることでほかのことも調べる癖がついたりして、様々な知識を得ることに繋がります。
仕事での、周りの人との会話の幅も、きっと広げられるでしょう。
本気で楽しむ頻度が増す
趣味をしていると、あっという間に時間が過ぎたと感じるほどに没頭していることがあります。
楽しみの種類にはいろいろあって、人それぞれ感覚も異なるものです。
おなかを抱えるほどとにかく笑うことが楽しいという人もいれば、苦しいことをする中で楽しみを見出す人もいるでしょう。
自分にとっての本気で楽しむ感覚を知っていることは、仕事でも熱中して楽しむ感覚を引き出してくれるでしょう。
趣味がないとワークライフバランスはとりづらい?
仕事と私生活のバランス、ワークライフバランスが注目を集めています。
しかし中には「胸を張って趣味と言えるほどのものはない」という人もいるでしょう。
世の中には、仕事が趣味といえるほど、やっている仕事が大好きという人も大勢います。
そんな人たちの特徴とワークライフバランスについて探ってみましょう。
「仕事が趣味!」を実現している人の特徴
仕事が趣味の人は、その仕事に対して他では得られないやりがいを感じています。
そして、そのやりがいは自分が最も重要視するポイント。
仕事やキャリアという括りを超えて、仕事をすることそのものが生きる意味になっているのかもしれません。
最も自分に合った仕事に出会っているといえるでしょう。
遊びも習慣も、その仕事を深めるために取り入れるくらいのスタンスなのかもしれません。
趣味を作ることで仕事にもいい影響を与えることができますが、このような人は仕事にひたすら没頭し、その道を極めるのも一つの手かもしれません。
両立が難しいときに考えるワークライフバランス
仕事と趣味をバッチリ両立できている人はどれくらいいるでしょうか。
仕事が忙しくて最近、好きな趣味を、思いっきり楽しめてないなという人は、少し考える機会を持ってみてください。
仕事や会社の環境だけでなく、自分の状態をかえりみるバロメーターにもなるのです。
ワークライフバランスが取れていないのは一時的なもの?
仕事では、頑張りどきがありますよね。
プロジェクトのスタートから軌道に乗るまでとか、新人が入ってきたばかりのときなど。
大きな商談を控えてチームで準備に取り掛かっているときは、周りに合わせることも必要になってくるでしょう。
一時的に仕事で目いっぱいになることがあります。
1~2週間の一時的なものなら、趣味の時間を犠牲にすることになってもきっと大丈夫。
ひと段落したら、趣味の時間を必ずとるようにくださいね。
仕事ではなく生活全体に目を向ける
両立が難しく感じるときには、仕事の難しさや仕事量の多さではなく、自分の生活全体に目を向けてみましょう
規則正しい習慣をキープすることに支障が出ていないかを確認してください。
・朝起きたときに疲れが残っていて、起きるのが辛い。
・自分ではなく、仕事に合わせる生活が続いている。
・以前より、物事に興味や関心が湧かなくなっている
・体形や体調の良くない変化が気になる
・仕事でも自宅でも、イライラや不安を感じることが増えた。
上記のようなことが当てはまる場合、仕事そのものではなく生活全体が原因で、趣味の時間が取れていない可能性があるので注意しましょう。
長期視点でのプラスとマイナス
仕事に熱心に取り組むことは大事です。
しかし、目の前の仕事をこなすことだけに着目するだけではワークライフバランスを取ることが難しくなります。
ずーっと仕事のためのエンジンをかけっ放しにすると、ガス欠が起きるでしょう。
毎週でも毎日でも、ガソリン補給の時間は誰にでも必要。
ガス欠をせずに長期間走り続けるための、スケジュール管理をしましょう。
そのためには仕事で手いっぱいにならず、必ずスケジュールのなかに趣味の時間をいれましょう。
転職も視野に入れるべし!
趣味を楽しむ時間が持てないことが長期に及んでいるなら、転職を考えることも一つの対策になるかもしれません。
思い切って職場を変えて、新たなワークライフバランスを手に入れましょう。
仕事と趣味を両立させるワークライフバランス
仕事と趣味を両立させるためのワークライフバランスのコツを紹介します。
仕事に偏ることが普通になることを防ぐためにも心掛けてみてください。
自分なりの趣味の魅力を失わない
楽しめる趣味があるなら、自分にとってのその趣味の魅力を自覚しておいてください。
「……だから、やめられない」「……だから、好き」「こんな部分が楽しい」
これらが目的になって、趣味をしない期間を脱却させてくれるでしょう。
自分のために時間は作り出して確保
時間がない、は忙しいビジネスパーソンの口ぐせ。
時間がないと自分に言い聞かせていることも、実はたくさんあります。
積極的に時間を作り出し、スケジュールに組み込むことをおすすめします。
思っているよりやり繰りできることは多いはずですよ。
趣味のすることによるメリットを意識する
仕事に明け暮れることが普通になってしまうと、趣味のことをだんだん意識しなくなります。
疲れが先に出てしまったり、できるのにやらないということが増えるでしょう。
遊んでいたら仕事が遅れる、仕事に支障が出ることを気にして控えることもあるかもしれません。
そんなときは、趣味をしたあとの、自分のコンディションを思い出しましょう。
ポジティブな感情やリフレッシュされた脳が、仕事にも大きな効果を運んでくるのです。
極上のワークライフバランス!趣味を仕事に活かそう!
趣味の時間を持つことは、ビジネスパーソンにとって贅沢な時間ではなく、必要な時間です。
趣味を充実させることも、有効なビジネススキルの一つと言えるでしょう。
ぜひ趣味の時間を軽視することなく、思う存分楽しむ時間を確保してくださいね!
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